都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

アーロン・チェアを修理しました:ハーマン・ミラーの親切な対応だが手間がかかった。

2014-04-15 05:42:26 | 趣味
 買ったすぐに左側のメイン・アームからジリジリ音がしてコキコキ軋む。色々考えたが初期不良らしく修理に出した。流石はハーマン・ミラーで代替の椅子も用意してもらい21日間で修理完了。荷出しと荷受けの再梱包がとても面倒。

 戻ってきたが、今度は左側で後傾から戻る際、ストッパーが前に当たる感じがあり再度出す。綿密な打合の上、今度は「ヤマト運輸のらくらく家財便」で梱包など楽なはずだったが、荷受けはヤマトの混乱か、再梱包などに手伝いが必要なうえ返送にも手間取った。疲れます。

 設計から見直しや改良がないのかブッシュが甘くガタがある設計だ。日本のオカムラなどがそこはかっちりしている。他に類の無い前方ヒンジでおおらかに腰を包む特色があるが、少々のガタやダンピング少なくあたりのきつい動きを寛容できひとでないと向かない。

2回の修理でどうにか満足いく範囲に収まった。製品精度の幅もあり、気になるなら早めの修理がお勧めだ。なお、チルトメカニズム、プレス・フレームと回転部の取りあい、ラチェットの仕組みなど理解が進んだ。

 ゆったり論文が書ける気になる椅子でこれから夏に強いメッシュだ

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こむらさき(熊本 阪神百貨店催事):王様ラーメンは薄くて油ぽく塩っぱい

2014-04-14 05:23:56 | 食べ歩き
 久々に飲食・催事・タイガース・ショップで有名な阪神百貨店で熊本ラーメン。王様ラーメンは850円。麺は固めの細め。スープは豚骨ライトに大量の薄いマー油とニンニクチップが効いているが、出汁が薄く塩っぱいが、旨みがない。MSGやゴマ油の劣化したような臭いもある。苦手だ、インスタントラーメンの味を彷彿させる。
チャーシュー、メンマ、モヤシとキクラゲの繊切がどっさりのる。

 どうにか食べ終えた。麺が細くてスープが薄い桂花ラーメン
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桜と新緑の修学院離宮:息をのむ春の息吹

2014-04-13 05:36:05 | 京都
 参加は30人くらいと多めで、シルバー層の女性が目立つ。案内は2年目で若い男性だがやる気がいまひとつ。ミツバツツジの薄紫、染井吉野の桜色、山桜の葉と白い花、新緑の木々のパステル・カラーに山が彩られる。

隣雲亭から遠くはかすんでハルカスは見えないが、京都タワーがくっきり。山並みの重なりが春の優しさ。空は青く対比する。

浴龍池の護岸の改修は終わったが、工事の部分に芝が張り足されつぎはぎになっていた。桂離宮より北の山でもあり紅葉の花は遅れていた。西浜の桜は山桜が多く、その間に染井吉野が咲くが散り際だった。

 修学院離宮は遠いが、スケールが大きく春の息吹を楽しめる
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麺や紡(大阪 南茨城):比類なき美味さ、食べごたえ、さわやかさが三位一体

2014-04-12 05:27:44 | 食べ歩き
 モノレール乗換駅として利用する阪急京都線の南茨城駅から徒歩10分。工場地区を抜けた14号沿いで自動車の排気ガスと騒音を感じる。
10:30に着くが16人目。11時開店で、11時半頃、始め入店の二人が出てくる。このとき25人後に並んでいる。その頃、外に注文を取りにくる。中でカウンター10席、待ちが3席ある。カウンターに座るとすぐに出てくる。食べ終わったのが12:05であり当初の調理を見込むとて3分/人の流れか。数人連れの学生が多く、カップルは2割くらいで騒がしいこと。ネクタイは見かけない。親子連れもいた。大学生らしいのが多かったが千里あたりの大学とモノレールでつながっているのかもしれない。不思議とmont-bell、ARC'TERYXが多かったのはなぜだろうか。(烏賊京とはえらい違いだ)

 店の中は清潔でショパンのピアノがかかっているのは珍しい。ご主人は若いが職人風、奥様はきびきび気が回り丁寧に立ち回る。11時から15時の4時間だが80食以上は売れる勘定だ。二人の運営でありこれが限界だろう。 外待ちにも軒下に椅子が数脚あるのは親切だ。お値打ち値段で、行列を管理し、短時間で、廃棄なく売りつくす戦略は考えている。作り手が味に集中できるのと売上の見込めるメリットがある。これで評判が上がり、固定客がついて値段を高くすると永福町の大勝軒のモデルになる。

 春の陽気もあり、さっぱり冷たくで淡成つけめん300g(850円)とチャーシュー丼(400円)にする。麺は太目の多加水の全粒粉で美味い。噛みしめと滑らかさ、旨みがある。糸唐辛子、貝割れ、メンマ3本(柔らかい)、炙りチャーシュー1枚(旨みがある)が載る。
つけ汁はさっぱりかつ濃厚で酸味もある素晴らしいもの。なぜか鶏の塊が二つ入るがあまり美味しくないうえ、臭いに違和感がある。チャーシュー丼はタレがかかるが、さらにつけ汁をかけるとうまい。麺がどんどん進む、時々、麺に胡椒や七味を掛け変化をつける。ご飯もどんどん進む。つけ汁を飲み干してしまったのは初めてだ。

 うえまち が水彩としたら、紡はルノアールの油絵の薄い描き方(おつゆ描き)みたいで濃さ、食べごたえ、食後のさっぱり感などが高次でバランスしている職人芸だ。どこか婀娜っぽいのが小粋だ。

 値段は安いが、道のりと行列が長い。今後ますます美味しくなると期待する
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STAP騒動はマスコミと素人が先導:素人の研究者、組織、マスコミの三位一体

2014-04-11 05:35:14 | 世情
 STAP細胞についてシニフィアン(signifiant 記号としての表現)とシニフィエ(signifié 記号の意味するもの)(
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%8B%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%82%B7%E3%83%8B%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A8
)を感じた。
 シニフェはSTAP細胞の有無だが、これは論評を避けている。理研の調査委員会が「ミッションではない」というのにはあきれた。シニフェを追うのは開発者であり研究者ではないともいえる。たとえば新薬を開発する企業は製品としての薬を作るのが目的で論文を書くのが使命ではない。
 シニフィアンとしての論文には陥穽の指摘が多い。また、小保方さんの説明でも重要な画像の取り違え、Natureへの差し替えメールなど研究者の「常識」には欠ける。ここは第三者の評価・判定など公平かつ公正(バイアスを取り除く)が欲しい。それにしても、早稲田の博士論文もコピーが多いというのは呆れた。いくらIntroduction(研究の位置づけ・概要・目的)にしても、ページ稼ぎにしてもやってはいけない。

 世の中の環境(外部性)も問題だ。責任を背負わない論評、マスコミはポピュリズムだ。意見があるなら氏名と学位明記の上、公開質問とすべきだ。Natureに意見投稿するなるなり理研に質問を出すなり正道を行くのが科学だ。

 小保方さんの属する理研も組織として不可解だ。一度は理研として論文を出し、特許も申請しているのに研究者を守らない。挙句の果てには調査委員会とやらが拙速な会見をする。組織として人事育成・管理もなく、経営に課題のある研究者集団というのがその実態ではないか。研究と経営の分離、アメリカのケンブリッジではMITの研究者とハーバードの経営者のコンビがR&D企業で最強だとの評価も聞いた。しかも笹井副センター長の責任の所在も不明確だ。あれだけの論文であり、理研と笹井氏のネームバリューもあって掲載となったはずだ。たとえば、革新的な料理で売り出したレストランにおいてメニューの誤表示や偽装が発生した場合、シェフのみの責任だろうか、店長や企業が責任を負うのは明らかだ。

 今回の騒動は、素人の研究者、組織、マスコミの三位一体効果だ
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群青(大阪 天六):煮干チキンそばは脂・塩・煮干でストロング

2014-04-10 05:10:44 | 食べ歩き
 春の気配で天六に。今度は群青へ、煮干チキンそばの大盛り(250g)700円とメンマ(100円)にする。煮干チキンそばは醤油というより塩味で、塩っぱいためすすれない。煮干のあくどいお味で好みではない。脂も一杯で塩混ぜそばみたいだ。麺は太く旨みがある素晴らしいもの。チャーシューは小ぶりだが固めで旨みがある。メンマは太くうまい。なお、チャーシューのトッピング200円はメニューから消されていた。メンマはお皿に一杯で白葱が散らしてある、東京の べんてん みたいだ、楽しめる。そういえば、太い自家製麺、小汚い、大盛り、ストロングなお味、若者の支持など べんてん に通じるところが多い。

 余りのストロングさ対策にか、白葱の散らし切り、青葱の斜切り、紫スプラウトなどあったが、臭み消しや変化には至っていなかった。

 こってりくっきり厚みのある若者向きのお味だ。今や、あっさりしたストライク軒のストレートが好みに合う
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東山が笑っている:春が本格に

2014-04-09 05:45:18 | 京都
 東山がほわほわしている。若芽の息吹だ。太陽も力が日に日に増す。やっと自転車で走る気になる。テニスではガットの弾力がしなやかだ。

 この季節は鴨川の河原でぼーっと菜の花を見るのが好きだ。できれば、美味しいお弁当とお酒があるともっと良い。ときどき今井食堂まで足を延ばして鯖弁当も良い。

 東山がすだじいで黄色くなるのももうすぐだ。今年は五山の「妙」を描くつもりだ
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ストライク軒(大阪 天六):ストレートのスープはねっとり旨い

2014-04-08 05:58:22 | 食べ歩き
 春の陽気の中 天六に、群青でもよかったが東京風が食べたくてストライク軒のストレートの大盛り(880円)。麺は三河屋製麺で比類なき美味さ。そぎ切りの白ネギが一杯のねっとり粘度が増した透明醤油スープがたまらない。穂先メンマと旨みのあるチャーシュー、鳴戸、海苔は東京ラーメンの矜持

大阪の東京ラーメンとして貴重だ。あびこの閃、うえまちなどカドヤ食堂、きんせいなども大阪醤油ラーメンとして洗練され東京のお味とちょっと違う。

 なお、シンカーは食べたことがない
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春の嵐の翌朝に桂離宮:枝垂桜が散り、紅葉の赤い花が綻ぶ、青石がさわやか

2014-04-07 05:53:10 | 京都
 昨夜は嵐で苔の上に葉が乱れる。ほっこりしているが寒の戻り。土曜で30人と多く外国からのお客様も多い。案内は子谷さん。建物の造詣が深いようだが、40年の歴史と誇るのはいかんな。笑意軒は天井がつながっているという説明があったが欄間が開いているというのが良いのでは。当時、冬は火鉢など局所暖房だった。ご指摘のあった長炉の前の柱に出る木の出っ張りは鈴虫籠などつるしたのでは。滅多にない良い日との案内にあったが、紅葉の花が可憐だ。これから実がなり、竹トンボのように舞い散る。
 笑意軒の横の枝垂桜は盛りを過ぎて名残の花。横にある山桜のさっぱりした花の色と葉の緑と赤が綺麗だ。
 飛び石も青石が磨いたように深い色でしかも潤いがある。石の高低差が際立ち、歩いて楽しい。立石も洗われてすっきりしている。

 ああ、良い日だ

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現場主義の競争戦略(藤本隆宏):東大ものづくり経営研究センター長の著作は、古めかしい

2014-04-06 05:05:30 | マクロ経済
東大ものづくり大学での実地に基づいた現場主義であり経済理論などには沿っていない。知見は:
・日本は「摺合せ」と「作り込み」で「設計の複雑性」が優位、低価格には弱い
・製品とは設計情報が媒体=素材に転写→よく言われる
・京都の花街はシェアダントツでトヨタに似る。不断に異常事象に対応し「流れ」を管理する現場発想
・「良い流れ」、「良い設計」、「良い現場」→「良い経営」も必要では
・「不足の経済」と「協働の解決」の循環で経済変動の乗り切りと技術開発
・中国も賃金上昇、日本の現場が再活性化→何を作るかが課題

さらっと読む、現場改善の入門書

 都市は適度に暗さと雑踏も必要だ
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麺屋はなぶさ(大阪 堺筋本町):味噌はいまひとつ

2014-04-05 05:04:07 | 食べ歩き
 限定の味噌(800円)と小ライス(50円)、味噌のスープは濃く、何かの魚系の出汁だろうか引っかかる味も入っている。味噌に対して出汁が薄く、「味噌味」が前に出ている。麺はいつものより太めだがしなやかで腰が足りない。もやしと春菊数本も頼りない。チャーシューは炙りだが余計、鳥の腿の薄切りもあるがいまひとつ。濃いスープでご飯を食べるとすすみます。

 いつもの塩にチャーメン丼の小が良かった、限定はどうもあわないのが多い
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心斎橋を歩く:チェーン店とカジュアルすぎる雰囲気

2014-04-04 05:41:27 | 都市開発
 久々に心斎橋筋を歩くと、ナショナル・チェーンのドラッグ・ストア、靴、アパレル、飲食で、かつての老舗のしっとりした雰囲気がない。歩く人も若く、しかも態度が大きい方も多くて、「荒れた」感じがする。アメリカ村の影響だろうか、御堂筋に車を停めて集まっているグループもある。
それでも御堂筋や長堀通にはスーパー・ブランドが多い。かつてのヨーロッパ通り(周防町)は、寂れている感じがした。それでも洋食のばらの木と乃呂が健在なのは頼もしいが、心斎橋との交差点は通天閣の串カツの大箱になっている。

しっとりした大人の街がなくなってしまった
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竹(京都 烏丸):たこ焼きは固めも美味しい

2014-04-03 05:11:20 | 食べ歩き
 松原通の商店街のたこ焼き、焼きそば、お好み焼き、ちゃんぽんの名店。ソースは大宮の鉄板28号と同じ蛇の目ソース(ような)でどっぷり塗ってくれるが、なしにして持ち帰り七味と醤油も旨い。

 1個30円で楽しめる。なお、焼きそばも旨い、大盛りがお得だ。ここに比肩するのは二条川端の夢屋だ。夏の夕方など特に良い


 売れ残っている焼き過ぎのたこ焼きも皮がかりかりで一味違う

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綺麗になった阪急梅田駅:あっさり上品で明るく

2014-04-02 05:41:43 | 都市開発
 移転してから40年の阪急梅田駅の中央コンコースはBIGMANという大型テレビと紀伊国屋書店で有名。今回、ベージュを基調に角に透明なガラスをあしらい、天井は四角いモチーフと裏から漏れる光のなど上品かつセンス良く改装している。しかも、照明が明るく、歩きやすい。暗いと雰囲気はあるが、人混みではお互い回避しづらい。呼び物はターミナル・ビル側の横長の大型壁面広告だ。液晶も安くなったと思った。

 阪急三番街も69年の開業以来、90年の改装から二度目の改装だ。ここは要所要所に低い色温度(電球色)を配置し、円形のモチーフで小口にも同じ電球色の照明が小粋だ。今ではテナントも入れ替わりユザワヤや横綱ラーメンも入っているが、大人気のインデアン・カレーや青冥、RON、本みやけなどは健在だ。
 阪急梅田駅の周りでは、薄暗く雑多な界隈に、立ち飲みビンゴヤやカッパ横丁の賑わいがあり好きだ。最近はグランフロントに勤務する方の利用も多いそうだ。
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マリー・フランス(今出川新町):ローレンヌが比類なきうまさ

2014-04-01 05:45:40 | 食べ歩き
 大好きなパン屋。ローレンヌという渦巻のパン・オ・レザンが美味い。売り切れが多いが、あるときは大目に買う。家族にも好評でしかも147円と安く大きい。

 朝、端っこから渦巻に従って食べてゆくと最後はバターやクリームたっぷりの中心になり、とても楽しめる
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