主治医の昼休みを利用しての時間なので1時頃の事。
その時は熱は36度台に落ちてはいたのだが
金曜日の深夜にってか…土曜日の早朝というか。
激しい咳き込みと凄い痰の絡んだ音に、夜中何回も目を覚まし
焦って、ばぁちゃんの様子を見に行くほどの発作。
どうも肺の音は綺麗なのだが、酸素量が少ないのが気にかかると
一度大きな病院で診てもらった方が安心でしょう、と言われ
病院の方は主治医に連絡を取っていただき
私は福祉タクシーを呼んで病院へ向かったのが2時。
連絡を受けていた病院は、すぐに肺のレントゲンと血液検査と
次々と検査をこなしていく…結果にかなり時間がかかり
その間、点滴をしているばぁちゃんの傍でジッと待つ身は辛い。
おまけに隣のベッドのお年寄りときたら
あそこが痛いここが痛い、寒いの暑いのって、ズッと喋りっぱなし!
挙句の果てに、特に悪い所は発見されなかったようで…なかなか元気じゃん。
向かいのベッドの骨折したらしい人は、突然大声でトイレ~~!!だし
ここで用を足してくださいと言われ、出ない~(~_~;)と叫ぶ。
救急病棟のベッドはカーテンで仕切られて、めっちゃ狭い。
そこに入りきれないくらいの付添い人が来て雑談…普通の病室じゃないってば!
中にはひっそりと身内を見守っている人…
待合室には目を真っ赤に泣き腫らしたような人…
泣き叫ぶ赤ちゃんにグッタリした子供
反してどこが悪いのかと思われる一見悪ガキ風のお子様。
まるで人生の縮図だよなぁ~
という事で、我が家のばぁちゃん
肺の炎症は見られず、溜まった痰の処理が出来なかったようで
取りあえず抗生剤の点滴と痰の吸い取りと…幾つかの薬を処方して貰って来た。
午後の一時過ぎに主治医が来て、救急病棟で処置が終わり
仮会計を済ませて薬局から薬を貰って…それでも夜遅くにだが帰って来れ
水分と簡単な食べ物とで夜の分の薬を飲ませて長い一日が終わった。
そこで調べてみた。痰を一刀両断したいっ!
家で簡単に痰を出しやすくする方法!
「痰が肺に溜まりやすくなり肺炎の危険性も高くなる。」
家で簡単に出来る事といえば、タッピングorカッピング。
体位変換、体位ドレナージや水分補給などなど…他にもいろいろあるが
これに重点を置いてみようと思う。
タッピングとカッピングとは ポチッと!
タッピングの意味は軽く叩く事、カッピングは手を杯状にして叩く事。
叩くことにより振動を与え、気管や気管支、肺胞などの壁に付着している
痰を剥がれやすくする。肺炎の予防(沈下性肺炎)
体位変換は1~2時間おきに体位を変えるだけでも痰が出やすくなる。
今まで床ずれ防止としてエアーマット利用なので体位交換をしていなかったが
痰の切れをよくする効果があるようなので、ちょくちょくやってあげようと思う。
他には水分を補給することで、喉に潤いを与え痰がやわらかくなり
特に痰が多い場合は、水分も一緒に失われるので補給が大切だという事のようだ。
という事で、数日前に見た…もうすぐ日の出