都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

天ぷら 鈴(京都 鞍馬口):好みに合わない、独自の上品系だが定食としてまとまりが悪い

2017-12-07 03:59:55 | 食べ歩き

 薄い衣は淀屋橋の新太呂( https://tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27034504/ )が行きつけでおいしいと思う。

 

 こちらは祇園の圓堂出身らしい、11:30の口開けに行くと、ご主人が帰らないからいつできるかわからないと女性のスタッフ。揚げ台の前に陣取る。天ぷらの北山1,470円(海老2本、魚、穴子、野菜2、椎茸海老詰め)にする。

5分ぐらい遅れてバタバタとご主人が帰り、挨拶もなしに揚げ始める。天然の海老は剥いてありパッドに並んでいた。

やおら、ボウルに小麦粉と片栗粉(か浮き粉)を混ぜる、卵水は使わないタイプだが、だまになった粉を手で触るのは如何なものか。

 みぞれおろしの天つゆは軽め、塩はMSGと塩を細かくしたもの。卓上に味塩と瓶詰め山椒、取り放題の柴漬けは市販品でMSGたっぷり。

 海老は2匹でまあまあ。尾っぽに塩がうまい。次は、中羽くらいの鰯に大葉を巻いたもの。癖がある、魚の脂が揚げ油に移るため、普通は揚げない種類だ。椎茸海老詰めは海老が少なく椎茸が小さい。穴子は伝助なのか頭の方が5㎝程。旨味もない。一本揚げと思っていたら落胆。

 野菜の南瓜はとてもおいしい、精進揚げなら良いと思った。

 衣はあっさりで、天つゆもあっさりに柔らか目のご飯はどうもぴんとこない。赤出汁は強めのお味で旨味が薄い、卓上の柴漬けもお惣菜のお味。

 上品と食堂のお味が混在で楽しめない。揚げる順序も手早く、落ち着かない。

 再訪する気は起らない、これなら髙島屋のつな八でごま油のかりかり天ぷらのほうがはっきりと主張がある

コメント
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