天気にやられた「トキめき」

こんばんわ。
「はばたけ・トキめき新潟号」や１８３系「新宿あがつま草津」など、秋臨最大のイベントがあった土日でしたが、まるでテツの行動を嘲笑うかのようなこの天気。
雨ぐらいならまだしも、何と言う暗さだったことでしょう。逆光の難しさもあるので、晴れりゃ良いってモンでもありませんが、ＩＳＯ４００でも開放で１／６０秒しか切れない明るさって言うのは尋常じゃありません。

私のデジカメでは限界を超えていますので、土日共にキャノンＦ－１に登場していただきました。それでも、ちゃんと写っている自信は全くありません。１／１２５秒で２００ｍｍ開放Ｆ２．８。露出計測の結果はこれでも２絞り程度アンダーのようです。

この土日で撮影したデジカメの写真はなんと１枚だけ。しかも鉄道ではなく、Ｆ－１を撮っただけです。したがって、残念ながらこの時点でアップできる写真がありません。
肝心のＦ－１の方もあまりの天気の悪さのためにシャッターを切る気力もなく、撮ったのは２日間でたったの７枚のみ。現像も暫く出来そうにありません。
楽しみにされていた皆様には申し訳ありませんが、１０日間ほどお待ちいただくようになると思います。その頃は「とき」熱も冷めていることでしょうね。

こんな日に７００件を超えるアクセスをいただきありがとうございます。過去ログでも懐かしい写真をたくさんアップしておりますので、左側の検索バーで検索して見ていってくださいませ。

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１８３系1000番代 「とき」 その２ 「トキめかなかった」頃

あまりブログアップしている人が少なかったのが意外でしたが、昨日は臨時特急の「はばたけ・トキめき新潟号」なるものが運転されました。これに１８３系「快速碓氷」や１２系団臨（ヘッドマークが付いたらしいorz）なども運転されましたが、天気が悪かったためか、駅撮りされた方が多いようですね。

さて、「はばたけ・トキめき新潟号」ですが、予想通り「とき」のヘッドマークを掲げての運転となりました。横サボまでは確認しませんでしたが、「はばたけ・トキめき新潟号」という表記はあったのでしょうかね。今日はＦ－１でネガカラーでの撮影。現像は勿論出来ませんので、後日アップとなると思います。（←天気が悪かったので、出来が悪過ぎたらアップしないかも・・・。）

以前、１８３系1000番代の「とき」ネタをアップいたしましたが、今回はヘッドマーク論議もあるので一石投げておきたいと思います。



昭和５２年頃　上野駅にて

まずは文字マーク時代の「とき」です。今まじまじと見ると非常ーにあっさりしたマークですね。でも、私等の年代からすると極当たり前の姿で、このマークを掲出していること自体が特急列車のステータスだと思っていました。
満を持して登場した１８３系1000番代でしたが、１８１系の方がスタイル的にもバリエーション的にもファンが根強く、写真的にもスルーしていたファンが多かったのではないでしょうか？



昭和５７年１１月１３日　東北本線　赤羽～尾久間にて

５３・１０改正でヘッドマークがイラスト化され、トキの絵が入るようになりました。
ベースはかなり暗い緑色で鮮やかさには欠けますが、トキ自体が白い鳥ですので、色合い的にはベストな配色だったと思います。

今回運転された「はばたけ・トキめき新潟号」は、黄緑（きみどり）と言える薄い色だったので、当時を知る、或いは雑誌等で見たことがあるファンからすれば、かなり違和感があったと思います。
しかし、そう簡単に決め付けないで下さい。



昭和５７年１月５日　上越線　八木原～群馬総社間にて

写真はリバーサルからのダイレクトプリントをさらにスキャンしたもので、退色した写真と言うわけではありません。
ヘッドマークがイラスト化された際、多分ですが、１編成だけハッキリ黄緑と言えるヘッドマークを搭載した編成があったのです。写真はバリ順で色が定着してしまっているので、緑が薄ボケたように感じますが、夜間にヘッドマークの行灯が点ると、明らかな黄緑色となります。

私的にも、今回の「はばたけ・トキめき新潟号」のヘッドマークはこれよりも薄い感じはしました。しかし、最大で１４往復中１１往復の運用があった１８３系1000番代の「とき」運用の中で、この黄緑ヘッドマークの列車を捉えることは非常に困難だったのです。
そのことから考えれば、今回の「はばたけ・トキめき新潟号」をマークしただけで一番レアなヘッドマークを捉えることが出来るわけですから、『有難い』と思ってもらってもバチは当たらないですよ（笑）。

今日もあまり天気は良さそうじゃないのですが、少しでも良い条件で撮れることを期待しましょう。

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