あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

ジャガイモ追肥と二回目の土寄せ、そしてスイカに防風ネットを張る。

2023-05-27 23:36:51 | 夫農園
 
 
周りの田んぼもすっかり緑となり、寒くもなく暑くもなく
夜の窓を開ければ星空にひんやりとした風が心地よく
カエルの鳴き声がとても長閑に感じる、今頃が一番好きな季節だ。

遠く白と青のコントラストの飯豊連峰と
緑に染まりつつある田んぼには、水見の人影が見え
そういえば夫も良く田んぼの水見は一日たりとも欠かさなかった。
私が朝起きてpochiko農園を見回すのが日課のように
夫も同じ気持ちだったんだなって…今更ながらだけど。


そういう他愛ない事が最近よく思い出させる…。
 
はてさて、pochiko農園では
トマトやナス、キュウリなどだいたいの苗ものは植え終え
この日は夫農園に植えたジャガイモの二回目の追肥と土寄せをした。


あんまり労力を使いたくないので、畝の幅も気持ち広めにして
耕運機を入れて畝を立てる要領でジャガイモに土を寄せ
その後田んぼ用の代掻きで、去年里芋の土寄せで
すごく楽だったのに味を占めジャガイモも代掻きで土を根元に寄せる。
 
 
耕運機で畑の隅までバックで行って
狭い場所でUターンしなくても良いように
前進のみで土を寄せる。
 
 
土も柔らかくなって、あとで代掻き棒で土を寄せやすい。
 
代掻き棒は鍬で土を上げるよりもずっと楽に出来た。
 
ついでに細かい雑草が生え始めた他の場所も耕す。
 
ジャガイモとうやの花が咲き始める。


二回目の土寄せはたっぷりと
育ったジャガイモが土から顔を出さないように
日が当たったジャガイモは青く変色してしまい
ジャガイモの青い部分には「ソラニン」や「チャコニン」という有毒物質が多く含まれ
この部分を食べてしまうと、食中毒を起こす可能性があり要注意!
でも青い部分を残さず取り除けば食べられる…とある。
 
 
夫農園と除草シートの境目には
種を蒔いて作った赤カボチャの苗を植える。
 

カボチャの苗をペットボトル利用のポットを被せる。



何かしら植えておかないと、すぐに雑草だらけになってしまう夫農園。

 

今年のスイカはpochiko農園へと持って来て
紅小玉だ3個と種の少ない種類の小玉と
楕円形の小玉スイカと計5本植えたけど
ここんとこの肌寒さと強風とで、育ちが良くないような気がして
スイカの周りには防風ネットを張ったのだけど
それでも強風にあおられることがあって
5本の苗全部上手く育ってくれたらいいなあ。
 
 
風で飛ばされ行方不明になっていたポット無事発見!!
 
 



なかなか思惑通りにはいかないのが野菜作り。
何年たっても天候にも左右されたり諸々で
毎年同じようにってわけにはいかずに
そこが野菜作りの難しいところなんだろうなって思ったりする。




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遅霜にやられたキュウリとナスと。

2023-05-21 23:56:12 | ダメ元栽培
田植えの終った田んぼに映る住宅地
 
 
夫農園から見る風景は田植えも終え、線路向こうの住宅が映ってる田んぼ
とてもきれいな景色で写真に収める。
夫農園に蒔いたジャガイモも順調に芽を出し
先日一回目の追肥と軽く土寄せを済ませたところだった。
 

ジャガイモ一回目の追肥と土寄せ

pochiko農園の方でもトマトやスイカなど
もちろんナスとキュウリも接ぎ木もの各6本ずつ。
去年10本ずつ植えたら生りすぎておすそ分けに奔走したからだった。
 
植えたスイカにポットを被せたが
一個風に飛ばされて行方不明となる。
 
 
キュウリとナス&ピーマン
 
 

藁マルチを施す!

先日のゴールデンウィークに苗を植えて
マルチの代わりに藁を敷き詰め
支柱は植える前に根を傷つけないようにと立てておいたので
あとは根付いて育ってくれるだけど一安心だったが
まさかのその後の遅霜にやられてしまった。


そもそも「霜」とは
空気中の水蒸気が夜のあいだに冷えた地面や植物に付着して氷の結晶となったもので
「遅霜」は「晩春から初夏にかけての霜」とされている。
晴れて風が弱いと、「放射冷却」が起こって地表付近の熱は急速に奪われ
地表付近の熱が逃げて気温が下がる現象なのだそうだ。


朝見たときは葉っぱが凍みたような感じで
大丈夫かなあと気に病んでいたけど
日が昇るにつれて萎れていくキュウリとナスと!
 
 
それでも遅霜に当たってしまった…。
よれよれのキュウリとナス
 
 
 


特にきゅうりの方はひどく…育つのは無理かと
その日の夕方には茶色くなってきたキュウリ。
仕方なくホームセンターへ行って
幸いなことに接ぎ木のキュウリが値引きになってて
思ったよりもかなり安く買えた。
 

新しく買ってきたキュウリ
接ぎ木で半額くらい!

急いでうちに帰って、遅霜にやられたキュウリを植え替えたけど
近所の人が通りがかって苗焼いてしまったのかと
水霜だから、朝日の出る前に水をかけるのも一つの手らしい。
今後のために頭に入れておこうと思う。


こうして、植え替えたキュウリも無事に根付いたようで
この葉っぱの萎れたキュウリをしみじみと眺めて
何とかならないのかなって…私の悪いクセ。
 

霜に当たってよれよれだけど
茎の辺りはしっかりと…なんとかなりそう。

ダメ元栽培!!


捨てるには忍びなく接ぎ木の苗1本300円
諦めきれずにしばらく鉢に入れて水をあげていたら
まだ青々としている茎の部分の節の所から
新しい葉っぱが出て、それが育ってきている。
 


6本のうち4本だけ復活の兆し!
 
 
 


その後葉っぱも大きくなってきたので
別の場所に植えてみる事にしたが…果たしてどうなるのか。




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草刈り機のプラグ交換

2023-05-15 00:24:17 | 日々雑事
雨の中リンゴを啄むヒヨドリ
 
 
 
夫がいなくなっても、いろんな農作業は待ってはくれず
それでも畑は私で田んぼは夫的なとこがあったので
特に困ることはなかったのだけど
農機具の管理は夫任せだった。


使いたい農機具で草刈り機で、一昨年は使っていたのだけど
どうもエンジンのかかり具合が今一つで、なかなかかからない。
なもんで、去年は草刈りは使わずに除草剤で済ましていたのだけど
ここ近年の値上がりブームとでも言おうか
農薬とか除草剤などの値上げの波が押し寄せてる。


しかも除草剤、消毒薬や殺虫剤なんかもそうだけど
何種類かあって、消毒薬や殺虫剤なんかは同じものばっかりだと耐性が出来てしまうので
取っかえひっかえで使ったりしなくてはならない。
除草剤だって農耕地用と非農耕地用とあったり
特定の雑草だけを枯らすものだとか…細かくいったらキリがないくらい。


だから、なるべく草刈り機を使おうかと思ったのだけど
もともと、かかりのよくない草刈機、一年使わなかったらなおかからない。
どうしようかと思案にくれていたところ
耕運機のオイル交換に来てくれた農機具屋さんに話をしたら
女の人でエンジンの紐引っ張るの大変だから
最近では電気式の草刈り機が良く売れているのだとか。


エンジン式のと違ってボタン一つでかかるよ~~と
パンフレットと一緒にお勧めされた。
電動式の草刈り機か…あったらいいなと思わないわけではなかったが
まあ、息子によく相談してみるからと濁しておいた。


小屋の中で横たわってる草刈り機…。


エンジンのかかりが良くないって事はプラグが良くないのかと
よく夫がプラグ交換するのを見たことがあったので
私にだってできるかもって、スマホで草刈り機のプラグ交換で検索


けっこう分かりやすく説明されてる。
動画もあるし、ダメ元でやってみヨーカ堂!!


まずはエンジン部分のカバーを外し
上の丸いカバーを外すとプラグが顔を出す。



スポンジのカバー?埃除けなのか。それも外した

 
顔を出したプラグ
 
 
プラグを外すのは名前は分からないけど、こういう工具を使う。
サイズの合う穴に鉄の棒を刺すようになっているのだけど
見つからなかったのでドライバーを差し込んでプラグを回して外す。


これが問題のプラグ!!

先っちょの隙間部分を発火させてエンジンをかける…もではないかと思う。
夫はよくプラグの先っちょの隙間にたまったカーボンを掃除してみたり
隙間を調節してみたりしていたけど、さすがに私のはその芸当は出来かね
同じプラグ新品を買うことにした。


ホームセンターに聞いたら700円もしないくらい。
さっそく買いに行って、今まで使っていたプラグ点火部分を掃除したりして
使えないでしょうかねって店員に聞いたら、そういうことはあまりお勧めできませんよって
確かにそうだよね、販売店だったらそう言うに決まってる…苦笑。


さっそく買ってきて、プラグをはめて外側のカバーを設置で出来上がった。
かかるかなあ~ 3~4回紐を引っ張って、エンジンはかかった。
やったー♪ 私にだってプラグ交換出来た!!
ちょっと感激。
 

しかし、それで問題解決万々歳ではなく
その話にはまだ続きがあって、いざ畑に行ってエンジンをかけようと思ったが
やっぱりすぐのはかからない。


そこに通りがかった村の人。
なんだ、草刈り機エンジンかからないのかと
どれ見てくれっからと。俺んちと同じ型だなと言いつつ
チョークかけたか? エンジン欠ける前には
混合油がよく回る様に丸いゴムのようなボタンがあるから
それを何回か押すと混合油が回って、そしてチョークを入れて
ほら、一発だわ!!って。


父ちゃん、大変だったな…元気出せよ。って
しみじみ有難いと思った。


なるほどコツってもんがあるのだと。
そういうとこ、いつも使ってる男の人じゃないと気が付かないもんで
その後も教えられた通りにやると、軽く一発♪
 
錆びていた刃だけど、今はピッカピカ!
 

ボサボサになっていた芝を刈って試運転してみた。

草刈り機の刃は使ってなくて錆びてはいるけど
チップが取れてるところもなく使ったらピッカピカ
それでも替刃も買っておいてくれていたので、いつか刃の交換もしてみようと思う。






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季節は流れて

2023-05-11 01:00:23 | ひとりごと
あれからずいぶん日数が経ってしまい、季節は早春から春へと
あの日あの時に見た開き始めた梅の花も、今では小さい実がたくさんついて
目の前に見る山々には濃淡の緑に包まれ、磐梯山でさえ頂にわずかながらの雪
何にも変わらないいつもと同じような季節の流れに、なんだか戸惑いを感じる。
 
4月の末ころに撮ったのだけど
積雪ももう少しでなくなってしまいそう。
 
真夏でも消えない飯豊連峰の雪


相変わらずいつも通りの生活に流される様に
気が付けば田んぼに水が入る季節になった。


きっと、あっという間に耕やかされた田んぼには水が入って
田植え前の鏡の様な…、そこに夕日が映って
そんな風景が好きだった。
ヒメと散歩がてらにその好きな風景をカメラに収めた。
あんな季節は戻ってはこないのだろうと思うと
ちょっと寂しい気がする。
 

ちいさいチューリップが花開いた。

ヒメと夫は虹の橋で出会えたのだろうか。


元気だったヒメと青いツナギの作業服を着た夫が
私の好きな風景の中で散歩している姿を想像してみる。


このゴールデンウィークには、山形県の遊園地の行った息子一家
サクぼんが買ってきてくれたお土産は
黒地にオシャレな模様の入った指輪で
じいじにもって、二個買ってきてくれ
じいじの分は祭壇に飾った。
 
曇天だったけど保育園のこいのぼり


嫁様は会社から帰ってくるとただいまって声をかけ
みんながみんな何らかの形で心の中に残っているんだろうなって思ったりする。
コロナ渦のために入院生活と老健生活と
ろくに面会も出来ずに転院するときとか老健に入居するときとか
ホンの何回か…いっつも傍にいて介護したりとかの
お世話をすることがなかったので未だにピンと来なくて…。


それでも元気で生活をして、孫たちの送迎だとか
pochiko農園の仕事も順調に進んで
少しずつ普通の生活に戻り始めて
遺影だけになってしまったけど、いつも変わらずに笑いかけてくれる夫
きっと、みんな仲良く協力し合って生きていくのを見守ってくれているのだろうって
私と言えば、毎朝お線香を手向けて独り言が習慣になってしまったみたい。


長々とお休みしていたブログの方も、訪問くださった皆様に感謝しながら
ボチボチ動きだそうと思います。
これからもよろしくお願いいたします。




コメント欄は閉じさせていただいています。



 
 
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