あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

ノリスケ本領発揮の季節

2015-03-28 21:55:38 | ペット

ようやく雪も消えて、もう降ってもチラホラで
積もる事はあるまいと思うのだが…4月に入ったら
本格的にpochiko農園活動開始したいのだけど…そんなことを思いながら
晴れの日にはpochiko農園をぐるっと眺めるのが楽しみだったりする。

去年の失敗だとか、今年はこうしようとか
いろいろ構想を練って、野ネズミ対策とか…畑のあちこちには鼠穴ドホドホで
また今年も野ネズミとの飽くなき戦いかとため息をついてみたり。

そんな私の後を付いてくるのはノリスケで
天気がいいと本領発揮で木には登るがな畑は走る回るがな
まあまあ、なんと自然児猫なノリスケ。


畑の中を走り回っているノリスケ


何か見つけたのかな?


ノリ、おいで~と、のしのしと歩いてくる…もったいぶってやがんの!!(笑)

この冬の雪の多さで、クリスマスローズに被せておいた
発泡スチロールの箱が拉げてしまっている。
どんだけの重さだったんだか(◎_◎;)
その箱に潜り込むノリスケ。


微妙に似合ってるのが笑える!

バカと煙は高いとこが好きって言うけど
ノリスケにも当てはまるな(笑)

桃の木に登るノリスケと青空のコントラストの素晴らしいったら!
高いとこであちこちを見まわすのは気持ちいいんだべな~
獲物でもいないか見てるんだべか。
まるで猛禽類…まあ、せいぜいがとこカラスか( *´艸`)


肩あたりの筋肉隆々


慎重に枝から移動する…落っこちるなよ(^_^;)

一昨年の秋遅くにもらわれて来たノリスケは
まだ一歳と半年くらいか、体重は6キロほどになり
顔は丸くなったけど、気持ちは丸っきりのやんちゃ坊主で
サクぼんと良い勝負かもしれない。

なんか、野生の血が騒ぐ…。


狙っていた木から降りる瞬間

しかし、ノリスケはサクぼんは自分より下だと
加護してやらなきゃならない存在だと思っているからか
背中などをむんずと掴まれても、歩行器で轢かれても
はたまたハイハイをノリスケの上を乗り越えて行っても。
強いて言えばご幼少の若君を見守る家臣のように(笑)
怒りもせずに…若、ご無体なって感じ!


ちょっとボケちゃったけど、ハイハイでサクぼんがノリスケを乗り越えていく。


無事にかどうか通過後…されるがまんま!

ノリスケいいヤツだなあ~(*´▽`*)

 

 

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トマトジュースで減塩レシピ サバ大根のトマト煮

2015-03-26 23:26:04 | 食べ物 レシピなど


夜明け前の風景  -キッチンの窓から-


我が家では、よく『駆け込みドクター!』を見る。
なんというか…やっぱり年と共に病気などに対する恐れが多くなっていくからか
うんうん、あるある…とか、妙に納得したり為になったりで
ならば認知に陥らずに、お迎えが来るまで元気でいたいってのは
誰もが思うもんだし!

健康のバロメーターのひとつが「血管年齢」で
普段から血管に負担をかけるいうな生活をしていると
最悪の場合心筋梗塞や脳梗塞などが起こりやすいのだそうだ。

3月15日は「突然死を予防 血管を若返らせるぞSP」で
そんな中で老化した血管を若返らせるって話しで紹介された
血管を若返えさせる食事とは減塩料理で
サバ大根のトマト煮…これならすぐに試せると作ってみた。

大根は雪の中から夫が掘り起こしてくれたものがあったし
鯖も特売品を買って冷凍しといたものがある!
あとはトマトジュースか…これはどこにでも売ってるしと
早速作ってみる事にした。

サバ大根のトマト煮(4人前)の作り方は
大根(500g)を乱切りにし、水(200cc)で、やわらかくなるまで煮る。
大根がやわらかくなったら、そこへ無塩のトマトジュース(200cc)を入れて
ひと煮立ちさせたら、サバ(250g)と醤油(27g)を入れ、しっかりと煮詰める。
最後に生姜汁(小さじ1.5)を回し入れたら完成!

まあ、こんなふうに一応のレシピはあるのだけど
自己流もいいとこで、作る前に正確なレシピを見とけば良かった私( *´艸`)

いっつもやってるように大根を乱切りにして一度茹でておいた。
下茹でしとくとよく味がしみ込むんだよね~
大根が冷めたら、水200ccと無塩トマトジュース200ccの中へ
鯖を適当にカットしたものを一緒にドカッと入れた。


水200ccとトマトジュース200ccドッキング!!


そこへ下茹でした大根と鯖の切り身をドサドサと。

そしてグツグツと、ある程度火が通ったらストーブの上にドンと
しょう油27gと生姜はチューブのしかなかったので
ウニュウニュと絞り入れて、あとはストーブにお任せで
水気が少なくなるまで煮詰めて出来上がり!!

反射式のストーブ、万能調理器かも( *´艸`)


一煮立ちしたら、ストーブの上でコトコト…と。


水分がなくなるくらいまでジックリと煮込んだ


そして出来上がったサバ大根のトマト煮

すみませ~~ん、こんな自己流いい加減な作り方で!( *´艸`)

塩分量は通常3gだが、トマトジュースを使うことで塩分を3分の1の1gに抑えられるらしく
なかなかサッパリといくらでも食べれそう♪
味もそっけもなくて、ただトマトジュースの酸味しか残らないかなと思ったが
以外にもしっかりと味がついてて…なかなかじゃ~~~ん♪

老化は血管からと言われて、血管を若く保てばいつまでも若々しくみえるようだ。
運動や睡眠のほか、食事では、糖分、塩分、脂肪を控え、動脈硬化を防いで
しぶとく好き勝手やりながら、あの婆様いつ逝くんだ?って思われるくらい
元気で長生きしたいな~~欲張りだけど( *´艸`)

 

 

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水温む…と思いきや、またもや吹雪の会津

2015-03-24 13:32:54 | 日々雑事

この春彼岸には、雪の多かった会津にも春日和が訪れて
このまま春突入かと思われた数日だった。
お線香焚きにお客様が来たり、また出かけたりと
何かと忙しい日が続いたけど、暖かい春の日差しに
心まで温まって来るような気がした。

縁側で見つけた蝶は、よく秋に見かけるようなタテハチョウっぽい。
調べてみれば、どうやらヒオドシチョウではないかと。
成虫で越冬するので、早春から見られるとあったが
これしか考えられないけど…本当はなんという蝶なんだろ?

家の脇でまだ雪の残る水たまりで、雀の水浴びが見られた。
寒くはないのか、春日和の日差しに
小さい水たまりは温んでいたのかもしれない。

家の脇をグルッと回って南側へと
庭先には春の花がようやくの温かさに続々と顔を見せている。
クロッカスの花が笑ってる~♪
一番先に咲く花で、これが咲くとようやく春って感じがする。

小さい小さいオオイヌノフグリ
薄紫の可愛らしい花なのにね~
いっつも思う残念なネーミングで、私的には別名の星の瞳かな~
花言葉は「信頼」「神聖」「清らか」「忠実」ですって。

去年の春に庭に下したヒヤシンス。
律儀に顔を出してくれた…何色の花が咲くのか楽しみ!

フキノトウはすでに花が咲いて、もう食べるには遅いかな( *´艸`)
春の日差しに気持ち良さげ♪
つい、この間まで十分に早春の味を楽しませてもらった。

大きな葉っぱのその下に、今年も咲いてくれた
ヒマラヤユキノシタの蕾…ピンク色が春を感じさせるね^^

雑草としてみりゃ腹ただしいヒメオドリコソウだけど
今だけは咲いてうれしい野草の花の一つで
花言葉は愛嬌…だけど、畑に蔓延られちゃ
ご愛嬌では済まない繁殖力なんだよね(^_^;)

はこべ、これも可愛いっちゃ可愛いけど
まあ、今だけは許してしんぜよう!!
その代わりにpochiko農園が始まったら
絶対に排除植物となる(笑)

嬉しい春の便りが続々と…そんなpochiko地方だけど
三寒四温とはよく言ったもので
今日は朝から吹雪状態だなんて…信じられる??

寒さも冬に逆戻りで、せっかくサクぼんが保育園の合間に
pochiko農園で頑張っぺど思ったのにな~
お迎え時間までコタツムリしていた私だったが
たまにはこういう時間も大切だよね~ナンチャッテ( *´艸`)


春彼岸、ずいぶん雪の消えた磐梯山…をUP!

 

 

 

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霧の中を歩く

2015-03-19 23:00:06 | 日々雑事

三寒四温とはよく言ったもので
春が続いたかと思えば、今日は朝からの雨模様。
それにしても一日中霞がかかったように
ぼんやりと遠くには靄。

それでも寒さは和らいでいるので、この雨は雪を融かすのに
大いに役立ちそうな気配だった。


霧の中から日が昇る

最近のヒメの散歩は、大概サクぼんを保育園へ送ってからで
だからか8時半過ぎになる事が多い。
稀によっちゃんが用事があって会社をお休みする時があると
朝早いうちに行けるときがあるのだけど
霧の深い…この日の朝も、早い時間のお散歩タイムだった。


霧の中をヒメとのお散歩!

どこかのおうちの飼い猫が一匹

放射冷却現象のせいか、遠くの景色も見えないくらいの霧で
でも、こういうとこを歩くのは意外と好きだったりする。

っていうか、ハッキリクッキリ見える風景も良いけど
しゃがかかったというか、曇りガラスの向こう側って感じの風景も
なかなかな趣さを感じ…ほら、テレビでもあんまりハッキリクッキリだと
映っている人がアップの時に見えるアラ。
そういうものが見えない方が、より美しさを感じる時ってあるよね( *´艸`)


畑の雪も融け始めている。


霧の風景も捨てたものではなく…。


今年のドカ雪を思わせる、柿の木の枝が折れてる。


柿の木の枝が、まるで血管のよう!

霧の向こう側に見える風景は、なんとなく幻想的というか
見えにくさを通して、想像性が働くというか
余計なものが見えないのもたまには良いもんだと…。


除雪された土の部分が鳥に見えた。

「朝霧は晴れ」と言われるのも、あながちウソではないようで
あのドカ雪から、ここんとこ春日和の日が続いて
まだ雪景色ながらも、ずいぶんと春を感じられるようになった。


地区の枝垂れ桜の蕾が…少しだけ膨らんだように思える。

 

 

 

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ハプニングの誕生日byサクぼん

2015-03-17 22:22:15 | ばあばの保育

春うららかなる先日の日曜日は
サクぼん一歳の誕生日で、一升餅を背負わせようと
前日から餅を搗いたり、当日にはお赤飯にと
何となくバタバタしていた。

幸いなことに先週一週間は、保育園を休むこともなく
平穏無事な誕生日を控えて、あちらのご両親もお呼びして
一緒に祝う事になっていた…のだが。


この日放射冷却現象でピリピリするほどの寒さだった。ーキッチンの窓からー

当日は朝早くから起きてお赤飯を蒸したり
今は炊飯器で簡単に出来るのだけど
我が家の炊飯器は5,5号炊きなので
蒸し器を出して小豆を一杯入れて
なかなかいい出来具合かと自己満足な私。

他にもサラダを作ったりとか煮物だとか
から揚げも揚げたし、そうそうお漬物なんかもね。
事は順調に進み、11時頃になったらあちらのご両親をお迎えに行くって
その間に注文しといたお刺身を取って来て…心ここにあらず。


一升餅を搗いて


出来上がった餅を丸めて12個の小さな丸餅を作る。

 追記 餅は一升搗いて、それを大きいまま丸めて背負わせても良かったのですが
小さく丸めて、前後ろに6個ずつ提げました。
今はギフトショップでも、出来合いの一升餅セットが売られており
可愛いリュックとセットに、やはり小さく丸めた餅が使われているようです。

10時半頃にお刺身を取って来るね~~と
二階にいた息子夫婦とサクぼん
声をかけた途端…バタッっと音がして
さくボンがギャーっと泣き叫んだ。

何事かと思って2階に上がると
よっちゃんに抱っこされてたサクぼんが
キコキコっと動いた隙に、よっちゃんの腕からすり抜けて
フローリングに頭から落っこちた。

大丈夫だべかな~泣いてたし…さすけねえよな。
そう思いながら、とりあえずお刺身だけ取って来ると出かけて
帰って来ると、車がない??
まだ準備も出来てないのに、あちらのご両親をお迎えに行くには早くね??

すると夫がサクぼん、顔色が真っ白になって救急病院さ行ったという話。
正直 私が子守りしてなくて良かったと思った。


片栗粉が落ちないように、一個一個ラップで包んだ。

大丈夫なんだべかな~ 誕生日のお祝い事じゃないな。
そう思いながら、しばらくして息子から連絡があって
すぐに大泣きしたし、様子を見た方が良いって
あんまり小さい子にレントゲンは被爆のおそれがあるんだと。
しかもサクぼん、病院へ着く前に爆睡てしまったって!

まあ、とりあえずはホッとして、病院の帰りにあちらのご両親もお連れして
どうにかサクぼんの一歳のお誕生日を祝う事が出来た。

会は和やかなうちに進み、サクぼんに一生餅を背負わせようと
1歳のお誕生日である「一升餅のお祝い」は、一升餅の一升と
子供のこれからの人生=一生(いっしょう)を掛け
一生食べ物に困らないように…これからの一生が健やかになるようにとの願いを込めて
1歳までの成長を祝うとともに行われるお祝いで
丸い形から、円満な人生を送れるようにとの意味も込められている。

また、子供が一歳の誕生日前後から早く歩き出すのは
早く家を離れるので良くないと考えられていた地域があり
一升餅を背負わせたお子様をわざと転ばせたりするようだ。

ともあれ、一升餅を可愛いリュックにと…ところが、そのリュック
息子夫婦に任せておいたら届かないじゃないの!!
ったく~~ 泥棒を捕らえて縄を綯うって!!
まさにこの事じゃん!!!(一一")

しかたないので、家にあった小さめの風呂敷と
私の大切な省吾さまのバンダナ…袋に入れたまんま使ってなかったんだぜ(~_~;)
それを使って、丸めた一升餅各6個ずつ前後ろに背負わせて
サクぼん、嫌がって泣いて暴れるが…まあ、一通りは済んで
ようやくホッと一息…はあああ 疲れる。

でも…一升餅私が背負わせたかったなあ~
あんなに頑張って餅を搗いて丸めて…。
なのに、あちらのご両親がサッサと背負わせちゃって…ちょっと悲しい。
しかも忙しくって、あんまり写真も撮れなかったし…。

悔しいからあちらのお母さんの顔が写ってるとこカットしちゃった!!"(-""-)"

ばあば心は複雑なのよ。

それでも、当のサクぼんは頭を打っても吐くこともなく
意識がなくなる事もなく、後頭部にうっすらとタンコブひとつ。
それで済んで良かった良かった(*´▽`*)

という事でサクぼん一歳の誕生日はすったもんだの大騒ぎとなり
絶対に忘れられないな~大きくなったら話して聞かそう!!


 

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思いがけないドカ雪とヒヨドリ

2015-03-13 23:21:43 | 野鳥

雪国の会津、3月に雪が降るのは珍しい事ではないのだけど
まさか、50センチ越えの積雪があるとは思ってもみなかった。
前日から降り続けた雪は、休みもせずに降り続けて
よく夜中に降った雪は積もるというけど
ものには限度ってもんがあるじゃないの!


朝起きて庭を見ると、こんもりと綿帽子


どんどんどん…降りしきる雪

朝起きて外を見たら、ようやく春めいてきた庭も真冬状態に逆戻り
三寒四温なんてもんじゃなく…いや、ほんと!!
小屋が…屋根から落ちてきた雪で半分ほど埋まってしまった。

夫は朝4時起きで家の前の除雪作業をしないと会社にも行けやしない
一昨日と昨日と今日と…断続的に降り続いて
いったい、どうなってるの(◎_◎;)

コタツに入って、外を見ればカーテン越しにでもボサボサ雪が見える。

……っと、一瞬黒い影が通って行く。

おっ、何か野鳥が来たなと外を見ればヒヨドリ。
この間の春日和の日に、木の枝にぶら下げておいた仏壇のグレープフルーツに
ずっと、なにも野鳥が来なくて…凍みて腐ったような所を
一生懸命に啄んでいる。


雪の中ヒヨドリがやって来た!

とにかくカメラだカメラだと、ガラス戸の隙間からそっとカメラを向ける。
いつもは気配を察してすぐに飛び立ってしまうヒヨドリだが
この日は降りしきる雪に気配が感じられなかったのか
逃げる素振りも見せずに、あちこちの枝へと飛び移り
時として腐ったようなグレープフルーツを貪っている。


降りしきる雪にご自慢の羽冠にも雪が積もってる。


グレープフルーツを食べるヒヨドリ

ずっと、野鳥が来なくて半分諦めかけていた。
いつもはメジロなどが来てる時に現れて
メジロを追い払い、悠々と餌をもサボるヒヨドリで
ちょっと コイツはあ~と思っていたが
まだメジロが来る時季でもないしまあいいか( *´艸`)


ヒヨドリ ドアップ!!

ヒヨドリはかなり警戒心が強い野鳥のようで
鳴き声は賑やかなのに、なかなか人目につく場所には来てくれないらしく
時季的に食べられる餌も少なくなってきたのだろうか。
顔を出した新芽は雪に覆われて、仕方なしなしってとこかもしれないが
ヒヨドリが間近で見れた事は嬉しい。

 

 

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ブログ

2015-03-11 23:46:57 | 創作

えっと…サクぼんが保育園へ行き始めて
ボーーーーーーっとして考えがまとまらずに
気が抜けてしまったのでしょうかね~~(^▽^;)

なもんで、ちょっと温めていた創作をUPさせていただこうかと。
支離滅裂&稚拙な文章ですけど
暇つぶしにでも読んでいただけたら嬉しいですm(__)m

 

ブログ

私が幼馴染の彼女に会ったのは、ここ数年で3回だけだったけど
とても幸せそうな、ちょっと小太りの彼女に変わりはなかった。
いつも口癖のように忙しくって参っちゃうわって
でも私がいなけりゃ、夜も日も明けないんだからと
とても生き生きしていた笑顔が印象的だった。

次に会ったのは、彼女の夫が亡くなった時で
憔悴はしていたものの、気丈にも私がしっかりしなきゃと
涙をためた目で前を見据えていた凛々しさを感じる横顔が印象的だった。

3度目は、旅行先で偶然にあった彼女だった。

今は遠く離れて住んでいて、息子も結婚をしたの
お嫁さんはとてもいい子でねえ~
孫もいるのよ…私にたいそう懐いてて…話は続くが
どこか、食べた魚の骨が喉の奥に引っかかったような
何となく…どこが?と言われれば返答に困るくらいで
それでも彼女の幸せそうな顔を見ると、ちっぽけな違和感は消え去ってしまった。

ブログを書いてるの…唐突に彼女は言った。

50の手習いってわけじゃないけど、今時パソコンくらいは操作できないと
時代の波に遅れちゃうってもんよ、とクスッと口元に手を当て
パソコンのパの字も知らない私に、今時はね~が3度。

そんな彼女に触発されたわけでもないのだけど
確かに今時はね~とか思いながら、彼女の言葉に毒されちゃった感も拭いきれなかった。
それでも、何とかあちこちを見れるようになったので
彼女に教えてもらった彼女のブログを探し当てるのは造作もない事だった。

旅先で会ってから何年経ったのだろうか、ブログ上の彼女は
相変わらずにふっくらとした、苦労知らずの初老のご婦人って感じだったが
最後に会った時よりかは、少しだけ老けたような気がした。

ブログでは綴られている、昔と同じように忙しいけど幸せだって
夫の残してくれた遺産で悠々自適なというか
子供夫婦と何人かの孫に囲まれ、その孫たちも彼女を慕ってくれ
一緒にお茶した時の写真だとか、食事風景や誕生日のプレゼント
そんなものが彼女のブログに写真として飾られている。

幸せそうじゃないの…そんなことを思いながら
私自身も忙しさに、彼女のブログへと訪れることもなくなり
先日、ふと思いついて久しぶりに彼女のブログを開いた…が
しばらく更新した形跡がなく…いったいどうしたのだろうか?
あんなに毎日のように家族との生活を更新していたのに…。

彼女の居住まいは…。
昔旅先で偶然にあった時に住所とブログのタイトルとURLを書いたメモをもらい
そこから転居してない限り、まだそこに家族に囲まれて
幸せに暮らしているはず…あのメモはどこだっけ?
確か覚えたてのパソコンで、彼女のブログを検索したときに使ったから
パソコンの入っていた箱に取説などと一緒に仕舞っていたかも。

そう思いながら、パソコンの箱の中を見ると
ご丁寧にも取説の間に挟まっていた。

その住所を見て、決して近い場所ではないのだけど
行ってみようって気になったのは、以前感じた喉に引っかかったままの
魚の骨が僅かながら動いたような気がしたからかもしれなかった。

息子とちょっと陰気な嫁と可愛げのなくなった孫と
一人じゃ何もできない夫と…知人の所へ行ってくるからと
2~3日留守にするかもしれないというと、お母さんがいないと困るのだとか
俺の世話は誰がするのだとか…ああ~いい加減私を当てにするのはやめて欲しいものだわ。
平穏無事な生活ながらも、細かい不平や不満があるもので…。

そっか、喉の奥に感じた違和感は、彼女のブログは
強いて言えばショーウィンドウのマネキンが着てる洋服だとか
高級レストランのメニューの見本みたいな
誰もがいつも健康で愛を語らったような生活って考えられる?
実生活を生きてる汚れみたいなものが感じられない…それだ。

あまりにも理想過ぎる。

ともあれブツクサいう家人を尻目に、小さなバッグを一つ
私は特急に乗り込み、彼女のメモ通り海沿いの町へと
小ぢんまりとした駅に降り立ち…ちょっと途方に暮れる。
勢いで来ちゃったけど、急にお伺いして彼女に迷惑にならないだろうか?
彼女が留守なんてことないわよね…あいにく電話番号はないメモを
ギュッと握りしめた。

まあ、近くへだけでも行ってみようか、せっかく来たのだもの
そう思い直して、タクシーに乗り込み住所を言うと
運転手は短い返事をして車を走らせる。

駅から10分ほどの所で、この住所だとこの辺りなんですけど
どうもお目当ての家が見つからないのですよ。
どうします?との運転手の問いに、いちおう降りて散策をしてみる気になったのは
帰りに電車の時間がたっぷりとあったからだった。

ぽつんと取り残されたような住宅街の一角で
はて、どうしたもんかと番地を見ながら、何軒かのお宅の前を通り過ぎ
ちょうど玄関先の路地にいた年の頃も同じくらいの女性に聞いてみる事にした。

幸いなことに彼女に事をご存じで、昔は近所だったのだが
今はちょっと離れた老人施設にいるのだと教えてくれた。
彼女は息子夫婦と孫と楽しく生活しているものとばっかり思っていたが
夫に先立たれた彼女は息子一家との折り合いも良くなく
結局 息子一家は転勤とともに出て行ってしまい
それ以来姿を見るこちはなかったのだそうだ。

家の中に取り残された彼女は、やがて認知症を発症し
地区の民生員の方が手を尽くして息子との連絡を取ったのだが
戻ることもなく…郊外にある老人施設へと
それ以来彼女を訪ねる誰かもなくて…。
おしゃべり好きなご近所だった女性に聞いた概要であった。

どうしようか…彼女のいる老人施設は、そう遠い所ではない。
迷ったけど、思い切って行ってみる事にした。
町はずれの小高い丘の上にポツンと平屋の真新しい施設があって
入ってみようかどうしようか、本当はこのまま帰った方が良いのかもしれない。

何となく心が重く警鐘を鳴らしているような気がする。

しばらく施設の前で迷っていたけど、思い切って玄関のドアに手をかけた。
本当にお節介だわ、私…。
受付に古い友人だと記入して、入り口からは開けられ
内部からは開けられないドアを開けて行くと
たくさんの利用者さんが、思い思いに椅子に腰かけたり
テーブルで何やらおしぼりのようなものを畳んだり…。

彼女はどこにいるのかしら?
職員さんに聞けば、訪ねる人もないというかの人は
一つの部屋に窓に向かって外を眺めている。

声をかけようか…そう思った時に、彼女のつぶやきが聞こえた。

とっても優しいお嫁さんでね
孫たちもおばあちゃんおばあちゃんと慕ってくれてて
誕生日にはプレゼント、母の日と敬老の日とご馳走でね。
あらあら、私はどっちに属するのかしらね~
幸せそうに…髪の毛は白髪で短くて
ちょっとくたびれたようなパジャマ姿…認知症なのですよ。
案内してくれた職員さんが教えてくれた。

いつも同じような事を呟いているのだという。
幸せだった頃なのか、彼女の願望なのか…。
声はかけないで家へ帰ろうと思った。

彼女の世界の中で彼女の作りだした幸せの中にいるのが
彼女の為なのだと…悲しいけど。
静かに職員さんにお礼を言って施設を後にした。

黙ったまま駅へと戻り、家へ帰る電車に揺られながら
幸せだけの人生なんてもんはありはしない
生活しているうえでの不平があったり不満があったりするもので
おそらく何もなく平穏無事な生活は成り立たないのではないだろうか。
そんな中でも、ちょっとした安らぎだったり感謝の気持ちがあったり
思いやりだとか…パンドラの箱の最後に残っていた希望のように
そういうものがあるからこそ、他人同士が集まっての生活も成り立つのではないか。

なんだか、自分でも意味不明だけど
駅に着いたら何かしらお土産とか買って帰ろうと思った。

 

 

 

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福寿草が咲いた♪

2015-03-08 21:18:12 | 日々雑事

遅ればせながらようやく春めいて来た会津
足元の些細な変化にも気づかずに過ごした数日間。
どうやら、サクぼんのノロウイルスも盛りを越えて
ほとんど症状も見られなくなった。

しかし、まだ風邪の症状が残っており
時には咳込んで、時には鼻水がズルズルと…なかなかしぶといもんだと
それでもゲリピーとゲポが治まったのにはホッとさせられる。

春日和が続いて、気が付けば足元から春は密やかに忍び寄り
庭の雪もずいぶんと消えた。

ポカポカ天気にサクぼんを毛布に包んで日向ぼっこ。
暖かい陽射しが、体中をほんわかと温めていく。
何気なく見た庭の隅っこに福寿草。
今年も顔を見せてくれたんだ。


サクぼんとお庭で日向ぼっこ♪


福寿草 見っけ(*´▽`*)

なんだか、ありがとね~ そんな気持ちにさせられる。

昔…っても、そんなに昔ではないけど
そう、ばあちゃんが元気だったころに顔を出していた福寿草。
あれからジッと土の中で息をこらして
日の目のあたるのを待っていたかのように
去年から、また咲きはじめた福寿草が
サクぼん 元気かな?って顔を出してくれたような
そんな思い込みだけど…それだけでも、なんだか嬉しい。


雪を被った福寿草①


雪を被った福寿草②

僅かながらでも春の兆しはとても優しくて
どんな状況にあろうと、必ず春は巡って来るもので
少しずつ日常が戻って来た。

という事で、ご心配いただいたサクぼんのノロウィルスも終息を迎えて
小児科の診察によれば、来週から保育園へ行っても大丈夫って
でも、また泣くんだろうな~ 慣れるまで( *´艸`)


ブログの方もボチボチと更新していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

 

 

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一難去ってまた一難

2015-03-03 23:57:57 | ばあばの保育

南に向いてる窓際のハイビスカスの花が咲いた!

まったく次から次へと、いったい何だってんだ??と思いたくなるくらい。
先日にアデノウィルスに感染したサクぼん。
小児科の先生に治った!!とのお墨付きをいただき
ようやく保育園へ通い始めたばっかりだというのに
はあ~ なんてこったい!!

先日の土曜日の深夜に、突然吐いたサクぼん。
慌てて救急病院へと行くことになったのだが
診察結果、突然に吐くのはよくあるのだそうな。

もしも具合が悪くなるようだったら
日曜当番医へ連れて行くつもりでいたが
特に変わりもなく、ちょっと鼻水と咳が…風邪ぶり返しちゃったかな。
熱もないしと軽く考えていた。

それでも、いつもの小児科で診てもらってくださいと
よっちゃんに頼まれて…私の歯医者の予約があったのだけど
急きょ変更してもらい、小児科へと。

保育園にお休みの電話を入れたのだが
どうも完治はしてるようだがノロウイルスに感染したいた子がいたようで
完治しても、まだいくらかは菌が残っているらしい。
それで感染した可能性があるかもしれないので便を調べてもらって欲しいと言われる。

んな事言ったって、そんなに好きな時に出るものではなく
便もなかったので、咳と痰、鼻水の薬をもらって帰って来た。
まだ9時半頃だったのだが、眠そうなサクぼん。
おぶってあげたら即効にダウンでお昼過ぎまで寝ていたので
お昼ご飯は一時頃になって…ありゃりゃ?
ズボンまで汚れるゲリピーで、慌てて小児科へ電話。

この日、二回目の小児科!

オムツをビニールの袋に入れて持って行き
調べてもらった結果陽性…しっかりとノロウイルスに感染していた。
それからは吐くわ、出るわで上と下から大わらわ!!
ノロウィルスなんて聞いたことはあっても
見た事も食べた事もなかった我が家。

なんだかな~ うちもとうとうノロウイルスかと
妙に感慨深げに…なんて、感慨に浸ってる場合ではなく
今度は息子夫婦に感染!

サクぼんだけならまだしも、息子夫婦までもかい!!

ゲリピーとゲポの後始末まみれで…サクぼんをおぶっての家事は少々キツイ。
とりあえず手洗いだけはコマメに、塩素系の漂白剤を入れて洗濯をして
陽射しの暖かい時には窓を開けて空気中のノロウイルスを追い出すべく
掃除機をかけてると背中でサクぼんがヒャーヒャー喜んで…はぁぁぁ。
しかもおぶってる最中にゲリピーとかゲポされないかと冷や冷やし
どうして私が感染しないか不思議なくらい。

そういや、夫も感染してなく老人パワー恐るべし!
でも今は健在だけど、いつ気持ち悪くなるのか?
いつゲリピーになるのか、ちょっとドキドキ気分を味わっている。


という事で、なんとか落ち着くまでブログをお休みさせていただきます。
いただいたコメントへのお返事と、皆様の所へお伺いするのは
少し遅くなると思いますが、かならずお伺いいたします。

コメント欄は閉じさせていただいております。

 

 

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初めて聞いたアデノウィルス感染症

2015-03-01 22:34:32 | ばあばの保育

今日から3月、雪深かった会津にも
そろそろ春の兆しが見え隠れしても良い頃なのだが
なかなか、しぶとい雪景色…それでも、ずいぶん雪は減った。


朝の風景 -キッチンの窓から-

この2月は、なんと忙しい日が続いたことか。
なんといってもサクぼんが保育園へ通い始めた事で
朝はバタバタと、それでも保育園へ行っている間は
ちょっと一休みも出来るようになった。

まあ、相変わらずに置いてくるときには泣かれるのだけど
帰りのお迎えの時間も、顔を見たら泣いていたサクぼん
少しずつ泣かない日もあったりで、成長の証が見られる。

集団生活になってよい事もあったが
風邪のウィルスをもらって来たりで
何度も小児科へ通った。

先日も農業所得市県民税の申告が無事に終わった日
ほっと一息つく間もなく、保育園からの電話で
さくボンが熱を出したので迎えに来てほしいとの事!
朝は平熱だったのに…とりあえず、よっちゃんに連絡して
保育園からまっすぐに小児科へ連れて行くことにした。


お父さんの足に乗っかって、あんよあんよするサクぼん


じいじに絵本を読んでもらってる。

確かに今まで風邪を引いてて、熱はないものの
鼻水がなかなか止まらなかったが、そのうちに止まるだろうと思っていた。
しかし、熱が38度以上もあったんじゃ、ただ事ではないぞと。

病院へ連れて行くと、小児科の医師が
風邪のウイルスを調べるために
喉の奥に長い綿棒を入れ…サクぼんガン泣きで
検査の結果が出るまでしばらく待つことになり
結果を聞くと、アデノウィルスが原因である事が分かった。

なんじゃ? そのアデノウィルスっちゃ?
初めて聞いた名前で、医師が渡した用紙を見れば
けっこう悪質なウィルスのようで、風邪のウィルスのひとつで
熱が高くなったり下がったりで、しばらく続くのが特徴らしい。


初めて聞いたアデノウィルス!

よく聞くプール熱。
目が赤くなってくると、こういう病名になるのだと
しかも感染力の強いウィルスで、特効薬がなく
ただ風邪の症状を和らげる薬しかないのだそうだ。

しかも! 悪質な事に免疫が付きにくく
何度でも感染、特効薬もないので
自力で治すしかないと言われて来た。

滲出性扁桃腺が見られて、喉の奥に白いぶつぶつが出来
まさにサクぼんの喉の奥はそんな状態だった。
そのうえ、アデノウィルスのおかげで
滲出性中耳炎まで併発し、耳鼻科通院が増える。


サクぼんの喉は、この絵のようになっていたらしい!

アデノウィルス 詳しくはこちら  ぽちっと!!

そんなウィルスがあるとは、今の今まで知らなかった!
感染力が強いので、熱が下がって2日たたないと保育園へは行けない。
園に電話をしたら、家族でかかってる人はいないですか?って
んなもん、うちじゃ誰もかかっとらんわい!!
って事は、やっぱり保育園からもらって来たんだよな(~_~;)

サクぼん38,9分まで出てぐったりとして
かなりつらそうだけど、それでもシッカリと食事は食べてくれた為か
5日ほど続く高熱が3日で納まり、小児科の先生にビックリされた。
中耳炎の方も少しずつ治りつつあり、今度の火曜日に行ったら
完治かな~とも言われている。


サクちゃん、おばあちゃんに叱られるよ!と言いたげなノリスケ

当分風邪ウィルス症候群には、大人しくしてほしいものだが
ロンブー敦も感染…子供に限らない大人でも感染アデノウィルスの危険性 !!
アデノウィルスによる結膜炎でダウンしたそうだ
子供に多くみられ別名プール熱とも呼ばれるのもアデノウィルスが原因で
大人にも感染して苦しむ場合もある…という事らしい。

もしも、風邪を引かれても単なる風邪だとは思わず
高熱などが続く場合アデノウィルスを疑がった方が良いかも!!
まあ、アデノウィルスの特効薬がないって以上
自力で治すしかないのだけど。


という事で、2月最後の夕暮れをUP!

 

 

コメント (30)
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