Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

19年秋の関西 2 京都で懐石ディナー

2019-11-02 12:30:28 | 国内旅行

姫路からはまた新幹線に乗って京都へ移動。

京都での食事は毎度地元のグルメお嬢におまかせ。

今回連れて行ってもらったのは五条にある渋い日本家屋。
 
店名は「杦」これで「せん」、また「すぎ」とも読めるのだそうだ。
 個室もあるようだが、今回通されたのは8名ほどが座れるカウンター席。カウンターの向こうはシンプルの極みですっきりモダン。

何が出るかな~、とワクワク待っていると、まず登場したのはカニの甲羅。
 
その下から現れたのはワタリガニと生うにの飯蒸し。もっと食べたい。

 お椀はノドグロと松茸。松茸の香りもいいが、脂ののったノドグロのおいしいこと!

 お造りはクエ!軽く締めてあるものを塩か塩昆布、わさび醤油をお好みで、と言われるので塩昆布でいただいてみる。こういう食べ方は初めてだったが、甘みが感じられて気に入る。
 お造りはもう一つ、戻りガツオのたたき。カツオはやっぱり戻りガツオがおいしいね。

 焼き物は鴨にイチジク。
しっかり厚みのある鴨はしかしちょっと食べ応えがありすぎて、申し訳ないがのどに詰まらせてしまった。
すでにお腹もだいぶいっぱいになってきたので、この後の牛のしゃぶしゃぶは残念ながらパス。

するとここで八寸が登場。八寸は前菜として初めに出るものだと思っていたが、茶懐石などでは食事の前に出るものなのだそうで。
 秋らしい稲穂などを添えられた下に初めていただく琵琶湖のもろこ。頭からいただいても苦みなどまったくなくて食べやすい。
そしてその上に載っているオレンジ色のものはばちこ。くちことも呼ばれるナマコの卵巣を干したもの、と聞いたことはあるがいただくのはこれも初めて。乾物だと思っていたがこちらのは厚みのある中央が柔らかくて、タラコやカラスミ系の味と言うべきか、おいし~。酒の肴系はなんでもおいしいな、飲まないけど。

 食事はいくつもの選択肢の中からぐじ(甘鯛)ご飯にカラスミを削ってかけたものを。これがおいしくないはずがない。

  
 最後は水菓子と甘いもの、お薄をいただいて大満足。
グルメお嬢の選択に間違いはない。

と、贅沢な食事をいただいた後の宿はぐっとリーズナブルに京都駅八条口から徒歩3分のビジネスホテル。
 
ホテルエクセレンスはイオンモールのすぐ隣。
部屋はベッド1つでいっぱいいっぱい、窓の外は壁で眺望はまったくないけれど
 こんなシンプルな朝食も付いて、週末の京都で1泊9000円はリーズナブル。
次の京都もここに泊まろう。

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コメント
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