Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ラジャスタン横断 1 デリー

2011-01-11 15:40:54 | インド
2010年12月19日から29日 ラジャスタン横断の旅

12月19日

9時間半のフライトでJAL機は予定より早くデリーに到着。

夏に新しくなったインディラ・ガンジー国際空港は噂にたがわず広く、美しくなった。
 入国管理の頭上には大きな手が並び
 トイレの入り口もこのわかりやすさ。

空港でこれから10日間案内をしてもらう運転手の出迎えを受け、すぐに市内のホテルへ。

デリーは今夜の1泊だけなので、中級ホテルのコンノートを選択。
 
ロビーなどしょぼいが、お部屋は十分に清潔。なんと言ってもコンノート・プレイスまで歩いていけるのがありがたい。

というわけで荷物を置いたらすぐに夕飯をとりに外出。
これから先はずっとカレーが続くだろうから、とちょっと違うものを食べに出た。

コンノート・サークルをぐるっとまわって映画館の裏。
  
店先の道路は工事でほじくり返されてほこりっぽいが、このちょっとこぎれいな入り口が目指す Kazam's Kathi Kebab。

入り口を入ると、ファーストフード形式のカウンターの前は人の波。
 
その前の立食テーブルも、奥の食事テーブルも、家族連れや若い人たちでいっぱい。さすがの人気店。

が、ここでめげていてはインドで飯は食えない。
レジの愛想のないおっちゃんにオーダーを告げて金を払い、番号のついたレシートをもらったらメニュー横の電子掲示板に番号が表示されるまで待ち、ついたら品物を取りにいく。
しごく合理的なシステムだ。

そして手に入れたマトンキーマのカティロールとライムソーダ。
 
スパイスがほどよく効いたマトンにたっぷりの玉ねぎが良く合い、ジモティーの真似をしてここに卓上のグリーンのソースをかけてみると、これがコリアンダーソースでさっぱりしてうまい!
まわりをくるむパンはちょっと油ギッシュだけれど、これがおいしいんだな。

インド初上陸で街灯の少ない道路、インド人であふれかえった店内に最初は引き気味だった同行の友人もこれを食べたら安心した様子。
そう、インドはおいしいのだよ。

近くにあった、これも有名らしいミルクシェーク屋も試してみたかったけど、旅は始まったばかり、今夜はおとなしくしておこう。


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インド行き機内で「瞳の奥の秘密」&「悪人」

2011-01-09 01:55:50 | 機内食・映画・美術展
映画つながりで、インド行きJAL機内で見た映画2本。

 東南アジア行きとまったく変わらない肉なしハヤシライスを食べてまず1本目。

「瞳の奥の秘密」

珍しいアルゼンチン映画だけれど、昨年のアカデミー賞外国語映画賞受賞作ということなので選んでみた。
ストーリーは25年前に起きた凄惨な殺人事件を引退した担当判事助手が回想しながら再び追うというミステリー。

犯人は意外に早く見つかるのだけれど、実はここからが本当のミステリー。
犯人をどう自白させるか、刑がどうなるか、そしてその後が結構びっくりする展開。

アルゼンチンの司法制度がよくわからないし、犯人のその後の展開にはおそらく25年前のアルゼンチンの政治状況が反映されていて、それを知っていればもっと納得することができるのだろう。そこいらへんがちょっともどかしい。

俳優達は渋いし、地味な映画だけれど、25年前のことをしつこく追いかける登場人物たちといい、ちょいとロマンチック(?)なエンディングといい、やっぱりラテンだなと思わせるものがあって面白い。


2本目は 「悪人」

この間行った福江島の灯台が登場すると言うので見てみた。

場所は長崎県と言うだけで福江島とはされていないが、後半の重要な舞台でとても印象的。展望台から見たとおり、灯台までのアプローチはすごく大変そうだけれど、これを見たらやっぱり灯台まで行きたくなっちゃうな。

妻夫木くんはいつものさわやか青年とはちがって口もろくにきけない不器用な男になっていたし、深津絵里は狭い社会に閉じ込められた行き遅れた女の焦燥感をうまく演じていた。
しかしこの二人の演技は予想の範囲内。
それよりも妻夫木くんに殺されちゃう女の子がうまい。欲が深くて浅はかな娘が実にリアル。脚本がいいが、女優もいいのだろう。

暗いけれどなかなか見ごたえのある1本。


そうこうしているうちに2回目の食事はお弁当。
 半分はご飯、半分は麺と炭水化物の多いお弁当だけれど、右側のじゃじゃ麺がなかなかおいしく、真ん中にはさまったデザートのちいちゃなシュークリームも中のイチゴクリームがいけている。
JALの弁当、侮るべからず。

やっとインドに到着した。


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「アンストッパブル」

2011-01-08 02:51:58 | 機内食・映画・美術展
仕事の合間に時間ができてしまったので久しぶりに映画館へ脚を運んだ。

TOHOシネマズ 日劇 にて 「アンストッパブル」
2月のJAL機内でも見られるようだが、こういう映画こそ映画館で見ないとね。

ストーリーはものすごく単純。暴走した無人の列車をいかに止めるか。それだけ。

余計な枝葉などつけず、ひたすら線路を走る列車を追うだけという潔さがすばらしい。
結末がわかっていても手に汗握ってしまう、息もつかせぬ暴走の連続なので99分と言うコンパクトさがちょうどいい。

最近一段と貫禄のついてしまったデンゼル・ワシントンは、彼なら絶対に安心と思ってしまうし、新人車掌の生意気さもほどがいい。
列車運行コントロールの面々も地味だが味があってこれまたいい。

スタントはものすごく大変だったろうと思うし、CGもずいぶん使われていると思うが、最近の3D映画のようにCGのためのCGではないので素直に見ることができる。

これぞ正統派ハリウッド娯楽映画。
兄貴に劣らず弟のトニー・スコットも楽しませてくれる。

久しぶりにすかっと面白かった。


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バンコクでエジプト料理

2011-01-05 23:08:34 | 東南アジア
インド旅行へ行く前に、昨年末のバンコクのこと。

東京ではなかなかお目にかかれないアラブ料理、バンコクには結構たくさんあるので出張中に一度は行くのが癖になった。

今回はホテルから徒歩15分ほどのナナまでお散歩。
このエリア、飲み屋がたくさんあり、ちょっと裏道に入るとけばいお姉さんやお姉さんもどきがずらっと並んでいたりしてかなり怪しいのだが、アラブ人街と呼ばれるソイ3/1に入れば大丈夫。
 
イエメンだのペトラだのと並ぶアラブ料理屋はすべてノンアルコールだし、ぞろぞろと黒い衣装の女性客もたくさん来ていて健全なのだ。

並んでいるレストランの中でも一段ときらびやかでにぎわっている店に入ってみる。
  
オープンになっているテラス席では水煙草をふかす濃ゆい顔の人たちがいっぱい。
禁煙になっているエアコン・ルームの方に入るとテレビにはドバイのスポーツイベントの開会式が映っている。
ここは一体どこなんだ。

 お店の名前は「ネフェルティティ」
わかりやすいエジプト料理屋さん。

おなじみのケバブ類が並ぶ中、「エジプト風羊の脚ごはん」と言うメニューがあったのでそれを頼んでみる。
アイスティーなどすすりつつ待つことしばし

これは一家4人前なんじゃないかという大皿盛りのご飯が来てしまった。

長粒米のご飯の上にはバラバラになった羊の脚が乗ってメニュー名に偽りなし。
ただし骨付き肉を期待していたのだが、これは足先の方なので豚足のようにコラーゲン部分ばかりで肉は無く、骨ばかりがゴロゴロと出てくる。
お米は羊の出汁で炊かれておいしく、その下からはトマトソースに浸ったパンまで出てきた。
これもおいしいのだが、いやはやなんともお腹にたまる。

この一皿と一緒にものすごくにんにくの効いたトマトスープというかソースが出てきたが、これをかけて食べるものなのか。
ご飯もその下のパンにも十分に味がついていたし、ニンニクがあまりにも強いのでかけなかったが。

骨をしゃぶり、ご飯をかきこんで奮闘したが、この大皿の3分の1も制覇できずにギブアップ。
申し訳ないとは思ったが、隣のテーブルの若いアラブ人のお兄ちゃん達も注文した料理を大量に残していたのでちょっと安心する。
二人ともアラブ人にしてはとてもスリムだったが、あれだけ残さなければあの体型は維持できなかろう。アラブのおもてなしはてんこ盛りなのだ。

この次はどこの料理を食べに行こうかな。


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枡ざきのお節

2011-01-03 10:51:42 | 食べ歩き

今年のお節は芝大門「枡ざき」さんにお願いした。

大晦日の午後にお店まで取りに行って来年もよろしく、とご挨拶。
こういうのってちょっと常連ぽくて気持ちいいかも。

いただいて帰ったお節は三段重。
 
3、4人前と言うことだが少量多品種。
はじめ見たときはちょっと少ないかなと思ったが、なんのなんの、実際に食べてみたら家族5人でも一度では食べきれない。
なにしろ60品もぎっしりおいしいものが詰まっているのだから。

  
 
しかしお重を美しく撮るのは難しい。こんな写真では枡ざきさんに申し訳ない。

そしておやつは弟が買ってきたモロゾフのチーズケーキ。

これ、うさぎさんがかわいいけど、来年は龍になるのかしら。

おいしいものを食べながら、暖かい部屋で脳みそ溶けそうにくだらないテレビ番組を家族で見るお正月。

日本は今年も平和でめでたい。


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