やっぱり札響は素晴らしい! だからこれからも札響を追い続けよう!そして昨夜は、最も将来が期待されるという若手ヴァイオリニスト中野りなさんの繊細かつ力強い演奏も堪能することかできた一夜だった…。
昨夜、札幌コンサートホールKitaraにおいて「北ガスグループクラシックコンサート」があり、友人たちと一緒に鑑賞しました。
指揮は川瀬賢太郎氏、ヴァイオリン独奏に中野りなさんを迎え、演奏はもちろん札幌交響楽団でした。
昨夜、札幌コンサートホールKitaraにおいて「北ガスグループクラシックコンサート」があり、友人たちと一緒に鑑賞しました。
指揮は川瀬賢太郎氏、ヴァイオリン独奏に中野りなさんを迎え、演奏はもちろん札幌交響楽団でした。

演奏プログラムは次のとおりでした。
〖第一部〗
◆P.チャイコフスキー/バレエ「くるみ割り人形」より‟花のワルツ”
◆P.チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.35
〖第二部〗
◆L.ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調 op.92
私が札響の良さを最も感じるのは、紡ぎ出す音の一体感です。あの50~60名によって紡ぎ出す音が一つの音となって私たちの耳に届けられるところです。弦の一体感はもちろんのことですが、札響と他のアマチュア楽団の違いは管の音に違いが大きいような気がします。
昨夜でいえば、聴き慣れた‟花のワルツ”の出だしのところのホルンの抑えた音がなんとも心地良いのです。そうしたことろがプロの技なのだと思います。弦の音と違い、管の音は一つ一つの楽器が醸し出す音がもろに私たちの耳にまで届きます。それだけに一人一人の技量が問われるように思います。
北海道にはプロの交響楽団は札響しか存在しないので、他のプロの交響楽団と比較することは困難です。一昨年、来札した国内最高峰とも謳われているNHK交響楽団の演奏を聴く機会がありましたが、どうも楽団員の方々がリラックスされて演奏しているように聴こえ、札響の音との比較という意味では確かなことを感ずることができませんでした。
そこで札響が国内の交響楽団の中でどのくらい評価されているのか、ちょっと調べてみました。評価の規準はいろいろとあるようなのですが、昨年2月に公益社団法人日本オーケストラ連盟が「あなたが聴きたいオーケストラ三つを選んでください」という投票を行ったところ、オーケストラ連盟に所属する40団体の内で札響は第10位にランクインしたそうですから、札響の音は国内的にもかなり認められた存在のようです。ですから、私たち道内ファンも札響の音に信頼をおいて良いということのようです。なお、この調査でも第1位は、NHK交響楽団でした。

※ 若きヴァイオリニストの中野りなさん
さて、二曲目は若手ヴァイオリニスト中野りなさんのソロを交えたチャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」です。
中野さんについて私は初耳でしたので、プログラムに記載されていたプロフィールを紹介すると…、
「2004年生まれ。2021年第90回日本音楽コンクール優勝。2022年仙台国際音楽コンクールにおいて、史上最年少の17歳で優勝、及び聴衆賞を受賞し大きな注目を浴びる。以降、主要オーケストラとの共演やリサイタル等、演奏活動をはじめ、現在最も将来が期待される若手ヴァイオリニストとして高い評価を受けている。(後略)」
中野さんのヴァイオリンは、プロフィールで評価されているとおりに、若干20歳とは思えぬ堂々とした演奏、そして繊細で力強い弓さばき(と言うんですか?)に圧倒される思いでした。
聴衆のみなさんの熱狂的な拍手に応え、アンコールとして「Á.ピアソラ/タンゴエチュード第3番」を演奏してくれました。

※ 指揮をとった川瀬賢太郎氏
休憩を挟んで、本コンサートのメイン(?)であるベートヴェンの「交響曲第7番」が演奏されました。
ベートヴェンが9つの交響曲を作曲したことは有名ですが、それらの多くは荘厳で、かつ重厚な感じの音楽が多いように感じますが、第7番はそれらとはやや趣が異なっているように私には思えました。
また当年40歳の川瀬賢太郎氏の若々しい指揮ぶりも魅力でした。
アンコールにはJ.シュトラウス二世のワルツ「春の声」op.410が演奏されました。
それにしても、やはり札響の音は特別です。
これからもできるかぎり(と言いながら定期演奏会には一度も顔を出したことはないのですが…)札響の音を聴く機会を作っていきたいと思っています。
ベートヴェンが9つの交響曲を作曲したことは有名ですが、それらの多くは荘厳で、かつ重厚な感じの音楽が多いように感じますが、第7番はそれらとはやや趣が異なっているように私には思えました。
また当年40歳の川瀬賢太郎氏の若々しい指揮ぶりも魅力でした。
アンコールにはJ.シュトラウス二世のワルツ「春の声」op.410が演奏されました。
それにしても、やはり札響の音は特別です。
これからもできるかぎり(と言いながら定期演奏会には一度も顔を出したことはないのですが…)札響の音を聴く機会を作っていきたいと思っています。
ベートーベンの交響曲、一番好きは7番です。真面目なベートーベンが、かなりリラックスして作曲した?(笑)
4番も、私には適当なバランスある曲に聴こえます(^^;)
ルスツ⛷️に行く前に1日空いていたので、札幌をふらふら歩きました。ただ月曜だったので、円山動物園くらいしか(>_<)
案外良かった。静岡からはいなくなった象が5頭もいて(゚-゚)