蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

無駄遣い

2020-07-13 | 日々のこと
わたしは、ロバのようになっている。
右肩にズシリと大サイズのエコバック、左肩にドシリと大サイズのエコバック、背中にリュック、右手に中サイズのエコバック、左手にビシャビシャ傘。
大量の物資を両側左右と背に載せて険しい山か砂漠をトボトボ歩くロバのごとく。
バスを降りると雨なのに、こんなに目一杯、重い荷物で手が塞がっていて傘がさせるのか?

今日はスーパー1割引きデーに吸い寄せられ、ポイポイホイホイ買って持てるだけ持つのはいいが、、、。
余計なものもついでに買って、かえって無駄遣いとなる。
生協の宅配を頼んだらよいものを。
なぜか、徒歩でふーふーいいながら買い物。
行きはよいよい、帰りはロバ。

先日、手書きの宛名が書かれたDMが配達された。
今時、手書きというボールペン・アナログ文字が目に留まり、中を開けてみた。
中に入っていたセール告知と割引券に背中を押され、とある店に行った。
割引金額など、たかが知れている。
割引券の百倍のものを買ってしまった。
わたしはタイでエビを釣ってしまった。
店側は、エビでタイを釣った。
大きな痛手となった。
魔がさしたのか?
なぜ、あんなものにお金を使ってしまったのだろう。
まあそういうこともある。
だが、わたしは借金や浪費はしない節約家。
生活や家計が破綻するような買い物はしない。

クレジットカードで支払ったら身分証の提示を要求され、びっくり。
たかだか近所の駅前に行くために持ち歩いていなかったので、後日提示ということになった。
ガードが固い店で客を頭から信用しない点は良い意味では安心材料にはなるが、客側としては不快だった。
持ってきた貴重なものを預かり証一枚と交換に預けて、ひとつも商品を持ち帰っていないのに前払い。
出すだけ出して、帰りは手ぶらで先に支払う。
わたしこそ、店に安心しきれない。
店と客は信頼で成り立っているが、詐欺や盗品売買も行われる殺伐な世の中だから仕方ないのか。
百貨店の外商とは真逆。
信用ならぬ一見さん扱いには、わたしはそんなにみすぼらしい身なり、立ち振る舞いなのかと失望した。
が、街のお店だから仕方ない。
店もおそらく何度か被害に遭い、被害を事前に食い止めたいのだろう。
こちらも店の対応や力量を測るために、まずはお試し程度の取引しかしない。
しかし、たぶん、わたしはあの店には時計の電池交換以外はもう利用しないように思う。

ここ数年、食品や薬、日用品しか買わなかったような気がする。
衣料品でさえ日用品の範囲内。
しかも自分のものはもう要らないので、孫の靴下だったり。
購買意欲ゼロ。消費マインド冷え冷え。

でも、何かに使いたい!と思ったのだろう。
寄付とかではなく。
経済活性化のお役に立てただろうか。
自分を正当化しよう。
たまに自分のための買い物も楽しい。

て、それだけ。

今日は気の抜けたサイダーみたいなスカの内容になった。