雪などもチラつく寒さぶり返しのような一日だった。
大騒ぎして…すっかりつぶれてしまった孫太郎の大人しい合間に
先日買ってきた見切り品の蕗の薹と福寿草の寄せ植えなのだが
せっかくの福寿草が蕗の薹に負けてしまいそうで気になっていた。
元々我が家の庭先には、昔ばぁちゃんが好きで植えておいた福寿草があって
毎年春先になると、春を知らせるかのごとく次々と黄色い花を咲かせていたものだった。
ばぁちゃんが倒れてしまって…いつからか少しずつ少なくなって
終いにはすっかりと姿を消してしまった春を告げる花福寿草。
見切り品で買った福寿草だけど、増えたら良いな…と
新聞紙を敷いて、蕗の薹と福寿草の分割作業に費やした孫太郎のお昼寝タイム。
しっかり二つの鉢に分けられたけど…どうかなぁ~
蕗の薹は丈夫だから、根付いてくれるとは思うのだが
福寿草はデリケートそうな感じがして…上手く根付いてくれると良いのだが。
そういえば、雪の降る前にフライングしちゃった庭先の蕗の薹はどうなったか?と
長靴を履いて庭先を見れば、ちょうど風も当たらない西日が射す場所は
すっかり雪も解けて、白い蕗の薹の花がチラホラと…。
カゴを持って、開ききってしまったものはそのままにして
まだツボミのものを幾つか収穫することができ
さっそく、一足お先に春を味わおうかと…蕗の薹味噌を作った。
本当は夫の好きな天ぷらにしてあげたかったのだが
この数じゃ息子と三人で絶対数足りなく
ジャンケンでもしなきゃ口に入らないかも(笑)
茹でると独特の香りがキッチンを漂い
アクを抜いて細かく刻んで出来あがった蕗の薹味噌は
外ではチラチラ雪の降る中で、家の中では温かご飯に乗っけて
美味しいものを食べる幸せと、春を待ちこがれる思いが交差する一瞬かな^^
ナンチャッテ、若い時は苦手だった蕗の薹なのに
年とともに美味しく感じられるなんて…不思議だよね。
という事で、分割した福寿草から花のUP♪
花言葉は「幸福」「幸せを招く」「永久の幸福」「回想」「思い出」「悲しき思い出」など。