枕草子 第二百三十五段 月は有明の
月は、
有明の、東の山際に、細くて出づるほど、いとあはれなり。
月は、
明け方、東の山際に、細い姿を見せるのが、とても情緒があります。
有明の月というのは、日の出の後にも西に残っている下弦の月のことを指します。
少納言さまがここで描写している月は、太陽と競うように東の山に姿を見せる細い月です。おそらく、三日月の頃なのでしょう。
月は、
有明の、東の山際に、細くて出づるほど、いとあはれなり。
月は、
明け方、東の山際に、細い姿を見せるのが、とても情緒があります。
有明の月というのは、日の出の後にも西に残っている下弦の月のことを指します。
少納言さまがここで描写している月は、太陽と競うように東の山に姿を見せる細い月です。おそらく、三日月の頃なのでしょう。
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