あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

年度変わりはいつも値上げが待っている。

2009-04-30 23:26:58 | 介護
今日もいい天気で、遅れがちなpochiko農園の作業に精を出していた。
孫太郎もGWか…旦那さんの実家へでも行ったかな。

「4月1日より介護保険制度改正され利用料が代わります。」の通知。
4月は年度変わりとあって、利用料などの見直しがあり
今回少しだが利用料も値上がりをした。
何がどんなふうに変わるのか…基本料金は同じで
食費も変わらないのだが、サービス提供体制強化加算…って何?
これは職員配置の関係で新たに発生した加算なんだそうな。


カラスノエンドウ 食べられる野草としての有難味がまるでないマメ科の野草。 
先端の若芽と花の部分を摘んで生のまま天ぷらにするとマメ科特有の風味がして美味しい。
花言葉は「小さな恋人達」



これが職員の給与に関連してるのであれば良いのだがなぁ。
その辺りは皆目見当もつかない一般人の私。

それに伴い居宅介護支援事業所も価格改正だとか。
居宅サービス計画作成についてだが、こちらは介護保険制度から全額給付されるらしい。

金額にして少額なのだが、一番困るのは4月中の利用料は5月に一括して支払う事になる。
体系変更に伴い、パソコン処理が間に合わないそうなのだ。
確かに一人一人の情報と新しく加算される情報と
かなりの忙しさには違いと思うのだが。
ディサービスは少額なので何とかなるにしても
ショートステイの方は、一か月に10日とか15日とかになると
それなりの金額になってしまう。


シジミクサ ユキヤナギによく似ていますが八重咲きで、ユキヤナギより遅れて開花する。 
花言葉は「控えめだがかわいらしい」



昨日はディサービスへ出掛けた、ばぁちゃんが請求書を貰って来た。
4月分のディ利用料…5000円弱になるが一括に支払うとなると痛いもんで。
そのうちショートスティの方も来るんだろうなぁ…請求書。

その時に支払ってないのだから仕方ないとは思うのだが
この不況のおり、一括何万円もの支払は痛いなぁ~(~_~;)

と、まぁ 少々愚痴ってしまったが、実はケアマネージャーさんも交代の時期のようで
今度新しく入ったケアマネーじゃさんにも慣れて欲しいのが目的のようだ。
利用の長い順から、ケアマネージャーを交替したらどうかという事になり
もちろん 利用者及び家族の要望重視という事なのだが…。

ケアマネージャーさんの話に寄れば、居宅介護支援事業所の数いる介護者の中で
なんと我が家のばぁちゃん ナント!ベスト8に入るんだそうな@@!
長いですよね~と、ケアマネージャーさんを前に微妙なため息の私。


西洋十二単(アジュガ) 花が幾重にも重なって咲く様子を、昔の女官の衣装に見立てたもの。
花言葉は「心休まる家庭」



そのケアマネージャーさんが初めて担当したのが、うちのばぁちゃんで
出来れば最後までお付き合いしたいです…って、もちろん私も同じ思いだった。
元看護師さんだっただけあって、いろんな助言も役に立ってたし
デイやショートもきっちり取ってくれて…いわゆる使えるケアマネージャーさんなのだ。

新しい人もそれなりに頑張ってくれるとは思うが
それ以上に相性ってもんもあって、果たして新しいケアマネさんはどうなのか?
それはそれで、今までのケアマネージャーさんで続行してもらえるようにお願いをした。

しかし ばぁちゃん ベスト8に入るとは頑張ってるなぁ~^^;


という事で、夕方 枝垂れ葉桜に夕日が沈んで行く風景をUP!




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お供えのグレープフルーツで…。

2009-04-28 22:51:55 | 食べ物 レシピなど
今日の夫は田植えの為の農機具の整備に余念がない。
朝から気忙しげにに家事を済ませて、近くのスーパーへとお買い物へ行き
仏壇の花がすっかり枯れてしまっていたので、食料品調達の際に花も買って
最近サボりがちだった水も取り換え、なんだか仏壇も小奇麗になったような気がした^^

ところがお供えのグレープフルーツ…いつお供えしたっけか。
お彼岸以来ずっとお供えしてたような…(~_~;)
見ればシワッとしてしまい、すっかいり生気は失われている。

バチが当たるな~これは!

新しいものをお供えするとして、このグレープフルーツ食べられないかな?
一応 剥いてみる事にした。


すっかり老人のようにシワシワに…。


ネットで検索した簡単な剥き方! 
上と下をカットしたら、リンゴを剥くような感じでスルスルと!



あとは袋から取り出すだけで…大きなお皿にてんこ盛りのグレープフルーツ♪

おお!! 中身はしっかりジューシーのまんま?
ちょっと端の方がスカスカみたいだけど、4個全部剥いたらかなりあった。
これをそのまんま食べるのも面白みがなくて…いつもの、炊飯器。
いつものって言うよりか、何とかの一つ覚えって感がしないわけでもなく…^^;

常時在庫のホットケーキミックスを取り出し
卵と細かく崩れてしまったグレープフルーツを混ぜ込み
形が崩れなかったものは、内釜に張り付ける。


急に思い立ったのでマーガリンしかなかった…って事で内釜に少し多めに。 
これが出来上がった時に表面がカリッと感になる…はず^^;



ホットケーキミックスにもグレープフルーツをたっぷりと混ぜ込む!

そしてスイッチポン!と出来上がりを待つのみ。


出来上がり想像通りだった…表面カリッと(^^)v

出来上がる間に少し取っておいた砕けてしまったものを
コンデンスミルクとゼラチンで固めてゼリーを作ってみた。


合間に作ったグレープフルーツゼリー。 
大きなボールに作ったので、少し崩してから器に入れてみた。


出来上がりとってもふんわりと、気持ちほろ苦い甘酸っぱさが
妙にマッチして、とっても美味しかったぁ~♪
せっかくのグレープフルーツだもん。
少しくらいシワシワになっても、無駄にせず食べてあげる事。
食料品に対する礼儀だよね(^-^)


という事で、お供えのグレープフルーツ三昧のケーキをUP♪


まわりにはグレープフルーツをシロップで煮たものをトッピングしてみた。



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つるの剛士…浜田省吾を歌う。パートⅡ

2009-04-26 22:47:41 | 浜田省吾
以前にも話題にあげたのだが、羞恥心のつるの剛士さんがカバーアルバムを出した。
その曲の中には、かの浜田省吾氏の曲も入ってるのだが
まぁ 試聴があったら聴いてみても良いかなぁ~ってなくらいにしか思ってなかった。

どうも、発売何週間か前からヘキサゴンで歌う、プリプリのMを聴いてて
かなり聴きたい気持ちがムラムラ…と湧き上がって来て
発売前日には、とうとう息子相手に明日「つるのうた」を買って来る宣言!



そして当日、特に予約なしだって、たっくさん仕入れてるよね~と呑気に構えて
近くのレコードショップへと…かなり ウキウキ気分で出掛けた。
お店に入って、陳列台にはちゃんとコーナーまで出来ていたのだが
現物がない…@@; ま、まぁ 在庫はあるよね~とタカをくくって
店員さんに聞いてみると、予約分しかありません!との返事。

なんだ、チェーン店のあるショップにしてはショボイなぁ…と
別のお店に行ったが、そこも在庫分は完売ですって。
さすがに焦りが生じて来たぞ…買えるんかな~(~_~;)

予約しても時間がかかると言われたけど
聴きたいと思った時に聴かなきゃ! そういう性分な私。
ないと思うと無性に欲しくなって、最初行ったチェーン店のお店で
他のお店に在庫がないかどうか問い合わせてもらったら
500円ほど高くなるがDVD付きのだとあると言う。

どうしようか…DVD邪魔になるわけじゃないけど観ないと思うなぁ。

でも一生懸命に探してくれた店員さんを思うと…思わず買います!!って。
要は店員さんの誠意の対応なんだよね。
嫌な顔もせずに、あっちこっちのチェーン店に電話をしてくれると
こっちも、その誠意に答えたくなる…そういうもんだと思う。
そんなこんなで、ようやく手に入れた「つるのうた」♪

さて! 聴いてみるか…つるの君の浜省を♪



何だかドキドキワクワクで
どんなふうに浜省の「君に会うまでは」を一刀両断してくれたか!
出だしから抑え気味に…なかなか良い感じ♪
歌い方が違うのは仕方のないとして、声質もなかなか
けっこうシットリと歌い込んでいるのではないかと…私的には合格点だった。
っていうか、カバーを歌うって事は、一応アーティストの承諾を取るわけでしょ?
だとしたら、つるの君は省吾様に会えたって事で、握手なんかもしたのかなぁ~ 
と、あらぬ方向へと妄想は膨らむ!!(笑)

他にも知ってる曲も何曲かあり、プリプリのMなんかも良かった♪
杏里の「オリビアを聴きながら」とか斉藤和義「歩いて帰ろう」なんかも
今まで聴いてなかったけど、こうやって聴いてみると
なかなか 良い曲があるものだと…これって、けっこうお得だったみたい(^^)v
今までEXILEのBALLAD BESTを聴いていたけど
今度は、つるの君の「つるのうた」が、当分車の中に流れるに違いない。

省吾さま、ごめんね~~^^;
でも、どんな曲を聴いてても、最後は省吾さまだからね。
いろんな曲を聴くからこそ、省吾の曲の素晴らしさが分かるってもんで…へへ^m^


という事で、鶴の鳥つながりで、我が家にやって来たツバメをUP。




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水芭蕉の花に寄せて

2009-04-24 22:21:50 | 植物
肌寒い、花冷えとでも言うのだろうか…思いがけなくも風は冷たく
庭に咲いたチューリップの花びらも、飛ばされてしまったようで
雌しべの部分だけが、いっそうの肌寒さを覚えるこの頃。

先日まとまった時間が取れない中を縫うように…ちょっとお出掛けしてきた。

去年の春先から、新築の為にばぁちゃんを約半年施設にお願いし
毎週のように自宅から山間の施設まで出向いていた副産物か
いろんなコースを通って、そこで見つけた野草たち。

日勤の夫が出掛けた後に、急いでヒメさまの散歩と家事を終えて
孫太郎もお休みの日に、市内に隣接する美里町にある白鳳山公園へと。
急な上り坂を…新緑に染め始めた景色を眺めながら
目的の源平沼がある駐車場まで一気に車を走らせる。

白鳳山公園とは  こちら!

その駐車場には車が一台ポツンと停まっているだけで
どうも地区の管理センターの車のようで、私が目的の場所へと行く途中
出会った二人連れは手に清掃用品を持っていて
すれ違いざまに挨拶を交わしたが、こうしてあの沼の管理をしているのか
いつもその沼はきれいに整備されていると思っていた。



急な石段を息を切らしながら降りて行くと…見えて来た!
沼とは名ばかりの池と呼んだ方が正しいかもしれない。
木立を仰げばウグイスと名も知らぬ鳥の鳴き声と
木漏れ日の中抑揚を含んだように聞こえる。

心が解放されていくようだ!

そして目的の水芭蕉は…あった! しかも見頃だった。
沼の端々にいくつかずつの株が、新緑色の葉に包まれるような
白い花を覗かせて…去年よりも増えた様な気がする。
何年か後にはこの沼が水芭蕉に覆い尽くされてしまったら
人づての見学客も増えて…そうしたら、この小さな沼も俗化してしまうのだろうか。






出来ればこのままでいて欲しいなぁ…ひっそりと咲いた水芭蕉を前に。

すでにショウジョウバカマの季節は終わってしまったようで
辺りには山吹の黄色い花と、爽やかさを感じさせるスミレの群生と
しかし こういう自然は良いなぁ~追いかけられるような生活を潤してくれるようだ。
 


ひとしきり水芭蕉を眺めて帰途へと来た道を戻る。

途中山の日陰部分に咲き遅れのショウジョウバカマを見つけ
傍に寄ってみると…疲れ切ったようなショウジョウバカマのすぐ脇に
自生の春蘭の花がひっそりと咲いていた。





鑑賞用の蘭に比べれば地味な感じだが、それ以上に可憐さを醸し出している。
作られた美しさに勝るとも劣らない蘭だと思った。

時間にして、ホンの一時間居たか居ないかだったが
一人っきりになれて、野の花を愛でる事はとても精神衛生に貢献!かな、私の場合♪


という事で、水芭蕉の花言葉は「美しい思い出」「変わらぬ美しさ」





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葉桜の鶴ヶ城へと…。

2009-04-22 23:04:49 | 日々雑事
昨日はまったく変な天気で、朝のうちは小雨が降って傘をさしながらのヒメ様の散歩。
しばらくしたら雨も止んで曇り空から日が差し始め…昼間はすっかり晴れとなる。
が、夕方から急な風雨となり、それや夜半まで続いていたようだ。

そんな中ばぁちゃんはショートステイへと夫は日勤で
お休みだった娘と孫太郎と、ちょっと出遅れちゃったけどお花見に行こうと
まぁ どちらかと言えば花より団子の口なので、葉桜だってかまわないかまわない…♪

車を鶴ヶ城内の駐車場へ入れて、孫太郎はベビーカー。
平日とあってか観光客も少なく、お堀沿いの道をハラハラと落ちる桜の花びらに
のんびりと見て歩く事が出来た。


三の丸駐車場から歩いて…見えるのが赤い廊下橋。


橋の左手にはすでに散った桜が、お堀の隅へと風で寄せられている。


いつもは通りすがりが邪魔なくらいの観光客だが…今日は閑散としていた。

桜祭りだった時は、ひしめき合ってたであろう出店も
昨日はなんとなく侘しさを感じるほどで…シルバー人材の人だろうか。
散った花びらの掃除をしていた。

さすがに天守閣の近くへ来ると、やっぱり観光客は多く
きっと 日帰りバス旅行なんだろうなぁ…
県外ナンバーの大型バスが何台も停まっていた。
その多くは中高年が多かったようで、ガイドさんの案内にぞろぞろと…かなりの人数だった。

その頃は日差しも強まって、どことなく湿気を含んだような風が
いっそう蒸し暑さを感じさせていた。


鶴ヶ城をライトアップする照明器具だと思うのだが
会津のキャラクターであるあかべえと天地人の愛の文字が!



桜の花びらの絨毯と、仰げば若葉と残っている花びらと…優しい色合いだね^^


お堀に散った花びらが、風によって一か所に集まり  
ピンクから白へと、美しい流紋…満開の頃じゃ見られない風景かも♪


桜の花はうっすらピンクに若草色が混じったように
強がりではなく、こういう桜もホッとしたような気分で見られるようだ。
頭の中には、今は面影がなくなった…○地真理さんの【若葉のささやき】がリピートしてる(笑)
当時けっこう好きで聴いていたのに、現在の姿は見たくなかったというか…。
今はどうなんだろうなぁ。 けっこうファンだったんだけど。

なんて話をしながら、落ちてくる花びらに…散るさくら 残るさくらも 散るさくら。


という事で、葉桜に立つ鶴ヶ城をUP!





これには後日談があって、今日の新聞に駐車場の傍にある大きな柳の木が
折からの強風に倒れたとニュースになっていた。
その時間の少し前に駐車場から出たのだが、もう少し遅かったと思うとドキドキ…。
幸い駐車場の方ではなく、お堀側に倒れたので被害はなかったそうだが
まったく、トンだニアミスで…遭遇しなくて良かったぁ~~(^^)v



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サテッと! 今年も種蒔きとなる。

2009-04-20 23:21:28 | 日々雑事
このところ、グズついた日が続いていたが
ようやく天気も回復したようで、土曜日から初夏を思わせる陽気が戻って来た。

日曜日は予てから予定していた、会津産コシヒカリの種まきをした。
毎年親戚の家と共同で、約半日がかりで苗箱の枚数にして260枚!
少しでも早く終わられるようにと、朝早くから夫は下準備に余念がなく
私も親戚の人が集まる9時までには、家事と終わらせなくっちゃ!と。

8時に起こして~!と、言っていた息子も起こし
本当に久しぶりに日曜日の朝食が3人揃って…だった。

前日から水に浸しておいた種もみを、ゴザに広げて水の切れも良い感じ。
前もって土を入れておいた苗箱を機械に流すと、いい塩梅に水が落ちてきて
乾いた土をたっぷりと湿らせてくれる。





湿気を十分に吸った苗箱に今度は種もみがパラパラ…と。
女性陣はっても私ともう一人しかいないけど
落ちた種モミが平均に落ちてないところを見つけて補充する係。
これは腰かけてお喋りしながら笑いながらでけっこう楽しい。

落ちた種モミの上に土が被さって出来上がり♪

次の仕事は、出来あがった苗箱を家の前のハウスへと運んで並べる。
これが一番の重労働か…並べ方は拘りの夫の役目。
ハウスの中なので、いくらビニールを開けてあるとは言えサウナ状態だって。






並べた苗箱にシルバーポリトウをかけたら終了~~♪

シルバーポリトウとは保温性が格段に優れ
寒冷地・山間地での水稲育苗のベタ掛け、無加温育苗に最適!
なので、芽が土から顔を出すまでほっぽといてもOK♪

最近は水の管理が楽なように、プール栽培へと移行するお宅が多いのだが
我が家のハウスは二軒分ともなると、プール栽培をするにはちょっと狭くって
苗箱が乾かないように時々散水する従来のやり方しか出来ないのが
残念と言えば残念なのだが…田植えまで水が切れないように
この間、約一か月は長時間の外出は規制されちゃう事になる。

プール栽培とは  ポチっと!


だから毎年GWには遠出した事がなく、せいぜい夕食に外食だとか
近くの農園へ野菜の苗を買いに行くくらいか…つまらないと言えばつまらないのだが
こればっかりは…しかたないなぁ(~_~;)


という事で、お花見は我が家の枝垂れ桜で我慢我慢…ってとこかな。







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菊池さんの事

2009-04-18 23:46:33 | 介護
昔っても、ばぁちゃんが入院してた時なので、たかだか10数年くらい前の事なのだが
折にふれて思い出すのが菊池さん…たぶんそんな苗字だったと思うのだが
ばぁちゃんの入院していた病棟の看護助手として
配膳を手伝ったり、オムツの交換だとか食事介助などしていた。

看護助手とは  ポチっと!

その菊池さんは当時50代も後半か
まぁ 60代にはなってなかったのではないかと思うのだが
小太りといった体格で、物言いもガラガラとした感じだったから
入院したての付き添いをしていた私には、ちょっと苦手な存在ではあった。


今年もたくさんの梨の花が咲いた♪


それも日にちが過ぎれば、なんとなくの人となりが見えてくるもので
一か月を過ぎる頃には、難なく話せたり相談なんかも出来るようになっていた。

その頃 ばぁちゃんと言えば、意識がなかった時期を過ぎて
鼻から管を通しての流動食を取れるようになっていたのだが
自分から飲み込んだりが出来なくて、たぶん退院には管を通したままになるであろうと
鼻からの管の通し方や流動食について覚えてもらわなくっちゃと看護師さんに言われていた。

しかも口の中は水分が入らないと、唾液かなんかが固まって
茶色いものが上あごにびっしりとくっ付いたり、舌苔がついたりする。
その都度爪楊枝のようなもので丁寧に剥がしてみたり、イソジンで口の消毒をしたり…。
そんな事を菊池さんとおしゃべりついでに話すともなく相談をしたら
看護師さんに聞いて、何か食べさせてみれば良いのに…って。

食べる事は脳の刺激にもなるし、唾液が出るので口の中の状態も良くなるはずだと。


我が家に咲いたシャクナゲの花。


そんな事が出来るのか?半信半疑ながら看護師さんに聞いてみれば
鼻に管を通していても食べるのには支障はないので
飲み込みやすいものなら食べさせても良い…って承諾をもらった。

最初はプリンから…でも食べ物とは認識できないようで
しばらく口の中で弄んでいたが、何回かやってるうちに甘味を感じることが出来たのだろうか。
少しずつ…そうスプーンに半分くらいから徐々に増やせる事が出来た。

こういう病院は3か月が目途のようで、2か月も少し過ぎたあたりから
ケースワーカーさんと退院後の事などの面談があったり
肩たたき?そんな治療段階はそろそろ終わりますよ~って声がかかり始める。
その頃には一度にプリンだとかゼリーだとか飲み込みのいいものを
一個ペロリと食べられるようになっていたので
看護師さんに食事を出して欲しいと申し込んだ。


ムスカリの青さが好き!

試しにって事で、最初は重湯やドロドロした食事だったが
一回二回と失敗しては、プリンなどに逆戻りしたり…再度挑戦をして
退院を勧告される頃には、ちゃんと食事も刻み食だが食べられるようになった。

私がいない間も食材を準備しておくと、折を見て菊池さんが食べさせてくれてたり
看護師さん曰く、食事が出来るようになっての退院とは思わなかった…と。
日々の努力の結果ですね。と褒められたが、これも菊池さんが背中を押してくれたからであり
一時期拒食症に陥ったりとかのアクシデントはあったものの
今現在もシッカリ食事だけは取れている。

そのおかげか、未だに床ずれもなく元気でいられるのは
口から食べ物を食べられてるからですよ。って主治医。

そんな菊池さんは、今 お元気でおられたら年のころ70代だろうか…。
街角ですれ違っても分からないだろうけど
今も脳裏にあるのは小太りな体に白いエプロンをつけて
何か大きな声でしゃべってる…そんな姿だった。


という事で、以前自宅近くで見つけたショウビタキをUP♪




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ヒメさま、狼藉をはたらく!

2009-04-16 23:22:23 | ペット
先日行われた地域の川ざらいの時にそれは起こった。

朝の6時集合で、集まる地区民は我が家前に総勢何十人だろうか?
家の近くに、こんなに人が集まるなんて事は年に何回もある事ではなく
小心者のヒメさまには戦々恐々っていうか…けっこう興奮していた様子だ。



普段はこんな大人しげなんだけどなぁ~

川ざらいは我が家の前から、下流に向かって行き
時間にして1時間ほどで終了するのだが、土砂やゴミなどを各箇所に集めておいて
あとでそれを集めるのも忘れてはいけない仕事になっている。

時間にして7時頃か、夫が傷バン取って!と声をかけたので
どうかしたのかと問えば、ヒメさまのボーイフレンドである
ふ~ちゃんパパに噛みついたのだと。

どうも、いつも散歩でふ~ちゃんに会うとじゃれ合ってる二匹なので
ふ~ちゃんパパも勝手知ったるって感じで、繋がれているヒメに手を出した途端に
ガウガウって感じか、指先から少し血が出たようで…夫おおいに焦る。


何か文句でも!!


マ、マズイ事でもやっちゃった??

ヒメって名前が良くなかったか、気位が高く知らない犬には寄らば切るぞ状態で
しかも相手犬が尻尾を振って近づいて…射程距離に入るまで
ヒメは可愛らしく正坐のまんまで、至近距離にに入った奇襲攻撃をかける
大概の犬は、それで度肝を抜かれて戦意喪失となる。


こんな顔をして敵を迎え撃つ。

まったく猟犬特有の気性が激しいヒメさま。
そんな気性の激しい犬には、一言飼い主に声をかけるとか
いくら慣れているとは言っても、他所の家の犬を触る時は要注意!

散歩の時はお互いに飼い主が一緒なので、咄嗟に止められるけど
急に声をかけられて手をかざされたので驚いちゃったのかヒメさま。
って言うか、急に縄張りの中へ入って来たので侵略されたのかと思ったのかも!
柴犬は飼い主以外には警戒心が強い上、縄張り意識が高く…ちょっと甘やかしたかな。

人が一杯で興奮してたからだべ…って気にしないでくれたから良かったけど
ふ~ちゃんパパ、ちゃんと予防接種は受けてるからね、ごめんねごめんね~!!


私 悪くないも~ん…たぶん

と、ここで他所んちの犬を触る場合を調べてみた。(゜▽゜*)b

犬には犬の触り方があって、急に頭の上に手をかざすと
ビックリしたり怖がったりで唸ったり噛みついたりする。

最初は中腰になって、手を下からイヌの顔の前に出してあげて
匂いを嗅がせてみる…そこで、唸られたら触るのは中止した方がいいかも。
次に匂いを嗅いで興味がありそうだったら首輪と顔の間、エラ部分を
ワシワシと掻いてあげたら喜ぶようだ。

因みに人間の歯の見える笑い顔は、犬にとって歯をむき出して怒ってる顔に見えるらしいので
笑いかける時は微笑み程度にしといた方が…(^-^)


という事で…だから、こういう格好を撮るのはヤメテ!って言ったでしょ! byヒメ




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補助椅子を付けた自転車で…。

2009-04-14 23:26:51 | プチドライブ・地域の事
このところの天気の良さに、ようやく歩き始めた孫太郎は外に出たがってばっかり。
抱っこするにもかなりな重さだし、ベビーカーでのお出かけになるのだが
なかなか辺鄙な所なので、ちょいっとお買い物ついで…は無理みたい。
それで先日ホームセンターで自転車の前に置くタイプの補助椅子を買って来て
これでお散歩は、かなり楽ちんだし、孫太郎もご機嫌って感じ♪


昨日はその補助椅子付きの自転車で、近くの運動公園まで行って来た。

そよ吹く風も心地よく…補助椅子の孫太郎も変な楽しみを見けたみたいで
砂利道を走るとガタガタと揺れる。 それに合わせて声を出す。
すると、あ~~~~が、あ”あ”あ”ぁ”~~となるので面白いらしく
一生懸命に声を出すので、私も一緒に声を出して…なんとバカ孫婆か^^;



どうも孫太郎は乗用車よりも大きいトラックだとかバスの方が好きみたいで
通り過ぎるたびに指を指して、ブップと言う。


歩道から小道に入ると脇には川と桜並木。


道路沿いの桜はすでに満開状態だった。

バイパスの歩道から運動公園に入る横道へと、桜並木の小道が続いている。
そこをゆっくりと走れば、桜の花はすでに満開に近く
あ~~ 鶴ヶ城の桜も満開なんだろうなぁ…。



大きな川があって、そこには数羽の鴨がのんびりと泳いで
広場にはたくさんのチューリップ。
こりゃ、家に引き持っているより精神衛生良好かと…。


会津体育館から公園へと、バイバスの下がこんなふうになってるなんて 
出来てからかなりの年数が経つのに初めて知った@@!


その広場からバイパスの下を通って行くと運動公園があり
たくさんの親子連れが、お弁当を広げたり遊具で遊んでいる。
さっそく孫太郎も芝生の上へ解放すると、何度も転びながら
それでも嬉しそうに、前のめりになりながらヨチヨチ歩き。


のんびり~と家族連れの姿が遊具の近くにチラホラと…。


広い池は子供が入っても大丈夫なように浅くなっていた。



いくつかの遊具で遊んで家へ戻る頃、疲れ切った孫太郎は
自転車に揺られながら夢酔い気分…こら! 寝るな!と叱咤激励(笑)

自転車に乗って、こんなふうに走るのは何時振りだったか
子供たちが小さい頃は、前と後ろに補助椅子を付けて
よく買い物なんかに行ったりしていた。
プラス買い物袋に、いったい何十キロの大荷物だったか。
若い頃だから走れたんだなぁ~と思う。

今だったら絶対に無理だな。


という事で、運動公園に咲いた桜の花をUP!!



どうも巷の噂では、鶴ヶ城の桜が満開になったと。
確かに今までの初夏を思わせる天気に、桜も慌てふためいたに違いない。
お花見したいところではあるが、ばぁちゃんと生憎の午後からの雨と
なかなか条件が揃わないなぁ…しかも、この時間にはシッカリ本降りにと
お花見出来ないうちに葉桜となってしまうのだろうか。



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今年も会えたね、白いカタクリの花

2009-04-12 23:43:48 | 植物
あちこちのブログで、カタクリの花が紹介されるたびに気を揉んでいた。
先日 蕾のカタクリの花を見に行って以来…あれからどうなったのか。
もしかして、このところの天気の良さに萎んでしまったとか
見に行きたいなぁ~と思っていた。

なかなか 時間も取れずに補助椅子を付けた自転車で
孫太郎とあっちこっちを遊びまわったり、時間のある時には草むしりをしたり
あぁ…なんと一日が過ぎるの早い事か!

そんな悶々とした日々を送っていたが
先日 ようやく時間が取れてカタクリの花群生地へと行く事が出来た。

天気は上々逸る気持ちを抑え気味に、あの群生地へと
本当はばぁちゃんが行ってる施設から行った方が楽なコースなのだが
どうも気が急いて…ずっと手前の待避所に車を停めて
急な丸太作りの階段を息を切らしながら登って行く。


この高さがけっこう膝に来る(~_~;)


いつもの丸木橋を渡って…。

途中何度か休み一息ついては、頭上の小鳥のさえずりに癒されながら
ようやく辿り着いたカタクリの花群生地。


キクザキイチゲの群生ばっかりで、カタクリの花はまだ早かったようだ。

まぁ 群生地とは言ってもショボイ群生地ではあるのだが
残念ながら、その場所は木々に遮られたような場所にあって
2~3本のカタクリの花を見ただけで、時季的にはまだまだ早かったようだ。
ちょっとガッカリして、以前見た蕾のカタクリの花のあった場所へと移動。


やった!! 真っ盛りじゃん♪





カタクリの花三姉妹ってとこかな。

狭い一角にあるのだが、日当たりの良さに一斉に花びらを引っくり返したように
初夏を思わせる日差しを、なんとも気持ち良さげに受けて
薄紫や濃い紫に交じって…それでも確実の以前よりは増殖している白いカタクリの花。


今にも陽ざしに透きとおってしまいそうな白いカタクリの花。


白と紫のコラボかな♪





また 今年も会えたね…白カタクリの花!

あっちにもこっちにも…ほら 足元にも、それは純白な透明感があって
清楚の言葉通り…色つきのカタクリの花に交る事なく
まるで陽ざしに輝いているようにさえ見えた。

カタクリの花・花言葉は「初恋」「嫉妬」「寂しさに耐える」。



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