Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

明るいポーランド 9 ザコパネの木造建築

2019-11-12 19:41:23 | ヨーロッパ

10月1日 続き

山を下りたのがお昼を回った時間。
目抜き通りにレストランはたくさんあるけれど、観光客でいっぱいの所ははずそうとあまり歩く人のいないKoscieliska通り(ポーランド語は読み方がわからない!)をしばらく行くと
 
期待通り、いい雰囲気の食堂に日替わり定食のメニューが出ている。
山小屋風の店内にお客さんは一人だけ、英語を話す亭主にメニューを説明されていただいたのは
 
いかにも近所で採れたらしいキノコたっぷりにパスタも入ったスープと、豚肉の煮込みにマッシュポテトとサラダの付いた一皿。
どちらも家庭料理っぽいほっとする味付けでとてもおいしくて、この定食24ズロチ(約700円)には大満足。

さて、この通りを歩いてきたのはこの先にザコパネ・スタイルの博物館があるからなのだが
 
たどり着いてみると本館も、さらにしばらく先にある別館も改装中とかで入れない。残念。

ザコパネ・スタイルとはStanisław Witkiewiczと言う人が20世紀初頭にこの地方の伝統的木造建築を家具や雑貨にまで発展させた芸術運動とのこと。
その伝統建築の家がこの通り沿いにはたくさん並んでいて、お昼を食べた食堂にも築100年以上とのパネルがあった。

  
  
  
 
こうして並べるとまるで不動産屋の店先のようだが、どの家もかわいらしくて
 
ベランダなどに凝った模様のある家もあり
 
壁をよく見ると材木の間は縄で埋められているのがわかる。

楽しくお家見学をして、来た道を戻ると途中にこれまたかわいらしい木造の教会がある。
  
 
入り口の天井にあるフェンスのようなものは何なのか、動物などが彫られていて面白い。

 この教会の敷地の奥には墓地があるのだが、入るのにはいくらだったか、入場料がいる。
 
それでも大人から遠足の子供たちまで見学者が結構いて、それと言うのも
  
この墓地にはユニークな墓碑がたくさんあるから。

   
 
後で気が付いたが、ここはロンプラにも紹介されているほどで、確かに見る価値がある。

 帰路もバスを選ぶと今度はこんなミニバスで、座席はほぼ埋まった。
クラクフまでちょうど2時間で到着。

 夕食は昨日市場で買ったキノコのバター炒め。
ポルチーニはやっぱりおいしい!


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コメント (2)
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