Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

明るいポーランド 11 クラクフ民俗博物館

2019-11-18 19:01:52 | ヨーロッパ

10月2日続き

昼食後はトラムに乗って旧市街南側のカジミエシュ地区へ。

 
戦前はユダヤ人が多く住んでいた地域ということで、北側に比べるとぐっと地味な感じの街並みになる。

この地域にやって来た目的は民俗博物館。
 
名前からこじんまりした博物館を想像していたのだが、思いのほか立派な建物でびっくり。
16世紀に建てられた元市庁舎なのだそうだ。

 入館料12ズロチを払って中に入ると
 
1階には花のペイントで最近有名なザリピエ村の民家や
 
山岳地方の家の内部が再現されていてかわいい。

2階へ上がると
 
各地方の民族衣装がずらりと並んで壮観。

 
いかにも民俗博物館らしく農機具など並び、木彫りの熊は実は蜂蜜を採るための養蜂箱。

ポーランドならではの工芸品はこちら。
 
ヨーロッパではよくクリスマスにイエス誕生場面のお人形を並べるが、ポーランドの特にクラクフではこれが独自の進化をして、ショプカという豪華な城のような姿に作られるようになったのだそうだ。

そしてさらに面白いのはこちらの展示。
 
ずらりと並んでいるのはイースター・エッグで、細かい模様が見えるように拡大鏡がレールで動かせるようになっている。
 
ここまで細かい模様のイースターエッグもポーランドならではなのでは。

 
他にも切り絵細工とか木彫りとか、素朴で宗教行事がらみのものが多いが、工芸好きには期待以上に楽しい博物館だった。

ここを出てモストヴァ通りを南へ下るとヴィスワ川に出るが
 
ここにかかるベルナデク神父橋は片側が自転車専用、もう片側は歩行者専用になっていて
 
間にはサーカスのような像がいくつもぶら下がっているのが面白い。

 
  
この橋を渡った先にあった小さなカフェでサイフォンで入れたコーヒーとチーズケーキをいただくと、これがとてもおいしかった。
ポーランドが発祥とも言われるチーズケーキ、結局この1つしか食べずに終わってしまったが、もっと食べ比べてみたかった。

橋をまた渡ってカジミエシュ地区に戻り
  
旧ユダヤ人地区を歩いて行くと

ノヴィ広場に出た。
 この中央の円形の建物にはいくつもザピエカンカ屋が入っていて有名らしいのだが、お昼に食べてしまったのでここはパス。
しかし後から考えるとこれも食べ比べてみればよかった。

歩き疲れたので、この後はアパートに戻って今夜もお家ごはん。
 アンズタケを今夜はスープにしてみたらソテーよりおいしかった。


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コメント
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