あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

コビスケ、人生最悪の日

2006-02-25 23:40:20 | ペット


この間写した夕焼けの磐梯山


まったく なんてこった!! こう思ってるに違いない。
コビスケは、とうとう病院へ行って『おかま』にされてしまった。

ちょっと可哀相とは思ったが、思いついてペットの主治医に様子を聞くはずだったのが
いつの間にか話をしているうちに、思い立ったが吉日となってしまった。
元々 去勢手術は生後半年くらいが適当とされている。
我が家のコビスケ、元々捨て猫だったので生年月日不明だが
約五ヶ月くらいなものか…?

病院へ行くと体重を計られる…コビスケ、ただ今3kg
落ち着くようにと注射を一本! これは吐き気を催すらしく
出掛けにシコタマ食べてしまったコビスケ、大量に戻した…。
10分ほどで意識が朦朧として来たところで本格的な麻酔注射。

手術用のベッドに尻尾を結わえ付け…これから始まりますが見ていますか?
一瞬迷ったが、飼い主の責任として見せてもらうことにする。

人間の手術と同じ様に手はタワシでしっかりと洗っていたのが印象的だった。

まず バリカンで剃毛、その後剃刀で地肌が見えるくらいまで剃る。
たっぷり消毒をしてメスを握る…。
(その瞬間、ごめんねコビスケ!と心で詫びる。)
切るのは表面ほんの少しで、中を糸で結紮(けっさつ)して切る。
およそ5分にも満たない時間で終わってしまった。

ちょうど水風船が萎んでしまったようで…空っぽになってしまった。

麻酔が切れるまで病院で預かってくれるので、夕方に迎えに行ったら
まだ 覚めきれない様子でおとなしく帰ってきた。
しばらくは私の後を追いかけて、しかたなくエプロンの両端を縛って
カンガルーの袋状にしてそこにコビスケを入れて家事をした。


家に帰ってきたばかりのコビスケ。


去勢のメリットとしては、去勢することによって雄性ホルモンがなくなり
生殖器に関わる病気の発症が少なくなる。
他にはケンカや放浪がなくなり、精神的にも落ち着く…など。
また、スプレー行為(尿マーキング)がなくなり
人と一緒に暮らしていくうえでの問題行動にも効果がある。

デメリットは、去勢手術後の肥満くらいだろうか。

コビスケのような捨て猫を増やさない為にも、自然の摂理に反するようだが致し方ない。

〆て8400円、高いのか安いのかはわからないけど
コビスケのお尻ついた可愛らしいポンポンはなくなってしまった。


コメント (21)
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