やっとブログタイムに漕ぎ着けた。
あれやこれや、取るに足らない雑用をこなしていたら時間がズルズル経った。
ブログタイムは、あっという間に過ぎるのに。
必要に迫られてしている時は、嫌々渋々しているため、時計の針に重りがぶら下がっているかの如く。
好きなことに熱中すると、時計自体がすでにない。
嫌々渋々していた作業の一つに、針仕事がある。
まず、糸が通らない。
なかなか、針穴の中心目掛けて糸が真っ直ぐ突入しない。
もぞもぞモタモタやりながら、釣り愛好家が、丁寧に熱心に一心不乱に釣り針に仕掛けを準備している熱く孤独な姿を想像した。
釣りなら古の中国の漢文か水墨画に出てきそうだが、針仕事は、ステラおばさんのクッキーか、田舎ネズミの童話に出てくるまん丸メガネのおばあさんのようで、温度差を感じる。
て、まったくどうでもいい話を書いている。
さて、今の今まであれを書こうと頭に閃いたコトが、瞬時に今、消えてしまった。
これだからまったく、、、わたしの脳は、点いたり消えたり、弱々しい灯し火である。
雑用に労力や集中力、時間を割くと、あとに何も残っていない情けなさ。
ちなみに、唐突だが、、、
菅田将暉、歌、すごく上手い。
声が良いのは言うまでもなく、音感というか、音のノリ方、捉え方、センス抜群。
映画館で彼の映画は少なくとも二本は観たが、顔良し、ルックス良し、演技力あり、個性あり、、、に加えて更に歌唱力は抜群だ。
いい歳をして菅田将暉にきゃーきゃーいっているのは、昔、姑が、ジュリー(沢田研二)が素敵だと嬉しそうにいっていたのと似たようなものか?
わたしは、決して同じだとは思っていない。
姑のそれは、自然にほとばしる感情ではなく、無理をしているように感じるからだ。
自分は若い世代の音楽や芸能人に熱をあげるぐらいの精神的若さ、情熱、理解力を持っているのだと、周り(わたし)に吹聴したくて、カッコつけているように感じた。
たんにわたしがひねくれているだけという可能性はある。
どこが違うの?と言われそうだ。
だが、少なくとも、わたしは、自分の感性の若さを強調したくて菅田将暉が良いと言っているわけではない。
と、へんに理屈をつけるあたり、何が言いたいんだか、、、
一芸にも二芸にも秀で、天は二物も三物も与えるんだとつくづく思う。
森崎ウィンもすごく歌が上手い。
今日、アルバム?リリースのようでFMラジオで流れていた。
というか、彼を初めて知った時はルックス良すぎでびっくりした。
国籍はミャンマーなら日本に留まるのはもったいないが、スピルバーグ監督の映画にも出たようだけど、いつか観てみたいなあ、、、と。
と、まるで独り言をつらつら、意味もなく。
つらつらついでに、、、
昨日、観た、NHKテレビのファミリーヒストリー。
鶴田真由。
わたしの帰宅時間がずれ込んだため、観たのは途中からで母方ルーツからだった。
まあなんとお嬢様。
あんなに美しいにも加えて、申し分のないお育ち。
しかも自分からは周りには背景や育ちなど、ほとんど話していないようだった。
この人も天は三物も四物も与えている例。
物静かで秘めたる品性。
秘めようにもあれだけ美しく知的だと、外に現れてしまうけれど。
元武士→新撰組→悲惨な最期→次の代では時代を切り拓く先見の明と才能とバイタリティ→成功し財を成す→さらに次の代では頭脳もずば抜けて優秀。仕事も出来て、さらにルックスも良い→次の代にはまたまた素晴らしい→当然、あの鶴田真由に繋がる
何代も何代もずば抜けて秀でた頭脳、仕事、富を継承。
うーん、、、唸るのみ。
細かいコメントは無し。
やはり本当の深窓の令嬢は黙して語らずだと思った。
男子だとしたら?
やはり黙して語らずだろう。
性格もあるのかも知れないが。
ひたすら平伏してしまった。
NHKの取材力、調査力もいやはや感服する。
あの番組は、ときたま、ありゃ?というような、あまりにも何もなくてスベってしまうルーツがあるようだ。
今回は大漁、圧巻だった。
歴史を裏で支える影の活躍者であった新撰組のご先祖様には、ちょっと未解決な謎はあったが、あえて番組では掘り下げなかった。
遺族や子孫への配慮だろう。
やはり美談に仕上げるのが、番組の料理法。
見て見ぬフリをして、美しい部分だけを感嘆、驚愕して眺めるのが、一視聴者としての立ち位置なのかなあと、へんに先回りしてお利口に悟った小学生のように静かに見ている。
しかし、直系の人々はそれぞれにルーツを知り、守っておられる。
それぞれに枝分かれして過去の偉人の偉大なる養分をエネルギー源として引き継いでいるようだ。
そういう時代を生きてきた先祖がいて、今に至る。
次世代へのバトンタッチは?などとはあえて言わない。
過去のルーツを遡るのがコンセプトだから。
過去から現在へ。
しかし、未来に繋がる部分も見たかったが、今はそういう時代ではないのだろう。
いや、鶴田真由の今後の女優以外のジャンルにも先人たちの思いを引き継いでいるものがあるように感じた。
これは番組後に個人的に調べないとわからないことだったが。
彼女もまだまだこれからだから。
今後の活躍に大いに期待したい。
テレビの画面側から勝手に感想を綴る、気楽な一視聴者であるわたし。
一人一人の視聴者がなんなりと感じるものがあれば、番組冥利に尽きると思う。
番組は成功だと言える。
(いきなり上から目線)
NHKをぶっ壊したい人が都知事選に立候補しているが、わたしは東京都民ではないから何の関係もないというものの、やはり大のNHKファンである。
ぶっ壊さないで欲しいと願うばかりだ。