黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

がんばれ草津東高校&滋賀学園。おうみ進学プラザでは駅伝授業。

2012-12-22 08:40:47 | Weblog

明日はいよいよ高校駅伝。「冬の都大路を駆け抜ける」ということで、青春のタスキをつなぎます。高校駅伝では、アフリカから来た「留学生」を柱にして、「こりゃあ勝負になりませんね」というスピードでゴボウ抜きというケースが目立ちました。私、こういう「外国人選手で優勝して高校をPRするぞ」という作戦は嫌いです。外国人排斥!日本の道は日本人だけが走るべきだ!などと言うわけじゃないですよ。「日本で勉強したい」という若者が留学してきて、「ほう。日本の学校には部活動があるのか。私はテニスや水泳はできないけど、走るのは自信があるから陸上部に入ろうかなあ」ということで、それで活躍するのは正しい。「速そうな若者を3人ぐらい探して、日本に送れば大当たりかも…」「速い若者を日本に来させて…ふふふ、これで一気に順位上昇。もしかすると優勝も♪」という「送り出し→受け入れ」というビジネスが成り立っているのじゃないかと疑っています。だって、ケニアやタンザニアの中学生は日本の高校なんか知らないだろう。「ニッポン?それ、何?行って、走るだけでいいの?」というのが実態じゃないか。大人が利用しているように思えて心配。
その1;いかにも不自然な外国人留学生を押し立てて勝っても、全国の視聴者の反感を買うだけですよ。優勝しても「悪役」のイメージが染みつくから、PR作戦としては逆効果じゃなかろうか。
その2;それでも現実に家族の期待を背負って、生活も背負って日本まで来た若者だから、高校ではしっかりとした青春を過ごしてもらえるようにしていただきたい。陸上がきっかけで日本に来て、それで日本語を習得して、日本の文化や社会も理解して、やがては…という結果になれば意味がある。受け入れた学校は、そういう方向で頑張っていただきたい。
その3;男子の滋賀学園、女子の草津東高校の健闘を祈る。昨日は教室で草津東高校の女生徒が黙々と自習していました。「知っている人も走りますか?」「はい」とのこと。彼女は大学受験に向かって塾で勉強、友達は都大路を駆ける。どちらも美しい青春です。今年こそ、滋賀県チームの上位進出を♪
その4;私の故郷・岡山県の女子は強いぞ。エッヘンです。岡山県代表・興譲館高校、がんばれー。
その5;山口先生が「駅伝の沿道に河合塾マナビスの幟(のぼり)を立てましょうか」と思案していた。うん、威勢がヨロシイ。どうなるでしょうか。意外に、山口先生や野田先生、田家先生、小野先生、真下先生、八木先生が背中に幟を背負って選手のそばを走っていたり…河合塾マナビスの幟をつなぐ駅伝…選手のスピードにはついていけませんか。
そして、その6;今日はいくつもの教室で「中3・冬の12時間特訓」を実施。私も出動しますよ。こちらは「チョークをつなぐ駅伝授業」です。生徒諸君&先生たち、長い長い12時間を走り抜くぞ。
写真は青春応援団・河合塾マナビス担当の先生たちです。

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