黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

勘違い?サッカーの日韓戦で問題になった横断幕。

2013-07-30 09:10:56 | Weblog

まず私の「夏休み自由研究」の報告から。
サッカーの日本対韓国の試合で韓国側の応援席に巨大な横断幕が掲げられて、そこには「歴史を忘れた民族に未来は無い」と書かれていた。日本が抗議してウンヌンという問題。
研究1;競技場の長い長い一辺にドドーンと掲げられた巨大サイズの横断幕。個人が作れるサイズじゃないから、応援団が組織的に頑張って作って持って来たものだろう。たぶんマスコミがサポートして「掲げるところを撮影します。これは盛り上がりますよ」という事情じゃなかろうか。政治問題でこの文句と同じ見出しを使った新聞社があったから、その会社か。韓国の新聞社はスポーツ新聞のように景気よく「日本に負けるな!やっつけろー!」と煽り立てます。それが今回は本物のスポーツ、韓国の看板競技のサッカーだから特別に気合いが入ったか。
研究2;ハングルで書かれていて、日本人には読めない。身内向けのパフォーマンスです。そんなに大きな問題でも無かろうと思いますけど。
研究3;「歴史を忘れた民族に未来は無い」という言葉の出典は、日本統治時代の独立運動家で、歴史を研究した申采浩の著作。古代国家・高句麗の英雄の伝記などを著しました。「韓国人は朝鮮半島の歴史をもっと知るべきだ」という立場で、自分たちの祖先を尊敬し、誇りを持とうという主張です。この言葉は日本人向けではなく植民地時代の韓国人に警告したもの。サッカーの試合の応援に、反省的警告的な横断幕というのは似合わないような気がします。日本に向かって使うのは無理があって、韓国サッカー応援団は勘違いしたのじゃないか。ま、応援というのは気合だから、少々の勘違いは気にしないかも。
毎度おなじみの小型日韓トラブルですが、スポーツで揉めているのは平和な証拠。こうして揉めたり、仲直りをしたりしつつも、やっぱり隣国だから大騒動にはなりませんように。
彦根東高校が甲子園へ。伝統校の中の伝統校で、明治になって間もなく創立。元々は彦根藩の藩校で、OBは全国津々浦々に。これは激しく燃えますね。「卒業生は甲子園アルプス席に集合!」で、甲子園で母校を応援して、そのまま「勝った、勝った」と同窓会へ。これはうらやましい。私なんか母校が廃校になってしまって…寂しいです。
彦根東高校の甲子園出場は、特別に作り上げられた野球名門校ではなくてごく普通に高校で野球をやっている生徒たちにとって素晴らしいニュース。甲子園でも頑張れ♪
夏期講習会が進行中。おうみ進学プラザの生徒諸君も文武両道の夏。お手本は彦根東高校です。
写真は夏から登場したハイテク学習システムを駆使する先生たち。そして頑張る生徒たち。
野洲教室、彦根教室、八幡桜宮教室、瀬田教室です。

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