3月最後の金曜日、今日も一日中雪の途絶えることはなく
私の住む町もモノクロームの町と化してしまった。
ついこの間まではすっかり春めいて、梅は咲いたか桜はまだかいな~~♪と。
そんなふうに浮き足立ったような日が一転して
蕾を膨らませた花や木が、思いがけない早春の雪に戸惑っているようだ。
今日この頃の会津は、まだスタットレスタイヤは不可欠のようで
このところの事故の記事が目に付く…。
めげてしまいそうな雪の、そんな中に立っている老木を発見。
ほとんどが表皮ばかりのような木なのに、てっぺんには若い枝を伸ばしている。
曇りがちな雪の舞う空を掴み取るかのように
体は朽ち果てそうでいて、どこにそんな力が残っているのだろう…。
人は生きる事に疲れた時とか、嫌な苦しい事ばっかりだとか思った時には
こういう老木を見るのも良いのかもしれないなぁ~と、そんな事を思った。
だからと言って、生きるのに疲れている訳でもなく
今日から、我が家のばぁ~ちゃんはショートステイへお出かけして
すこぶるご機嫌な日であったはずなのだが
こんな季節はずれの雪のせいなのかもしれない…。
とりあえず今日は思いっきり昼寝をしてみた。
明日から4月になる、晴れると良いなぁ…。