Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

明るいポーランド 15 ヴァヴェル城

2019-11-26 18:18:28 | ヨーロッパ

10月4日 続き


マンガ博物館を出たらまた川を渡ってヴァヴェル城へ向かう。
 これは対岸から見たマンガ博物館。

川の両岸はゆったりとした遊歩道になっていていろいろな銅像も並び
 
犬は亡くなったご主人を1年待ち続けたと言うポーランド版ハチ公、城の下の洞窟に住んでいたというドラゴンは時々火を噴く。

お城の下まで来るとなぜか映画関係者の手形のプレートが並んでいて
  
ポーランド人であるアンジェイ・ワイダやロマン・ポランスキーは当然として
 
インドのアミターブ・バッチャンやベネディクト・カンバーバッチもあって楽しい。

 
ヴァヴェル城への入り口は城壁の下をぐるっと回り、坂を上がってようやく門に着く。

 入ってすぐ左手にあるのがヴァヴェル大聖堂。
内部は撮影禁止。というのも歴代の王たちが眠っているからだと思うが、豪華な棺などはともかく、ポーランドの歴史に詳しくない者にはありがたみが少ない。

 
そこでこれは有料(12ズロチ)の塔へ狭い階段を上がっていくと、ポーランドで一番大きいというジグムントの鐘があり

窓からは旧市街方面が良く見えて
 さすがに聖マリア教会の尖塔が目立つ。


大聖堂の前を右手に入っていくとその先は旧王宮。
  
 中庭を囲む優雅なルネサンス風の建物は16世紀に建てられたもの。中を見ることもできるが、ヨーロッパのお城の内部はどこも似たり寄ったりなのでこれはパス。

お城を出て少し北へ向かうと聖ペテロ&パウロ教会と聖アンドリュー教会が並んでいる。
 
聖ペテロ&パウロの方はコンサートの準備中で入れなかったので聖アンドリューの方を覗かせていただくと
 
地味な外観とは裏腹、ここもなかなか豪華な装飾。

と、これでもう教会は十分に見たので、夕食はカジミエシュ地区へ。
 
昨日前を通りかかってフムスの文字に惹かれてやって来たのだが、カジュアルな内部はいくつもの部屋に分かれていて、かなり早い時間にやってきたのでまだ空いていたが、やがて満席になってかなりの人気店の様子。

ユダヤ人地区ではあるが、この店のメニューは友人も自分も大好きな中近東料理。
 
ファラフェルやフムスに付いてくるパンもおいしくて
 
ビーツとチーズのサラダやビーフ・ケバブにも大満足。

 
周りには雰囲気のあるユダヤ料理のレストランもいくつかあったが、メニューを見るとレバーなどを使った料理が多くて、内臓系がダメな友人には所詮ムリだった。
しかし鶏レバーと卵の「ユダヤ風キャビア」とか、アニス風味のガチョウの胃袋とか、ちょっと食べてみたかったかも。


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コメント (4)
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