あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

『ロード』コビ編

2006-10-30 23:46:40 | ペット
ちょうど一年前に この道を通った夜…

THE 虎舞流の『ロード』という曲の一節で、私の好きな曲だ。
いつもいつも浜省だけを聞いているのではない。

そう、ちょうど一年前の今日、とあるコンビニで
今日のように小春日和な日ではなく、冷たい小雨の降る夜だった。

夕食も始まるかと思われる時間に鳴った一本の電話。
それは息子からで、猫を拾ったとの話。
飼っても言いかと言われて、一応家長である夫に電話を託した。

息子と息子の彼女、そして彼女の姉夫婦の手前返事に窮すると
お母さん聞けと、電話が私に戻ってきてしまった。
(ったぐ! 面倒な事は、すぐに私に押し付ける!)
取りあえず雨も降っている事だし連れてくるようにと
それが我が家の一員となってしまったコビだ。

一年前のコビ ここをポチッと! 

あれから一年が経ってしまったとは早いものだ。

風邪を引いたと病院へ行き
年頃になったと大事な○○を取られてしまったが
相変わらずにパワフルなコビ。

捨てられていた時は、どの位経っていたのか想像もつかないが
我が家に来て一年、猫の年齢換算法で調べたら二十歳の若者だった。
 
不思議な事に、最初弱々しかったコビも
暫くすると昔から住み着いていたように我がもの顔で家中を闊歩
ストーブの前や夫の座椅子の席はコビに追い払われてしまったポチコ。

小さい時から柴のヒメと遊び半兄弟のような生活を送る。
だから今になっても散歩へ行くヒメの後を
燻くさい顔で追いかけてくる、それはヒメの体が倍以上になっても続いている。

普段の仮の姿は、情けないような眠たげな弱々しさを強調している。
なかなかの役者やのう~~!!コビ。
が、ひとたび獲物を見つけるや否や豹変する。

召し取った獲物は数知れず、ネズミから始まりセミやカエル…またはムクドリ
コウモリやモグラなど、我々が普段眼にする事もない獲物もあった。
ヒメについて散歩の時に、数羽のカラスにまで立ち向かっていくヤツだ。
何と言っても一番なのはヘビとの格闘『龍虎の戦い』で
もちろん虎のコビスケの大勝利だった。。。

この間は一時間の間にネズミを2匹。
その度に私にホウキで追いかけられ
しかたなしなし獲物を咥えて外に出て行く。

そんな毎日にドタバタ劇を繰り返し
これからもお騒がせpochiko家のロードをばく進していくのだろうな。
相変わらず私に目クソ鼻クソを取ってもらっているのだが…。

という事でコビ極めつけの写真をUP!



何処へでも潜り込みたいコビスケ…息子のジャンバーの袖口に潜り込んで恍惚~~~!!!


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「雨ニモマケズ」

2006-10-29 23:44:37 | ひとりごと

雨にも負けず 風にも負けず…いや、時として負けるときあり!

雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持ちながらも
雪の降る日はコタツムリ、暑い夏には扇風機を独り占めし…。
(pochiko家にはエアコンなるものがない。隙間風の家に年中猫が出入りするからだ^^;)

慾も少しはあり、時として怒りまくり…いつもギャハハ笑いをしている。

一日に三食しっかりと、お菓子はデザートと称し
一人でこっそりと食べたりもする。
良いよね! 我が家の男性は酒もタバコも嗜むのだから…と言い訳をしつつ。

自分優先に考え、人の話をよく聞きもせず
聞いてもすぐに忘れ、年のせいだと誤魔化す。

広い田んぼの見える地区の片隅に住み着き
築40年余りの青いトタン屋根の家で
新潟に浜省が来れば、高速をぶっ飛ばして…。
時には山間の老人施設まで、拒食症に陥ったばぁちゃんの所へ行ったりもする。
南へ北へ…制限時間2時間弱のプチドライブなどを楽しむ。

pochiko農園を拠点とし、いつもデジカメを持ち歩き
林家パー子の如く写真を撮りまくり
日々農作業と介護と浜省の曲を聴き、たまに介護の手抜きなどもし
ポチコとコビとヒメ…その他ウサギ・小鳥の皆さんの世話をして
日がな一日を過ごす、そんなpochiko。

特に褒められる事もなく
かと言ってでくのぼう…とは言われてはいないと思うが?
これからの人生は、飄々と…そんなふうに生きていきたいなぁ。


<<今日の一枚>>



小菊に止まるキタテハをUP
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里芋を掘ってみた。

2006-10-28 23:51:08 | pochiko農園

気持ちの良い日というのは、今日のような日の事なのだろうか。
寒くもなくかと言って暑いわけでもない
風も凪いで、穏やかな一日だった。

夜勤の夫に代わって、ヒメと朝の散歩は心地よい清々しさだった。
こういう日が本当に小春日和とでも言うのだろうと
ちょっと空を見上げれば、高い木のてっぺんに鷹だろうか?つがいで止まっていた。




このところサボりがちだった家の前のpochiko農園。

今日は里芋を掘ってみた。
春に植えて約半年…あの里芋はシッカリと育ってくれただろうか。
茎を切り落としマルチを剥がして、里芋の周りから鍬を入れてみる。
ガッチリと大地に根を張り、掘り起こされて堪るかと言っているようだ。



周りを掘って、いよいよ里芋の一株があらわになり
結構育っているようだと、周りの土を払い落としながら
一個二個と、株から外していく。






何を作ろうか…そんな事を考えながら
芋汁にしようか、煮っ転がしも捨てがたいな
我が家の子供達は、意外と里芋の煮っ転がしが好きで…。

口元では山口百恵さんの『コスモス』がリピートして
のんびりと時は流れていく…。

それにしても静かな午後で、私の周りではコビがカエルを追いかけている。
ポチコは少し離れた藁を積んだ場所で、のんびりと日向ぼっこか…。
日も傾きかけた頃、いつも眺める磐梯の山は心なしか赤く映えているようだ。

という事で、<<今日の一枚>>



久々の磐梯山に雲ひとつかかるわけでもなく、明日も晴れになるようだ…。

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キウイの話。

2006-10-27 23:55:16 | 植物
秋は果物が多く出回る時期で、キウイもそのひとつだ。

我が家にはキウイの木があり、しかも2種類。
最初は普通に売られている、茶色い皮の中はグリーンのものだったが
一度スーパーで試食したゴールデンキウイを食べたら
今までのキウイより甘くて美味しかった。

どうしてもゴールデンキウイを作ってみたくて
ホームセンターからキウイの苗を買って植えたのが3年ほど前。
そのキウイは去年の秋から実がなり食べられるようになったのだが
スーパーで売っているゴールデンキウイとは形が違っていた。

ひょっとしたら、普通のキウイの近くの植えたので
普通のとゴールデンと交配しちゃったのかもしれないと思っていたのだが
この間、農協からまわってきた果樹の苗木のチラシを見たら
丸っちいリンゴの形が特徴のセンセイションアップルという種類の様だ。



その名の通り、丸くてリンゴのような形をして果肉は熟すと黄色になる。
ちょっと大きめで、酸味は少なく多汁で甘みが強い。
うぶ毛がないので皮がむきやすいのも魅力のひとつのようだ。

ちなみにキウイフルーツはマタタビ科のフルーツなので
切り落とした枝はコビスケ&ポチコの大好物だ。
名前の由来としてはニュージーランドの国鳥キウイ似てる事からなのは誰でもが知っている事だ。
何と言ってもこれからの時期、ビタミンCがたっぷりなので風邪予防には最適かも(^_^)b

そんな成人病や美肌効果のあるキウイなのに、我が家の子らはキウイが苦手。
なんでもあの種のプチプチ感がどうも口触りが悪いらしい…。
美味しいのになぁ~~!

最近はどこのお宅でもキウイを作っているが
以前、近くのお宅でキウイ泥棒に遭った事があった。
そのお宅は道路に面していて、道路と家の少しの場所にキウイを作り
道路にはみ出さないように、いつもシッカリ手入れをしていた。

毎年立派なキウイが作られていて
もう少しで収穫かと思われた、そんな時。
朝起きたら、きれいさっぱりとキウイがなくなっていた。

道路沿いなので盗まれたのだろうが
いくらなんでも全部盗んでいく事もなかろうに…。

そのお宅は次の年から、シッカリとキウイに網を張り巡らせた事は言うまでもない!

<<今日の一枚>>



最近日が短くなって、夜明けの時間も遅くなった。
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お気に入り介護グッズ

2006-10-26 23:33:41 | 介護

我が家のばぁちゃんは、脳梗塞の為に右半身全廃の麻痺がある。
足はもちろんの事手も麻痺しているのでグーは出来るがチョキとパーが出来ない。
だからいつも手はにぎにぎにしているので
手の中に汗をかいて細菌の温床となりうる、要注意地帯だ。

最初はオシボリとかハンドタオルを丸めて握らせていたのだが
それでは手のひらは確かに汗をかかないが
指の間は相変わらずに細菌の良い餌食のままで
しかも小指の爪には、爪水虫まで出来てしまっている。

医者から処方してもらった薬をつけているのだが
これが、なんと本人に似て頑固者の爪水虫で
治ったかと思うとまた出始めたりする。

何か良い物はないかと思っていた。

いつだったか、ばぁちゃんのエアーマットの具合が悪くなって
購入した介護用品販売所に行った時に
私が求めていたグッズを発見!! これだ!と思った。


 
ちょっとボロくなってしまったがビーズクッションと、ボケて写ってしまったがばぁちゃんが手に握らせたところ。


これだとビーズクッションで指の間に指があるし
なかなかのアイデア商品だと思った。
他にも腰の悪い人が、屈んで靴下を履くのに苦労する人など
簡単に靴下を履く事が出来るグッズなどもあった。
カタログだけを見ても分からない場合があって
たまには、そういう介護用品を取り扱っているところへ行ってみるのも面白い。

まぁ 介護をする必要がなく、また必要があっても
誰しもがばぁちゃんと同じ状態とは限らないので一概にはお勧めは出来ないが
こういうグッズってのは、必要とする人が考え出したものなんだろうなぁ…と感心する。

ほら! 昔の杖ってただの一本の棒だったけど
今の杖は先のほうが三本足四本足になっているものがある。
これも滑りやすい一本の棒状の杖では心元ないと思った人が考えて出来たのかな?

アイデアが不便を便利にするって事なのだと思うと
私も何か考えてみたくなるのだが
思うものはすでに商品化されてたりする…(失笑)


今日の一枚! なんだろう…優しげな黄色い雑草の花



「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待ち草のやるせなさ 今宵は船も出ぬと言う」・・・・竹下夢二(宵待ち草の歌)

ひょっとしたらマツヨイグサ?



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Happy birthday to長女!

2006-10-24 23:37:18 | 日々雑事

今日は朝から雨が降り続いて寒い日だが長女の誕生日だ。

在りし日の今日、長女はこの世に生を受けたのだが
たしか…おぼろげながらの記憶を辿れば
もっと暖かな秋晴れの日だったような気がする。

当時は機械化も進んでおらず、稲刈りは手作業だったので
この時期の稲刈り脱穀と重なり忙しい季節だった。
我が家もご他聞にもれず稲刈りの真っ最中で
家から見える田んぼだったので、本格的な痛みが来たら
白い旗を振れと、白い手ぬぐいを枕元に置かれた…。

今となっては笑い話だが
当時は家族にとって極々真面目に考えた結果だったと思える。
初産だったので陣痛が始まってから
痛みが10分置きになったら産院へと言われていたので
痛むお腹を摩りながら時計とにらめっこしていた。

やはり本格的な痛みが来たのは夜になってからで
自分で取り揃えた荷物を持ち、夫に産院まで送ってもらったが
当時は立会い出産なんてものはなく
もちろん私も、立ち会って貰うなんてトンでもなく嫌だったし!
今日は生まれませんよ…と言われた夫は
それでも一時間は居ただろうか? あとはサッサと帰ってしまった。

普通さぁ~ そう言われたって
せめて一晩くらいは付いているとは思うのだが
サッサと帰りやがって!! 痛むお腹を摩りながら
生まれたって触らせてやんね!と、一人で悪態をついた覚えがある。

それでも生まれたのが次の日の夜になってしまい
看護師さんが腰を摩ってくれるのだが、それさえも煩わしいくらいで
引き裂かれるような痛みと戦いながらの時間はいつ終わるのか想像も付かなかった。

…思い出して長女の母子手帳を見たら、在りし日の今夜10時6分だった。

微弱陣痛と吸引分娩で、吸引とはあのトイレのスッポンとやるものか?
とにかく我が長女の頭はひょうたんのような形で生まれた。
元気なお嬢さんですよ~~と、一通りきれいにしてもらってから
枕元に連れて来てもらったが、なんとも真っ赤で皺くちゃで
お世辞にも可愛いとは思えなかった…我が娘なのに(ごめん…長女!)

それでも、こんなチャランポランな私に育てられて
たいしたグレもせず、人並みに結婚までしてくれて
私にしては上出来な娘だと思ってるよ…。

きっと ここを覗くだろうから言っておくが
これからも二人して自分達の人生を歩いていくだろう。
いつまでも仲良く暮らして欲しい。

そうして、いつの日か人の親となって愛を繋いでもらいたいと思っているよ。
人の親になるという事は、大変な事がいっぱいあるけど
その何倍も嬉しい事や幸せな気持ちが帰ってくる。

人は子供を通して大人にしてもらっているのだと思うよ。
まぁ 出来るだけ早いに越した事はないがなぁ~~!!(と、何気に催促)

という事で、10月の花の中で
今年は咲かないかと思っていたガーベラが遅ればせながら咲いた。



このガーベラは、ばぁちゃんへの思いにも繋がってると思うのでアップしてみたよ。
雨の中だったけどさ…!


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老人施設ふれあい祭り

2006-10-23 23:11:13 | 介護

今日の寒さとは打って変わり、朝から良い天気だった日曜日。
同系列の特養老人ホームと老人保健施設、そして温泉病院の三つの施設合同で
ばぁちゃんのショートステイ先で、ふれあい祭りが行われた。

この10年ほどの間、同じ施設を利用していたに関わらず
いつもばぁちゃんが家にいる時だったので参加した事がなかったが
幸いばぁちゃんはショートステイで昨日がお帰りの予定だった。

夫は親戚の法要にお出掛け…もちろん私がアッシー君で
息子は深夜のご帰還で、何時起きるかも分からなかったし
思い切って、ふれあい祭りに出掛けてみる事にした。

夫を親戚の家まで送り届けたら、帰りのお迎えは2時頃になるだろうと
その足で山間の施設へ車を走らせる。
自宅より約20分強、周りは紅葉には少し早かったが
この景色を見るともなしに、ばぁちゃんはバスに揺られて行ってたのかと思うと
さぞかし心細い思いだったのではないのだろうか…。

正直なところ、施設のお祭りは期待してはいなかったのだが
ところが施設に向かう車の数も多く、職員が駐車場の案内をしていた。
入り口には紅白の垂れ幕に舞台が設置されていて
ボランティアの方々だろうか…マイクに向かって民謡を歌っていた。
その舞台の前には、たくさんのお年寄りが手に手に芋汁を持ちながら
椅子に腰掛けたり、車椅子で職員に連れられながら民謡に耳を傾けていた。


入り口設置された舞台


舞台前では餅つきが始まり…千本杵とでも言うのだろうか!
何人もしてお囃子の歌にあわせながら一生懸命に餅を搗いていた。


ボランティアの皆さんによる餅つき


顔馴染みの職員さんもたくさんいて
忙しそうに走り回っている中でも、ちゃんと声を掛けてくれたのは嬉しかった。
施設の周りには屋台が並び、焼きソバや焼き鳥・わたアメなどたくさんあって
入居者さんの家族だろう、たくさんの人がつめかけていた。


室内ステージでは演歌が歌われていた。

外に出られない入居者さんの為に、室内でもステージが作られ
そこでもお年寄りの好きそうな曲が流れ
また別の部屋でも介護用品が陳列されていたり
おじいちゃんおばあちゃん、または曾おじいちゃん曾おばあちゃんに会いに来た
小さな子供達の為に風船の人形などを作り配っていた。


入居者さんの作品作品


ばぁちゃんは、このような機械で風呂に入れてもらう。

我が家のばぁちゃんは、どうしたのかと部屋を覗いてみたら
軽いいびきをかいて寝入っていたので声を掛けずに帰ってきた

普段の忙しさよりも、もっともっと忙しかった職員さんや
ボランティアの皆さんの協力なしでは
あの嬉しそうな顔のお年寄りは居なかっただろうと思うと
なんだか、有難さで胸が詰まってしまった。

いろんな老人がいる。

家族・孫まで来て一緒に楽しんで、搗きたてのお餅を食べて喜んでいる人。
長い入居生活で誰も来てくれない老人もいる事だろう。
いろんなドラマの中を生き抜いてきた老人達だ。
あの皺に刻まれた、たくさんの出来事の中で
このような楽しいひと時も、ひとつの皺となって思い出に残るのだろうか…。


今日の一枚、小菊の上のカエル。



ある店の主人が、たまった小判をつぼに入れて、そっと庭にうめながらいいました。
「おい、小判。人がみたら、カエルになるのだぞ」
これをかげでこっそりみていた男は、主人がいなくなるのを待って、
つぼをほりだし、小判をぬすんでしまいました。
そのかわりに、つぼの中にはカエルを入れて、またうめておきました。
しばらくして、小判が心配になった主人が、つぼをほりおこしてみますと、
つぼの中からカエルが出てくるではありませんか。
主人はあわてて「これ、おれじゃ、おれじゃ。みわすれたか、人ちがいするな」


お後がよろしいようで。。。江戸小話より。




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天国の階段

2006-10-21 23:19:41 | 日々雑事

昨日の思いがけない雨で、今日は朝から肌寒い一日だった。
早朝より遊びに行く息子の為に目覚ましを2個セットして
4時半に起きた。。。親ばかな私。

起きなくても一人で起きて行けるとは言われたのだが
なんだか、出かける時に起きて「いってらっしゃい」くらいは言いたいと思った。

昨日から鼻水と喉の痛みと、最近コタツでのうたた寝が多いからか
風邪を引いてしまったようで、今日も何となく調子が悪い。
鬼の霍乱というヤツかな…バカは風邪を引かないはずなのだが。

ショートステイでばぁちゃんも留守の為に
夜勤帰りの夫は一人で大人しく寝ててもらって
長女と今年の春先に野菜の苗を買った農園に
今はすっかり観葉植物や秋の花、または球根などになってしまったけど
そこへ行って、いろんな観葉植物を見てくる。

欲しいものてんこ盛りだったが、さすがに今日は見るだけにした。

帰ってから、すでに起きていた夫はトラクターを洗っていた。
今年のトラクターの仕事は、除雪までお休みって事だろう。
たっぷりと寝たおかげか、喉の痛みと小頭が痛いのは治まっていた。

晩秋を思わせるような寒さに思わず身震いをしてしまった。
こんな日の日暮れは早い…5時を過ぎると外は夜のとばりが落ちていた。

と、こんな一日を過ごした今日。

朝にヒメの散歩の時、曇り空の隙間から天使の階段が出来ていた。



太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間あるいは端から光が漏れ
地上へ降り注ぐかのように見える現象。
『天使の階段』や『天使のはしご』『光芒』などと呼ばれる。


なんだか、名前だけでも幸運が舞い込むような気がしないでもない。

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雨が。。。

2006-10-20 23:02:34 | 植物
朝はあんなに天気が良かったのに、午後辺りから危ないなぁ~~と思ったら
ポツリポツリ。。と雨が降って…そんな時に限って洗濯をいっぱいした。

昨日サッカーの練習があった息子のサッカーのユニフォーム一式。
そこに、ばぁちゃんのシーツが2枚とバスタオルも2枚
おねしょシーツと普通のタオルと…。

昨日まであんなに天気だったのに
こんなふうに、いっぱいいっぱい洗濯をした時に降らないでも良かろうに!
まだ生乾きの洗濯物が軒下で揺れているのを見て
重い腰をあげて家に取り込む。

普段の行いが悪かったんかな?

買い物のついでに、安売りしていた植物を何点か。
こそっと、ばぁちゃんの部屋の置いて口をぬぐった!
それともコンビニから自分用にとデザートを買って一人で食べた事かな?
ひょっとしたら、一日中家にいる夫を内心ウザイって思ったりした事だったりして。

それでも久々の雨に、春用の絹さやとスナックえんどうの種。
これで芽が出るかもしれないぞ…っと。
稲刈りが終わって、何もなくなってしまった田んぼの土手で
イナゴ取りをしていた人が慌てて車に戻って何処かへ行ってしまった。

こんな時こそ思いっきり昼寝をしようと思うのだが
そういう時に限って眠くならないのは何故?
それでも少しだけコタツムリを決め込んで雑誌などを読んだが
ばぁちゃんの部屋にある植物達を、ちょっと整理をしようと思い立つ。



今年の7月だっけか? 丸坊主にされたパキラ。



わずか何ヶ月かで、復活して生い茂ってしまた…パキラ。
お隣はアボガドの種から出た芽が大きくなった。




あの時あんな坊主に刈り込んだパキラが、なんとも良い塩梅に生い茂って
植物の生命力に驚いてしまった。
そうそう、前にアボガドの種をペットボトル水栽培したものも
すっかり根を出して脈々と育っている。



斑入りのパキラとサッコウフジ、そして名前もないコーヒーの木らしきもの?
これは内緒で買った植物の見切り品。



たとえ、200円だろうが30円であろうが
我が家に縁あって来た植物達よ…精一杯面倒見てあげたい。
もしも。。。。枯れちゃったら、ごめんね~~(笑)


去年来ていた鴨の子孫?だろうか、また今年も家の前の川に飛来してくれた。


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豆打ち(まめぶち)

2006-10-19 23:52:39 | 日々雑事
相変わらず秋晴れの日が続いて
朝晩がさむくなり、昼と夜の温度差が広がった為か
各地で紅葉の話題が賑わし始めている。

本当になぁ…昼間は汗ばむくらいの天気に対して
夜には北斗七星が空気の乾燥した夜空にクッキリと見えるようになった。
それだけ寒さが増したのだろう…。

思いがけずにポッカリと空いた午後のひと時。

何処か遠くへと心が走る。
毎日同じことの繰り返しにちょっとお疲れなのか。
自分の時間が持てない事への反旗なのか…。

人の時間に合わせる生活は、自分自身への存在感探しのようだ。
ばぁちゃんの時間と交代勤務である夫の時間、そこにプラス息子の時間と
最近、振り回されることが多くて…ちょっと愚痴かな(笑)

 

遠くの山に目を向けると、久々にクッキリと磐梯山。
風も凪いで、とっても静かな午後なのだが
心落着かなく、何かする事がたくさんあるのだけれども
かと言って動きたくもなくラジオからは昔のフォークソング。

たまには午後の仕事をサボっちゃおうと…開き直り?

そう思っただけで、やっぱり豆打ちをしてしまった。
(干しておいた枝付きの豆をパンパン叩いて豆だけを取る。)
黒光りした豆が次々と弾かれて、つい気合が入ってしまった。
ストレス解消にはもってこいの仕事なのかも(笑)

昔はたくさんの豆を作って、ムシロの上で豆打ちをしたものだった。
そうして唐箕(とうみ)で豆を選別して穀類業者に売ったりもしていた。
会津の初市である十日市には、豆を和紙の袋に詰めて
年始代わりに持って行った事を聞いた覚えがある。
まぁ 昔むかしの話だが…。

  
小屋の奥に埃を被った唐箕があったのを思い出して写真に撮ってみた。

唐箕とは穀類や豆類を籾殻やごみと選別する。
風力を利用して穀粒の選別、混ざりものの除去を行う農機具。



今は手間もないし、食べる家族も少なくなってしまった。
黒豆…せいぜい5合くらいなものか。
それでも余るくらいだ。

やっぱり頑張って良かった…夕焼けがきれいだった。



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