あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

職務怠慢な猫たち!

2011-09-29 22:23:25 | ペット

今日も秋日和、あちこちで稲を刈るコンバインの音が聞こえる。
風もそよそよと、気持ち暑いくらいの陽射しだけど
木陰に入ると思いがけない涼しさに…秋を感じさせる。

友達にさつま芋を送ってあげようと芋掘りをした。
以前孫太郎と掘った時に野ネズミの齧った跡があったので
ちょっと気にはなっていたが、大丈夫とタカをくくっていた。

芋の部分だけを残して、蔓と茎とを刈り払い…エイッっとばかり引っこ抜いた。
あ~~らら、野ネズミのヤツめ! やっぱり齧られていた。
しかも真ん中んとこや、端っこでもあっちこっちに齧り跡!
なんてこった…大きさはちょっと大きいのとかちょうど良いのとか
良い感じに育っていたのに…野ネズミの大ばかやろぉ~~!!


友達に送る分はネズミの被害に遭わなかったものが送れてホッとしたけど!

しかし!うちにはポチコ&しゅう嬢というレッキとした猫がいる
しかも!私がサボらないようにと、いつも近くで見張っていたり…
よけいな事はせんでも良いから、ネズミを捕ってくれ!


さつま芋の蔓を掛けられても寝ているポチコ


掘ったさつま芋の跡で寝転んでしまったしゅう嬢

以前我が家には狩りの名猫のコビがいた。
まだ若くして事故であえなく虹の橋へと行ってしまったけど
野ネズミはおろか、モグラやヘビなんてものはつまみ食いのうちで
ムクドリや鳩…しまいには鴨まで捕って来ていた。
まあ、鴨の場合は結果逃げられてしまったけど
しまいにはカラスまでも狙っていたツワモノ猫だった。

コビの事はこちらを  ポチっと!!

亡くなって3年以上も経つのに
まだコビがいたらなぁ…って思い出させる猫って凄いと思わない? 


め、めんぼくねぇ…byポチコ


なんちゅう恰好かしゅう嬢…反省のかけらもない!

おかげでネズミ被害もなかったし、半径何キロかはコビの縄張りで
pochiko農園は雀はおろかカラスも敬遠していた…だから!
コビと同じ狩りをしろとは言わないけど
せめて半分…いや、チョビっとだけでもいいから
野ネズミを追い払うくらいの意気込みを見せてくれ!

これから太くなっていくダイコンとか野ネズミの良い餌食となっていくのか。
落花生も土の中に実が生るのだよ! なんとかしてポチしゅうコンビ!

 

涼しくなって外に出たくない気持ちは分るけど
ひとつのお部屋を奪い合いしてる場合じゃないのだよ!

 

 

 

コメント (40)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稲刈りが始まった、新コンバイン試運転と放射能に思う。

2011-09-27 22:45:33 | 日々雑事

秋晴れが続いて、ようやくpochiko地区も稲刈り開始となり
我が家でも、昨日と今日と稲刈りをした。

稲刈りで何が嫌だかって、刈った籾を運ぶ仕事が力仕事で
暑い時など汗は出るし、籾で体中チクチクするし
筋肉痛にはなるしで…これさえなかったらと思っていたが
ジャーン!! 今年はグレンホッパー型のコンバインになった。

とはいっても、もちろん中古機械で、とてもとても新品には手が出ない。
離農したところで使った時間も少なく程度の良いものだったが
それでも今年の籾運びは解放された!

もともと農機具に関しては他所んちよりも一歩遅れている我が家。
田植え機だって他所の家が乗用のを使っている頃
歩行用の田植え機を使っていたし、コンバインにしても然り!


家の2階から試運転の様子をパチリ!!

それというのも、いつも舐めるように手入れをしているからか
壊れる事も少なく、籾すり機だとかその他の農機具も
耐用年数の何倍か使いこんでいた。
農機具は安いものじゃないし、新しいものは楽だけど
収支を考えて、使えるものはキッチリと使う!

米価は年々安くなるし、機械貧乏じゃ…ねぇ~(・_・;)

とは言っても、寄る年波には勝てずに、しかも農機具屋さんに
いや~ 旦那さんが運んでいるのかと思ったら奥さんが運んでたのかよ!
とビックリされて、だって夫が刈っていたら私が運ぶ。
じゃないと兼業農家なんて、両刀遣いは務まらないのだよ(-"-)b


籾を入れる容器を付けた軽トラックも出発。

ともあれ、昨日は試運転を兼ねて今年の稲刈り初刈りで
軽トラックに籾を積む器具を取り付け
さっそく田んぼへと農機具屋さんと出掛けて行った夫!


おニューのコンバインから軽トラックへと籾を移動中。


軽トラックから直に乾燥器へと、ものの数分で移し終える。


稲を刈られたところに昆虫を狙うカラスが近づいても逃げない。


四隅を刈るのも大事なお仕事♪


ワラを束ねてpochiko農園で使う分。

私はと言えば、田んぼの四隅を刈ってpochiko農園で使うワラを立てただけ。
まだ耕作面積の半分くらいしか刈ってないけど
メチャメチャ楽ちんな稲刈りだった♪

 

会津地方早場米ではセシウム検出はされなかったけど
pochiko地区の全地域の刈り取りが終り、検査をしてOKが出ないと
販売譲渡は禁止されている。

この福島県でも原発事故被災地から何十キロも離れている二本松市で
セシウムが検出された…記事はこちら  ポチっと!!

誰が悪いわけでもなく、塩害ならば植物は芽を出さずに枯れてしまうけど
放射能は色が見えるわけでもなく臭いとか目にしみるとかじゃなく
黙って静かに植物や生物を脅かして行く…。

たぶん放射能に汚染された米だって、食べたら普通に美味いのだろう。
それなのに生体をも壊してしまうほどの恐ろしい力がある。

正直放射能数値なんて小難しい事は分らない私。

500ベクレルだとかセシウムが検出されただとか言われても
もしも、もしも!セシウムが検出されて
そしたら、刈り取った稲はどうするのか?
籾は玄米は…どう処分するのか、家に置くわけにもいかずに
どこかへ持って行く事さえままならない今。
田んぼにうない込んでしまうのか、そうでないのか?
だから、どうなってどうすれば良くて、どうしなきゃなんないんだ?
これからの福島の農業は、どうやって生き延びていくのか…。

福島に生まれて、福島で育って、福島で働いて、福島で結婚して、
福島で子供を産んで、福島で子供を育てて、福島で孫を見て、
福島でひ孫を見て、福島で最期を過ごす。それが私の夢なのです。

福島の高校生の創作劇のセリフで、これを聞いた時は涙が止まらなかった…。

 

 

 

 

コメント (42)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

pochiko農園日和♪

2011-09-25 23:29:30 | pochiko農園

昨日も秋晴れの過ごしやすい一日だった。
会津まつりは最終日で、市内の小学生で行われる鼓笛隊パレードがあったはず
子共とか孫とかがいたなら、どんな事をしてでも見に行くだろうけど
特に何にもない…普段通りの一日だった。


朝の風景


秋の日差しに赤トンボ

ヒメさまの散歩の後に、台風で雨が続いていたから
長雨の後は病気が出やすい。

この辺で一度野菜たちの消毒をして置いた方がいいかもと
夫は仕事だったので、自分で動力噴霧器を出して
殺菌剤と殺虫剤と調合して15リットルほど作り
噴霧器に入れたは良いけど、どうしてもエンジンがかからない。


チョークを引っ張ってみたり、いろいろやったけど
…この噴霧器とは相性が良くないようだ。

腕が痛くなり汗が噴き出してもウンともスンとも言わない噴霧器。
よっぽど隣の家のおっちゃんに頼もうと思った…が、最後のひと引きで
ようやくエンジンがかかった…良いかっこしいの噴霧器だ!

重い噴霧器を背負って、長ネギやカブ、白菜とダイコンと
そうそう、赤くなってしまったピーマンも
赤いとこを捨てて、ちょっと剪定などをしたので
そこもやっておこうと…あっちこっちと15リットルを撒きおえる。


長ネギとカブの畝


赤まんまの花…けど、これも雑草なんだよね!


赤くなって萎び始めたピーマンはバッサバサと剪定!

以前はいつも私がやっていたのだけど、最近どうもずるくなって
夫に消毒をしてもらっていたけど、いなけりゃいないで
けっこう出来るものだと…夫は会社から帰って
稲刈りの為の準備で忙しいし。

薬を浴びた野菜たちは、気持ち生き生きしたような気がして
秋の爽やかな風が通り過ぎていく。

前途多難な秋野菜たちだったけど、それなりに育っているようで
白菜などは最初に根付いたものと後からのものと
かなりの大きさに差が出てしまったけど…まあ、良しとしよう!


黒豆は枝豆で食べ切れなかった分を煮豆にしようと干しておいた。


里芋はすでに一株掘って、お彼岸の時の煮しめに使った。


ハウスの骨組みに張らせたゴーヤが次々と大きくなって
自然交配か、普通のと白い細長いゴーヤから
普通の形で白いゴーヤが出来た…ちょっとビックリ。


磐梯山がきれいだぁ!!

秋の陽射しは優しくて、やっぱり疲れたのかお昼寝をして午後は草むしり。
何だかのんびりと秋の一日を過ごして
遠く磐梯山を眺めてみたり、草むしりのイスに腰掛けて
ホッと…ため息をひとつ。

静かだなぁ…もうすぐ稲刈りで騒がしくなる。

 

今日の一枚 夕方のススキの風景をUP!

 

 

 

 

コメント (36)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

育児放棄されたヒナちゃん

2011-09-23 22:48:02 | ペット

普通台風一過と言えば、秋晴れの様な天気だと思いがちだが
昨日からのpochiko地方は、午前中には晴れて
昼近くか午後になると天気が崩れる…。


稲刈りを待つ田んぼ

今日は秋分の日で秋彼岸のお中日、そして会津まつりと
今年は孫太郎がお休みなので、会津まつりの様子は
お昼頃の出陣式の様子をテレビで見ただけとなった。

 


そうそう、育児放棄の話だが、我がpochiko家にいる十姉妹一族
かなり増えまくり…そんなに増やしてどうするのかと言われるけど
…ホントどうしようか((+_+))


我が家で孵った十姉妹たち

それでも、朝夕と水を取り換えて餌は一日一回で
たま~に鳥カゴの掃除をするだけなので
玄関先の植物の世話と一貫した仕事となっているので
物のついでって事だろうか^m^

先日の事、抱卵していた十姉妹の雛が孵った。
ちょっと覗いてみるとヒナは4羽で、顔の大部分を口で占めて
餌をねだる姿は可愛いもので、こういうのを見たい為に飼っているようなものかも!

ところが、その4羽から1羽がカゴの隅に落っこちていた。
急いで巣に戻してあげたけど、次の日もまた次の日にも落っこちて
さすがに最後の日には体が冷たくなりかかって…
虚弱体質だったのか、親鳥が育児放棄してしまったのか。


弱々しげなヒナちゃん さすけねぐ生きっぺが…@@;

確かにヒナちゃんは他の3羽から比べると
随分小さい事が分った。

いつも2羽多くて3羽だったのが、今回は4羽。
親鳥も数えると6羽の十姉妹には巣が小さかったのかもしれない。
以前も何度かあったけど、気づかずに体が冷え切って死んでしまっていた。
掌に乗せて、ぐったりしているヒナちゃんは生き長らえられるのだろうか。


大丈夫か…ヒナちゃんハゲ頭&ハゲお尻!

しばらく掌で温めているとほんのりと体温が上がって行くのが分る。
急いで粟玉を持って来て、お湯でふやかし、割り箸の先を削って食べやすくして
ふやかした粟玉をすくって雛の口元へと…食べてくれるかな(・_・;)


とあるコンビニの割り箸が竹製なので、これを使う。


何とか餌袋に餌が入っているので…ちょっと安心♪

 粟玉とは、成長期のひなに必要な動物性タンパク質が多く含まれ
ムキアワに新鮮な鶏卵などを混ぜて雛の成長促進の為の栄養食。

最初は食べなかったけど、何度かやっているうちに食い付き
今度は必至で大きな口を開けて食べる…というか飲み込み始めた。
首の所にある餌袋が満杯状態になり…これでホッと一安心だけど
人の手で餌を与えた雛を親が面倒みるのだろうか?

朝起きると、ヒナちゃんが生きてるかどうかを見るのが最近の朝一の仕事になった。


鈴虫を飼っていた時の、小さい飼育ケースを出して
そこにティッシュを入れ当座の住まいとする。

暖かいのだろう…コックリコックリと眠り始める。


ちょっと幸せそうな寝顔に見えるヒナちゃん

とりあえず何日か様子を見てみるしかないなと思って
すでに何日か…今では近づくと、口を開けて餌を催促するヒナちゃん。
もう自活出来るようになるまで親元へは戻せないかも!


救出してから3日後のヒナちゃんをUP!


その後のヒナちゃんは、また日を改めて…。

 

 

 

コメント (46)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

有名菓子店っぽい芋ようかんを作ってみた!

2011-09-21 22:50:17 | 食べ物 レシピなど

今日の東北地方、台風の為に朝から雨続きで
あんなに暑かった日が、半そでじゃ寒いくらいとなってしまうとは
稲刈りを急いでいた夫も、この風雨じゃ諦めざるを得ないようだ。


朝の風景

…と、先日敬老の日にとお仏壇にお供えした芋ようかん。
芋ようかんの作り方なんて知ってる!って方も多いとは思うが
せっかく写真に撮りながらだったので、アップしてみる事にした。

芋ようかんなんて簡単に作れるものだとタカをくくっていた。
けっこう力仕事だったのには驚いた!

pochiko農園から掘って来たサツマイモ。
最初っから芋ようかんを作ろうと決めていた。
だけど、どうせ作るのならば本格的に作ってみたいと
あっちこっちサイトを見ながら、○和っぽい芋ようかんに当たりを付ける。

準備する調味料は砂糖と塩だけ!
寒天を使うと、どうも水っぽさが抜けきれず
芋!! サツマイモ感が薄れてしまうような気がする。
そんなサツマイモだけの芋ようかんは以前も作った事があるのだけど
何となくポソポソしてイマイチだった。


今回こそ!!と、サツマイモの皮をきれいに剥いて
水に30分ほど浸けてあく抜きをする。


あくが抜けたら水を切って蒸すとあるが…私は茹でちゃった(^^ゞ

しっかりと柔らかくなるまでグツグツと、茹であがったらザルにとりお湯を切る。
今度はそのサツマイモを裏ごしするのだが…ここで秘訣(`´)b
裏ごししたサツマイモは冷めないうちに砂糖と塩少々を合わせて
弱火で練る事数分とある。

ステンレスのザルを使い、直に鍋の上で熱々のサツマイモを
少しずつ入れて裏ごし…裏ごし…ひたすら裏ごし。
冷めないうちにと必死で裏ごしをする。

けっこう涼しい日だったのだが汗が出てくる。
扇風機を持って来て、風に当たりながら茹でたサツマイモを全て裏ごし!
右腕はパンパンで、何度休みながらだった事か
美味しいものを作ろうとすると、それなりの努力は必要なのかも!


裏ごししたサツマイモに砂糖と塩少々を入れて
次は弱火で、良く混ざるようにムラがないようにと
しっかりと練る、頑張って練る…腕が痛くなっても練る!


ようやく出来上がった芋ようかんのベース。

これを四角い容器いに入れて、空気を抜きながらシッカリと詰め込んで行く。
そしてラップをして上から何度も押して…押して、体重をかけて押して
あ、あんまり押すと脇からはみ出たりするので要注意(^o^)b
ミッチミチに詰めたら、後は冷蔵庫で冷やすだけで出来あがり。

参考はこちらのサイトで♪  こちらをポチっと!!

そして出来あがった芋羊羹。一口食べてみてビックリ@@!!
寒天を使わない芋羊羹のポソポソ感もなく
(ポソポソ感があるのは途中冷めてしまうと出るらしい。)

しっとりとした、甘さも自然で…私にもこんな芋羊羹が作れたなんて
思わずホォ~~とため息…いくら食べても口の中がパサパサにならないなんて
さすがインターネット和菓子教室♪


そしてこれが前回UPした芋ようかん完成の図♪

栗よりうまい十三里のサツマイモ、たまにはこんな作り方もいかがだろうか。

 

今日の一枚 雨に濡れたクレメオの花をUP!

 

 

コメント (40)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

敬老の日によせてーばあちゃんの存在。

2011-09-19 22:36:17 | ひとりごと

今日は敬老の日で、こういう日は日にちが決まっていれば良いのにって
毎年同じことを思ってしまうのだが、今年はいつもの敬老の日とはちょっと違う。
それは敬老する人がいなくなってしまったからだ。

ばぁちゃんが亡くなって、気がつけば7ヶ月にもなる。
大震災のお陰と言ったら語弊があるけど
私にとっては悲しみに暮れる生活で無かった事が幸いしていたようだ。


酔芙蓉の蕾

去年までは…この時期、お世話になっていたディやショートの施設からの
敬老の日のお祝いとかで、なにかしら心のこもったお祝いの言葉があって
私もばぁちゃんの為に、何か食べられそうなものはないかと
自分の好きなものと合わせて、スィーツなどを吟味していたっけ。

考えてみれば…ばぁちゃんは、市で開催される敬老会に
一度も出席する事もなく逝ってしまった。
やり残した事や行きたいところ食べたいものもあっただろうに
そんな事を思いながら、敬老の日を祝ってあげる事もなく
祝ってもらうにはまだ早過ぎる我が家。


朝の酔芙蓉

寝たっきりで14年もいて、お世話に明け暮れた年月だったけど
今 思い返せば、ばぁちゃんの存在の大きさに驚かせられる。

我が家では、この8月から息子の勤務形態が代わり
今まで日勤だったのが12時間勤務の二交代となった。
夫は三交代で、誰が休みで…いつ夜勤で日勤で
訳が分らなくなってしまうので、カレンダーに印を付けていたりするけど
それでも急な残業や出勤があったりで、その都度申告をしてもらわなくちゃ
シッチャカメッチャカになってしまう私。


昼の酔芙蓉

しかし、上手い具合に両方とも夜勤にぶつかる事もなかったのだが
先日二人して夜勤の時があって、そういう時は私一人になってしまう。
元々一人暮らしなら慣れるって事もあるだろうけど
昔は7人家族で、一人二人と家を離れ、今は夫と息子と三人暮らし。

誰もいない夜は静かだけど、なんだか寂しいって小娘じゃあるまいし!
思わず苦笑しちゃった。


夕方の酔芙蓉

今までは、夫が夜勤で息子は飲み会などで居ない事はあったけど
そういう時隣の部屋にばぁちゃんがいると思うと
話せるわけでもなく動けるわけでもなく
ただ寝てるだけの存在だったけど、居るってだけで心強かった。

シンと寝静まった中に、寝息だとか咳き込みだとか
時には暑くないだろうか、寒くはないだろうかと
そんな些細なことでも存在感は確かにあった。


次の日の朝には萎んでしまった酔芙蓉

いつも何かがあったら、すぐに行けるようにと
隣のばぁちゃんの部屋との襖は開けっぱなしだったが
今は閉め切って、小さい豆球がポツリとひとつ…。

せめて今日はと、サツマイモを掘って芋ようかんを作って
じいちゃんとばあちゃんが食べられるようにと、お仏壇にお供えした。

久しぶりの雨模様、昨日か今日はあちこちで敬老会が行われたのだろうな。
県内の100歳以上の高齢者は、760人あまりと
16年連続で過去最高を更新したようだ。
そこまでとは言わないけど、もう少し長生き出来たら良かったのに…。
そんな事を思いながら、いつもと同じような淡々とした日を過ごす事となったのは寂しい。

 

 

コメント (44)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

孫太郎 サツマイモ掘りに初挑戦!!

2011-09-17 23:04:25 | pochiko農園

どんよりとした朝で、今日こそは雨が降りそうだと思ったけど
蒸し暑いだけで、とうとう降らずじまいだった。
明日こそはと思ったけど、夜に見た月は
満月もとうに過ぎた楕円形の月がクッキリと…。


雨の降りそうな雲の合間から陽射しが見え隠れの朝

こんにちわぁ~~と、長女に連れられ、今日も元気にやってきた孫太郎。
この間来た時に、今度来た時にはサツマイモ掘りをしたいと言っていたので
陽射しぶり返しの午後の事、孫太郎と一株だけ掘ってみる事にした。

帽子を持って来なかった孫太郎の為に
家にあった夫か息子かが被っていたのを引っ張りだして
pochiko農園で即席のいも掘り大会!

茎を切って蔓を避けて、孫太郎が引っ張りやすいように
スコップでちょっとだけ掘り起こして
土の中にお芋さんが隠れているから引っ張ってみ!と
両の手にサツマイモの茎を握って、引っ張り出そうとするけど
芋もサル者ひっかく者…なかなか、どうして抜けて来ない。

ばぁも一緒に!というので、一緒にサツマイモの茎を引っ張ると
出て来た、出て来た真っ赤なサツマイモ…これな~に?と孫太郎!
 以前ジャガイモ掘りをしたので、ジャガイモを想像していたのだろうか。
さっそく蒸かしてあげようかと言ったら
家に持って帰ると…きっと母親に見せたいのだと思った。


サツマイモを掘り終えて、ビニール袋に入れてあげたら
満足したのかpochiko農園の隅に植わっているブルーベリーをパクつく孫太郎。

今年のサツマイモは、そこそこ大きい
なかなかの出来ではないかと自己満足!
ただ、小さいところはネズミに食われていた跡があった。

手足を洗って…くたびれたのか、すぐにお昼寝タイム。

夕方には目覚めて、ヒメと一緒に散歩出かけた。

刈り取り間近な田んぼ道は、夕暮れのススキが風に揺れて
孫太郎に唸り声をあげるヒメを叱りながら
先を走っていく孫太郎に声をかけ、相変わらず蒸し暑い夕暮れだったけど
季節は秋を実感した日だった。


という事で、ちょっとくたびれかけた赤トンボをUP!

 

 

 

 

コメント (28)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真夏日が続くpochiko農園の憂い!

2011-09-15 22:12:09 | pochiko農園

朝から暑くなるのが分る空模様で、いったい何日雨が降らない事だろうか
どこもかしこもパッサパサのpochiko農園の現状!
せっかく出た芽も、暑さと吹く風に枯れてしまい
種を蒔いてもウンともスンとも言わないところもあったり
こんな年は初めての事で、異常気象?とでも言うか
せめて強い陽射しだけでも陰ってくれたらありがたいのだが…。


朝から暑そうな夜明け

このところ日の出前に起きだして、ヒメの散歩前に
ジョーロで川から水を汲んで、冬野菜の為に何往復する事か。

種で蒔いた白菜は、どんどん育って行くのに対して
芽の出なかった場所に、こさえた白菜の苗を植えたは良いけど
ジリジリ陽射しに、枯れてしまうものや育ち目がみえないもの。
ひと雨降れば良いのだけど…と、恨めしげに空を仰ぐ。


土がカラカラなので、雀が砂浴びをしていった窪み!

相変わらずに青い空と熱い風!

ジョーロで撒いた水も昼頃になると白く乾いてしまい
別のマルチに葉物を蒔いたけど、芽の出る様子が微塵にもなく
まあ、出来なきゃ出来ないで、スーパー畑に行けばいくらでもあると思えば
いささか気が楽になるところなのだが、それにしても面白くない!


ダイコンの芽が焼けている。


白菜も大きくなれないでいる。


先に育った白菜と、後で苗で植えた白菜の対比!

雑草だけが生き生きと…長ネギの間はスベリヒユに占領されてしまった!

麦わら帽子をかぶり、長ネギの間は草むしり用のイスは使えず
曲がって草むしりをしていると、お尻が焦げそうに熱い!!
それでも、毎日少しずつむしって行くけど
今度は最初にむしったホウレンソウに雑草が蔓延る!
まるでイタチの追いかけっこの様だ。


蔓延っているスベリヒユ


草むしりが終った後…やっぱりポチコの見張り番付き!

夕方に涼しげな風の吹く頃に、またもやジョーロで水撒きをして
夜の間に少しでも芽が出てくれます様に
出た芽が元気に水を吸い上げてくれますように…と
そんな思いで、朝と同じように川と畑を何往復か頑張る。

水を撒いた後は気持ち良さそうな野菜たち。
こういうのを見ると、頑張って水をあげて良かったと思える。

この暑さも今秋一杯の予報で、来週からはこの好天に陰りが見えるようだが
今度は毎日の雨となってしまうのだろうか。
なびいている黄色い稲穂が倒れなければ良いのだけど…。


今日の一枚 工場地帯に熱い夕日が沈んで行く。。。

 

 

 

 

 

コメント (34)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

牛乳屋のラーメンと芦ノ牧温泉駅の猫駅長

2011-09-13 22:57:38 | プチドライブ・地域の事

いつまで続くのか…この厳しい残暑。
巷じゃ節電解除となったようだが、まだまだエアコンは手放せないみたい。
昔はエアコンなしの生活が当たり前だったのだけどなぁ
人間楽な方に転がって行くのは本当に容易いことだと…。


ススキのある風景

先日のお昼に、たまにはどこかで何かを食べに行こうかと夫と二人。
残暑厳しいおりだが、ラーメンにしようと珍しく意見が合った。
どこへ行こうか…夫は近くの幸楽苑でも良いようだったけど
まあ、あそこは安いうえに味もなかなかなので
チョイっと行くのにはお勧めのお店。

でもさ~ たまには違うとこでも良いんじゃないの!

そんな私の意見で、芦ノ牧温泉駅近くにある牛乳屋で食べ
帰りには猫の駅長さんを見るってコースは如何かな?
まあ、夫はラーメンとジョッキがあれば、どこでも文句が出るはずもなく
車で10分くらいか、お昼時間を避けて行って来た。


牛乳屋のグッズなどが売られているお店


何の変哲もない食堂だが人気のお店牛乳屋

なんで食堂なのに牛乳屋っていうのか?
それは昔は牛乳を売っていたからだって!
安直だけど、それがまた記憶に残るネーミングだよね。

平日のうえ時間も一時過ぎとあって、そんなに混んではいないだろうと思ったけど
それでも入口で名前を書いて待たせられた…と言っても待つほどもなく
2階の座敷席へと案内されて、注文したラーメンと餃子。
そこに夫たっての希望でジョッキの大!

2階の座敷には、私たち夫婦と他に2組のお客。


牛乳屋の餃子


しょう油ラーメン

腰掛ける席よりも、座敷はくつろげるみたいで
辺りを見回せば…いわくありげな絵が立て掛けてあった。
…山下清正? 山下清の間違いではないのか?
それにしても山下画伯の絵とは似ても似つかず
意味不明の作者が気になったけど…未だに謎。


山下清正画伯?の絵

夫はジョッキの大をグビグビと、まず来たのが餃子で
丸っちい形に厚めの皮がモチモチとしたクセになりそうな代物だった。
そしてお待ちかねのラーメンが…良い匂い~~♪

やっぱり ラーメンはしょう油味に限るかな、スープの味が良く分る。
一口すすって…複雑な味わい魚ダシも使ってそうな味は優しい。
昔ながらの中華そばというか好きだなぁ~~こういうラーメン。
子供の頃お年寄りは支那ソバって言っていた。

本当は牛乳屋の牛乳も飲みたかったけど、さすがにお腹パンパンで
会計も済ませて、目と鼻の先にある芦ノ牧温泉駅へと向かった。
猫駅長のバスちゃん目当てか、けっこう親子連れが多く
待合室にある土産物バスちゃんグッズに集まっていた。


芦ノ牧温泉駅


中に入ると猫駅長バスちゃんのグッズ売り場


木造の駅にこじゃれたテーブルとイス…会津若松方面を望む

さてさてお目当てのバスちゃんは何処!!
…っと、駅長室はもぬけの空で…すみませんただ今パトロール中だと
本物の駅長さんが申し訳なさそうに教えてくれた。


もぬけの空だった駅長室@@;

芦ノ牧温泉駅の猫駅長バスちゃんは、こちら  ポチっとニャン♪

 あとは動画で我慢してね^^;

バス駅長も忙しい様で、仕方なく外へ出れば会津鉄道の列車が展示されていて
内部へも入って行ける様になっていたが、以前にはなかったものだ。
夫と二人覗いてみたら、親子連れが一組で
係員というか…中はあっついけど、寄って見てがんしょ~って!


駅構内に展示されていた列車


内部の様子…列車なんて乗ったのは、ずいぶん昔の事だったが。
今はこんなふうになってるんだねぇ~と妙な感慨を覚える。

お腹は満腹、外はジリジリと残暑だったけど
それなりに良い一日だった。


という事で、今日の一枚 残暑厳しい初秋の風景をUP!

 

 

 

コメント (32)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おらが村の秋まつり

2011-09-11 21:48:33 | プチドライブ・地域の事

残暑厳しい日が続いている今日
午後2時46分にあの災害から半年を迎えた…黙祷。

夫と二人…特別番組のテレビを見ながら
当時の話をするともなく思い出していた。

ばぁちゃんが亡くなって、まだ祭壇が飾られている時で
夕方から仕事だった夫が出勤した直後だった
孫太郎と二人で抱き合って…そんな所へ夫が引き返してくれた。

あれから半年、いろんな事があった。
原発事故や被災地近くに住んでいた次女の事
ガソリン不足があったり風評被害に…数え上げたらキリがないくらいで
今の放射能はどこまで拡散しているかどうか分らないけど
曲がりなりにも普通の生活ができる事に感謝しなきゃ!

そんななか、昨日の10日は我が地区の秋まつりが行われた。
本当は12日が地区祭礼となっているのだが
勤め人が多い昨今、お祭りは土曜日に、日曜日は後片付けとなっている。
残暑の蒸し暑さの中、やぐらを組んだり
お店の準備をしたり、地区のお祭り実行委員大忙しだった事だろう。


昼間は子供たちがクジや金魚すくいに興じていた。

他には子供会主催の金魚すくいやクジ引き、ジュースなども売っていたり
昼間は子供たちが近隣の地区からも集まり、けっこう賑わっていたが
我が家の孫太郎…こういう時に限って土日はあちらのご実家へ。
孫太郎が来ないとなると、お祭りへ行くのは抽選会の時だけかな。


正面にはデンと樽酒が、ご自由にお飲みくださいと…塩と枡


お店はアットホーム的な地区のお祭り実行委員会主催の露店

pochiko地区はお祭りの寄付金が集められるので
タオルが一本と当選番号が書いてある領収証が渡されて
当日盆踊りが終ってから抽選発表がある。

寄付金なんて雀の涙くらいの金額なので、当然当選商品もショボイものとなるのだが
ついつい…ひょっとしてひょっとしたら…だなんて欲の皮が突っ張る(笑)
盆踊り終了30分前に行って、近所の人とお喋りをしていたら
むんず!と手を引っ張られて、無理やり踊りの輪に引っ張り込まれた。

適当に歩いてるだけで良いんだって、向かいのばあちゃん。
いつも見てるだけで盆踊りなんて何十年前の事か
たしか…結婚前に勤めていたデパートで、会津まつりの時に
浴衣にお揃いのハッピ姿で踊ったのが最後だったような気がするのだけど。

いや、そうじゃなくってさぁ~ 踊ってる人が少ないから注目の的で…(~_~;)

そうこうしているうちに抽選発表タイムとなり
どうせ、たいしたものは当たらないと分っていても
一輪車持って来ねぐっても良かったべかとか
軽トラック乗って来ねえど積かんねでねえのが…などなど
最後にはギャハハハと笑って…オバちゃんパワー恐るべし(笑)


当選発表の掲示板に人が群がる…空クジなしだよ♪


今年も5等賞でインスタントラーメン5個入り一袋…まぁ こんなものだろう。

…こうして今年の秋まつりが終った。

放射能の数値だとか難しい事に目を背けちゃいけないのだけど
この先 福島はどうなるのか見当もつかないけど
振り返らずに前を向いて歩こうと思う。
がんばっぺな!福島。


という事で、暁の空を翔るペガサス…っぽい雲をUP!

 

 

 

 

コメント (38)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする