5月8日
9時前にモーベンピック・ホテルを出て、徒歩3分のペトラ遺跡入り口へ。
入場料は21ディナール、3000円以上もするのにパンフレットは2人に1冊しかくれず、しかもスペイン語。有名観光地はタカビーだ。
門を入ってしばらくは広々とした参道。早くも小さな遺跡が姿を見せるが、皆立ち止まりもせず先を急ぐ。
やがてシークと呼ばれる渓谷の入り口、両側にはそれらしい格好をした門番が立っている。
幅は馬車が1台通るのがやっと、高さは80メートルもあって両側から覆いかぶさるような岩が実に印象的。ここを1.2キロ歩いてやっとあの有名な遺跡が見えてくる。
ご存知、エル・ハズネ。
43メートルの巨大な遺跡に感動、と言いたいところだが、実際はあまりの観光客の多さに唖然としてしまって、そちらに目が行ってしまう。遺跡も霞む人の多さ。
気を取り直して細部をじっくり眺めてみると
壁面の彫像は風化しているように見えるが、どうやら意図的に削られた様子。その証拠に人物の背後の翼や、柱頭の植物紋様ははっきりしている。
そして中はほとんど装飾もなく、からっぽ。最近になってようやく王の墓だとわかったらしいこの建物、わかっていることはほとんどない。
客待ちのラクダを横目に見ながら先に進めば、山肌はボコボコと墓だらけ。どれもぽっかり口をあけているが、これも中には何もない。これらがすべて墓なら、中身はどうなってしまったのだろう。
遺跡のところどころではベドウィンが、多くは子連れで土産物を売っているが、この人たちはあっさりとあまり商売っ気がないのがよろしい。
さらに進むとローマ風の列柱通りがあるが、柱は立っておらず、先端の凱旋門が残るだけ。
この周りには建物がたくさんあったのだろうが、ほとんどすべて崩れて、結局残ったのは山肌に掘られた墓ばかり、ということらしい。
そんなわけでこの遺跡には凝った細工の装飾などはほとんどなく、ちょっと寂しい。
ナバテアとローマの違いも素人には分からず。
ディテールで一番面白いのはカラフルな岩肌の模様かもしれない。
そうこうしているうちにお昼になった。しかしペトラに関する誰の記事を読んでも食事についてはほとんど触れられていない。これはよほど食べる所がないか、おいしくないか、あるいは両方に違いない、ということで朝、ホテルのビュッフェでサンドイッチを作って持ってきた。
遺跡を一望できる高い所に登ってランチ。
エネルギー補給をして、さらに奥へと進む。
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9時前にモーベンピック・ホテルを出て、徒歩3分のペトラ遺跡入り口へ。
入場料は21ディナール、3000円以上もするのにパンフレットは2人に1冊しかくれず、しかもスペイン語。有名観光地はタカビーだ。
門を入ってしばらくは広々とした参道。早くも小さな遺跡が姿を見せるが、皆立ち止まりもせず先を急ぐ。
やがてシークと呼ばれる渓谷の入り口、両側にはそれらしい格好をした門番が立っている。
幅は馬車が1台通るのがやっと、高さは80メートルもあって両側から覆いかぶさるような岩が実に印象的。ここを1.2キロ歩いてやっとあの有名な遺跡が見えてくる。
ご存知、エル・ハズネ。
43メートルの巨大な遺跡に感動、と言いたいところだが、実際はあまりの観光客の多さに唖然としてしまって、そちらに目が行ってしまう。遺跡も霞む人の多さ。
気を取り直して細部をじっくり眺めてみると
壁面の彫像は風化しているように見えるが、どうやら意図的に削られた様子。その証拠に人物の背後の翼や、柱頭の植物紋様ははっきりしている。
そして中はほとんど装飾もなく、からっぽ。最近になってようやく王の墓だとわかったらしいこの建物、わかっていることはほとんどない。
客待ちのラクダを横目に見ながら先に進めば、山肌はボコボコと墓だらけ。どれもぽっかり口をあけているが、これも中には何もない。これらがすべて墓なら、中身はどうなってしまったのだろう。
遺跡のところどころではベドウィンが、多くは子連れで土産物を売っているが、この人たちはあっさりとあまり商売っ気がないのがよろしい。
さらに進むとローマ風の列柱通りがあるが、柱は立っておらず、先端の凱旋門が残るだけ。
この周りには建物がたくさんあったのだろうが、ほとんどすべて崩れて、結局残ったのは山肌に掘られた墓ばかり、ということらしい。
そんなわけでこの遺跡には凝った細工の装飾などはほとんどなく、ちょっと寂しい。
ナバテアとローマの違いも素人には分からず。
ディテールで一番面白いのはカラフルな岩肌の模様かもしれない。
そうこうしているうちにお昼になった。しかしペトラに関する誰の記事を読んでも食事についてはほとんど触れられていない。これはよほど食べる所がないか、おいしくないか、あるいは両方に違いない、ということで朝、ホテルのビュッフェでサンドイッチを作って持ってきた。
遺跡を一望できる高い所に登ってランチ。
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