あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

思い描いていたこと

2024-03-06 01:04:25 | ひとりごと
梢に一羽のスズメ
 
 
分かってはいたのだけど
この春日和の後には、その後一週間ほど天気が崩れ
雨か雪か…そういう天気予報で
でも朝起きて、まだ薄暗くてもすぐにカーテンを開ける。


このところ年のせいか早く目覚める。


農作業なんかも出来ないって分かっているのに
大人しく布団の中で二度寝とかすればいいのに
そう思うのに目が覚めて寝ていられない。


春日和のあとは外は雪景色だった。
キッチンの窓から見える他所んちの畑は
すでに真っ白で…さすがに天気予報の正確さに驚かされる。
 
 



こんな雪から雨になったりで何もできないので
3月3日のお雛様も終わった事だし
早々に仕舞ってしまおうと、玩具部屋と化した
省吾さまグッズの置いてある部屋へと
出すときも大変だったけどしまう時も大変だった。


3月3日の次の日は私の結婚記念日で
あと一年ほどで金婚式を迎えるはずなのに
それを待たずして旅立ってしまった夫。


昔むか~し、朝早くから体中グルグル巻きにされた
花嫁衣装に出来上がった私はまるで姫だるま。
追われるような1日に、ようやく一息ついたのは
ホテルの一室であった。


次の日には京都へと、覚えているのは外国人が多かったことと
帰りの新幹線で茹で卵を夫の額で割ったら
烈火の如く怒られた事…なにもそんなに怒らなくてもさ~
その時に夫って意外と気が短い人だったんだなって
初めて気が付いたこと。


あれから本当にいろんな事があった。


このブログでも何度か書いたけど
いっつも出掛けるとケンカばっかりで
お外ご飯していこうと言えば、うちで食べると
誰が用意するんじゃい!!って思ったこと
それでも一生懸命に働いて兼業農家だったから
休みもろくに休まずに農作業をしていたこと。


育児介護なんては女の仕事だと
男は外で働いて金を稼いで来る…そんな昔気質な夫だった。
だけど一度だけ長女の夜泣きの時長時間あやしても泣き止まず
思わず布団の上に投げ出したら
夫は黙って抱っこしてくれたこと。
ばあちゃんの介護でにっちもさっちも行かなくなった時
黙って愚痴を聞いて、手を抜けと…そのために病院があったり
在宅支援の相談員さんがいるんだと言ってくれたこと。


本当に数えるくらいしか手を貸してくれなかったけど
ずるいよな…今 そういう事がくっきりと思い出される。


もうすぐ、あれから一年。


まだ一年か、もう一年なのか
ハッキリと分かったことは、夫はもうどこを探しても
いなくなってしまったんだって事。
自由さと寂しさと、どっちもどっちだけど
私の思い描いていた老後とはかなり脇道に逸れてしまった。



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2月最後の日

2024-03-01 22:38:26 | ひとりごと
今年はうるう年で2月29日まであった。
4年に一度の事で、ついこの日に生まれた人は
4年経たないと戸籍上の年は進めないのかって思ってしまうが
うるう年の誕生日の人は公的機関では2月28日に誕生日として扱われるらしい。
余計な心配はご無用ってとこなんだね。
 
珍しく雲がかかった2月最後の日の磐梯山
 
 
晴れていたのでツグミがきれいに撮れた。
 



このうるう年である2月最後の日は
会津では晴れだったが、風はやっぱり強かったけど
家の南側は筋向いの家の為か
風よけになって、ストーブを消しても
寒く感じられずに、実に気持ちのいい日となった。


最近我が家のバニラ嬢、お外デビューを果たし
すぐに外に出たくてうずうずしている。
ハーネスを着けない自由なお散歩は
彼女にとってすご~く魅力的だったようだ。
 
 
ハーネスつきのお散歩は都会の猫か。
田舎の猫は足の裏まっくろ(^_^;)
 
 
 
 
庭を縦横無尽に駆け回る
 
心配そうににゃあた兄さん
 
ノリスケ兄さんも目の届く範囲にいるよ。
 
家に入る前に、心配そうに振り返る
過保護なにゃあた兄さん!


その代わりにオス陣は、少し離れたところで
お嬢のバニラから目を離さない。
まったく家来の様な存在と化してる。


ふと足元に目をやると
2月最後の日に初めて開きかけたクロッカスの花を見つけた。
 
 
今年初めてのクロッカス
 
一面オオイヌノフグリ


足元には続々と水仙やチューリップの葉先が顔を出して
顔を出していたヒヤシンスを覗くと蕾が…。
好きなホトケノザやオオイヌノフグリ今日は上手く撮れた。
わが家の近辺にはヒメオドリコソウが多く群生しているが
このホトケノザは、なかなか見られなくて
夫農園の近くに生えていたのをお持ち帰りしたものだった。
 
ホトケノザ
サンガイクサ(三階草)、ホトケノツヅレ(仏の綴れ)とも呼ばれ
科名はシソ科オドリコソウ属で
葉の形が仏様の台座(蓮座)のように見えるというのが名前の由来


お友達にはわざわざ雑草をお持ち帰りする事もあるまいにって
言われちゃったけど、この紫蘇の花にも似た
濃いピンク色の花は、ちょっと見蘭にも似てる。


3月初日の朝は霙模様で、せっかくのクロッカスも
霙に濡れて花は槍のように細く寒さを耐え忍んでいるようで
当分はぐずついた様な日が続くらしい。

花をぎゅっと縮こませて寒さに耐えてるようだ。
 
 
霜に当たって黒くなってしまったブロッコリーに
雨のしずくに濡れた花が咲いてる。
 
 
カメラを持って、ほんの短い春日和
また明日からは雨か雪になるという
まさに春に3日の晴れはなしって言うじゃない。
冬と春とのせめぎ合いってのが最近の天気なんだね。
 
 
 
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この3連休に思いを寄せて

2023-11-04 00:23:38 | ひとりごと
すっかり朝起きられなくなってしまったこの頃
目が覚めても、外は暗いし…もうひと眠りなんて思っているうちに
時間がアッと言うまに過ぎてしまっていたり。
そういう時には朝食後小一時間くらい畑に出てみたりする。
 
 
霧の朝シジュウカラを見た!
 
 
カラスの親子か?
 
 
遠くサクぼんが友達と歩いている…。


急いでしなくちゃならない事もずっと少なくなって
晴れた日には、のんびりと日向ぼっこがてらに
気持ちのいい天気で、脇にはノリスケ。


先日は茎立菜の定植を終えて
あと蒔きものはスナップエンドウだけくらいか。
それも3日連休の初日に蒔くって決めていたので
畝だけを立てておいて、スナップエンドウの種を蒔いた。
 
 
今年は直に畑に蒔いた。
 
 
ひとつの穴に5粒、多いとは思ったけど種が余っていたから。
 
 
隣が茎立菜定植後、ようやく元気が出てきた。
 
 
ハウスの傍には
まだ残しておいダメ元で植えた霜に当たったナス
 
 
まだまだ元気で実もいくつか付いて
 
花もけっこう咲いているので
もうちょっと頑張ってもらおうかな。
 
 
白菜とブロッコリーは青虫との攻防戦真っ最中!
 


この3日連休の間、晴れて行楽日和ではあったが
我が家はまる子が2日の夜から熱が出て、上がったり下がってみたり
喉の痛みはあるもののインフルエンザの疑いも払拭できずに
土曜日にかかり付けの小児科へ診察に行くことにした。


土曜日は息子が会社で仕事があったり
まる子が熱が出なかったらチビたんと嫁様と
インフルエンザの予防接種受けて来る予定でもあったのに。


サクぼんのスキーのスポ小の顔合わせがあったり
地産地消まつりがあるので行ってみようって話にもなっていたけど
まる子の体調が良くない時に行っても仕方がないし
3連休最後の日曜日には空手に大会がある。


息子と嫁様とサクぼんとチビたんと4人で大会に行って
私とまる子はお留守番で家から応援を送る予定。
 
夏の猛暑に枯れた孔雀草
切ったところから新しく花が咲いてる!
 
 
庭の小菊も咲き始めて…さっそく仏壇に飾った。


天気も暑いくらいの時もあるけど
それでも時おりの風の心地よさに
過ごしやすい季節になった。

あちこちお出掛けの3連休も、この時季だと紅葉狩りかなあ。
夫とよく行った下郷町の観音沼なんか見ごろだろうなって思うけど
まあ、いつでも行けるし…特にどうしてもってわけでもなく
何年か前はあんなにプチドライブに出かけていたのに
そんな気にもなれずに…pochiko農園を徘徊するのが
たまらなく愛おしい時間なんてね。
 
白いシュウメイギクが花盛り!


すっかり出不精になってしまったなあ。


 
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季節は流れて

2023-05-11 01:00:23 | ひとりごと
あれからずいぶん日数が経ってしまい、季節は早春から春へと
あの日あの時に見た開き始めた梅の花も、今では小さい実がたくさんついて
目の前に見る山々には濃淡の緑に包まれ、磐梯山でさえ頂にわずかながらの雪
何にも変わらないいつもと同じような季節の流れに、なんだか戸惑いを感じる。
 
4月の末ころに撮ったのだけど
積雪ももう少しでなくなってしまいそう。
 
真夏でも消えない飯豊連峰の雪


相変わらずいつも通りの生活に流される様に
気が付けば田んぼに水が入る季節になった。


きっと、あっという間に耕やかされた田んぼには水が入って
田植え前の鏡の様な…、そこに夕日が映って
そんな風景が好きだった。
ヒメと散歩がてらにその好きな風景をカメラに収めた。
あんな季節は戻ってはこないのだろうと思うと
ちょっと寂しい気がする。
 

ちいさいチューリップが花開いた。

ヒメと夫は虹の橋で出会えたのだろうか。


元気だったヒメと青いツナギの作業服を着た夫が
私の好きな風景の中で散歩している姿を想像してみる。


このゴールデンウィークには、山形県の遊園地の行った息子一家
サクぼんが買ってきてくれたお土産は
黒地にオシャレな模様の入った指輪で
じいじにもって、二個買ってきてくれ
じいじの分は祭壇に飾った。
 
曇天だったけど保育園のこいのぼり


嫁様は会社から帰ってくるとただいまって声をかけ
みんながみんな何らかの形で心の中に残っているんだろうなって思ったりする。
コロナ渦のために入院生活と老健生活と
ろくに面会も出来ずに転院するときとか老健に入居するときとか
ホンの何回か…いっつも傍にいて介護したりとかの
お世話をすることがなかったので未だにピンと来なくて…。


それでも元気で生活をして、孫たちの送迎だとか
pochiko農園の仕事も順調に進んで
少しずつ普通の生活に戻り始めて
遺影だけになってしまったけど、いつも変わらずに笑いかけてくれる夫
きっと、みんな仲良く協力し合って生きていくのを見守ってくれているのだろうって
私と言えば、毎朝お線香を手向けて独り言が習慣になってしまったみたい。


長々とお休みしていたブログの方も、訪問くださった皆様に感謝しながら
ボチボチ動きだそうと思います。
これからもよろしくお願いいたします。




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この日梅の花が咲き始めた。

2023-04-04 00:12:02 | ひとりごと

その日はとても春らんまんって感じの暖かさで
遠く飯豊連峰の真夏でも消えない雪の白さと空の青さの
コントラストが美しく、磐梯山の雪はかなり消え始めるという
あまりにも対照的で、春の強い日差しは町中の屋根屋根に反射して
キラキラと…きれいだなって。

何度か来ていた夫の施設からの電話で
今度の抗生剤の効果はあったのかなって…何度か熱が出るたびに
いつ何があってもおかしくない状態だとは言われていたけど
いつも乗り切ってくれていた夫。

今回は力尽きてしまった…そんな感じで電話をもらって
すぐに高台にある施設へと向かったけど、夫は待ってくれることもなく
たった一人で穏やかな…たぶん苦しむこともなかっただろうと思われる顔で
ベッドに横たわっていた。

ちょっと声を掛けたら今にも目を覚ましそうな
おそるおそる頬に手を当ててみたけど、まだ温かくて
とても旅立ってしまっただなんて信じられずに
とめどなく涙があふれるかなと思ったけど、そうでもなく
胸が張り裂けるほどの悲しみに苛まれるかと思ったけど
なんだか実感がわかずに、あっという間に…気が付けば
夫は小さい箱に納まってしまった。

それでも家族で決めた遺影は満面の笑顔で
息子夫婦に結婚記念日にもらった花束と夫婦湯飲みのプレゼント
よっぽど嬉しかったんだろうなって…この笑顔を毎日見れるんだったら
なんだか頑張れるかな…。

普段は孫たちとバタバタして気が紛れているけど
一人になると、妙に胸にぽっかりと穴が開いた、そこから
ため息がこほれていく。

遺影を目の前にしても何も考えることもなく
ただただ見つめるだけど、ぼーっとした時間を過ごしてしまったり
ちょっと疲れやすくなったようで…元気なのに疲れる。

虚脱感というか、それでもまだ夫はあの高台の施設の一室に
未だに横たわっているような気がしてならない。

あまりにも突然でまだ受け入れられない部分があるのかもしれないと
もう少しゆっくりと時間をかけて、ブログの方はお休みしたほうが良いのかなって
そんなふうに思った。

 

在りし日の庭木の剪定をして一服している夫
息子とあくびをするポチコと…一緒に。

 

 

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いかにも春めいて

2023-02-18 00:19:09 | ひとりごと
キッチンから外を眺めるにゃあた

いかにも春めいた…そんな日だった。
朝は放射冷却現象のためかムチャクチャ寒かった。
玄関前のタイヤの跡が凍っていてゴミ出しに行くときに
滑って転びそうになった。


家族が会社や学校へ出かけた後
ゆっくりと朝ご飯が最近の私。


少しずつ明るさを増し、日差しが凍てついた空気を優しく包むような
そんな暖かさ…まだ2月だけど春を感じさせる日だった。
 
早春の磐梯山だけど、まだ雪化粧が濃いようだ。

午前中銀行へ行ったりと用事があって出掛けて
帰ってきてから、あんまり暖かい日差しに
久しぶりにカメラを持ってpochiko農園に。


まだ雪で押しつぶされたまんまの玉ねぎとか
茎立菜や春キャベツなどなど、これからこの暖かさが続いたら
頭をもたげてくるのだと思うと妙に愛おしい。
真冬に緑の恩恵に預かったブロッコリーも
もう終わりだなあ。
 
 
スナップエンドウの苗
 
 



立てかけていた農竹が強風で倒れてしまっていたり
庭のヒヤシンスが顔をのぞかせていたり
冬と春との狭間みたいなものだろうか。
 
 
ヒヤシンスと水仙が顔を出し始める。
 
 


それでも日差しを浴びて外に出るのは気持ちが良いもので
この間晴れた日にちびっ子たちが家の周りや
pochiko農園の周りとか、走り回っていたせいか
玄関の中も入り口も泥だらけで
すぐに掃除しようと思ったところに悪天候で
寒くてズルこいていたけど、今日はバケツに水を汲んで
履物を外に出して玄関の中をデッキブラシでゴシゴシで洗い流し
内も外もきれいにした。


玄関開けっ放しにして乾かして、それでも寒くはなかった。
こんな日が続けばいいのに…のりにゃんコンビも庭の見回りかな。
 
 
ノリにゃんコンビも日向ぼっこ
 



家の中ではクモマグサだとかセントポーリアだとか
日差しに溶けそうに咲いて…。
 
 



夕方子供クラブと保育園へとお迎えに行くのに
車のライトを点けなくてもいいなんて
途中家の近くになったらサクぼんとチビたんが
歩いて帰るって泥だらけの農道を走って家に帰ったけど
また玄関泥だらけになるんだろうなあ。
 
 
 
早春の夕暮れ
 
 
雲のかかったこんな磐梯山も好きだったりする。

このまま大人しく春になるわけではないのは分かっているけど
こういう日が少しずつ多くなってくるのは嬉しくて
磐梯山もいつもより美しく見えた日だった。






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このところ…。

2023-02-09 00:23:40 | ひとりごと

 

 

このところ晴れの日が続いて、部屋干しの洗濯物も乾きが早い気がする。
猫たちは日差しの当たるガラス戸の内側で日向ぼっこ。
しかし、今日は同じような晴れだけど何となくくすんだ様な
晴れた日にはいつもくっきりと見える磐梯山も
霞の中に姿が薄れて…晴れだけど曇りみたい。

外に出ると晴れてるのに風が冷たく、2月いっぱいは仕方がないのかもしれない。
いわゆる磐梯おろしの風…これが意外と厳しい。

このところバタバタした日が続いて、なかなかパソコンを開く間もなく
ついつい転寝して気が付けばすでに次の日になっていたりすることが多かった。
ふう…年ねえ、思わず口から出てしまう。

サクぼんのスポ小のスキー大会があったとか
村親戚に不幸があったり顔出しだとか葬儀に行ったり
そろそろ申告の医療費の計算とかしておかないと
日々雑事とはよく言ったものだと…。

 

最近は夜中に一回はトイレに目が覚めてしまう。
以前はなかった事なのに…それが意外と中途半端な時間だったりで
3時半くらいって、起きるには真夜中だし
かといって、もう一度寝てしまうと6時過ぎてしまっていたり
何も早く起きる必要なんかはないのだけど
習慣って恐ろしいもんだなって思ってしまう。

 

このところ、足首の痛みはちょっと良くなったかと思っていたが
最近しばらく大人しかった肩の痛みがぶり返し
湿布を貼っているけど、変形性関節炎は温めたほうが良いらしく
ほらよく聞くけど、急激な痛みは冷やして慢性的な痛みは温めるって
貼るタイプのホッカイロを肩の内側に肌着の上から貼ってみたけど
あんまり効き目は感じられなく、かえって痛みが増したような
過ぎたるは及ばざるが如しって言うけど
上にカーデガンを羽織ったくらいがちょうど良いのかもしれない。

 

 

早く春がくればいいのにって思う。

夫が申し込んでおいた特養老人ホームから封書が届いて
まだ順番が来たわけではないらしいのだけど
現在の状態だとか、申し込み辞退の用紙など
それでも、もう少しの所まで来たのかどうか。

そこは、亡きばあちゃんが長年お世話になったホームで
そこの雰囲気は良く知っているので安心ではあったのだけど
今の夫の状態で果たしてメンタルケアは大丈夫なんだろうか?

 

今いる老健では熱が出た時だとか、肺炎や誤嚥の疑いがあったときに
点滴の処置をしたり鼻に酸素を送る処置などをしてくれる。
だからか、入居以来何回か熱を出したときでも
その処置のおかげで大事に至らないで済んでいたが
そのホームは、そういう設備はないのだという。

やっぱり普通の特養老人ホームではなく
同じく申し込んでおいた医療型の老人ホームでないとダメなのか
いろんな事を老健の相談員さんと相談したり
幸い行き先が決まらないうちは退所ってことはない老健なので
焦らず、じっくりと考えて決めていこうと思っている。

 

 

疲れたり眠かったり、あちこち歩いたり
いろんな事を調べたり考えたり…そんな数日間だった。

 

 







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美しい磐梯山を見た!

2023-01-20 01:24:41 | ひとりごと
このところ雪も降らず暖かい日が続いて、このまま春になるんだろうかって
そんな思いでいたのだけど、来週辺りからまた寒さが戻ってくるのだとか
そうだよね、このまんま春になるわけがない!
20日が大寒だもの…でも雪は除雪機出動とまではいかないのかもしれない。
ちょっと降っても直ぐに融けての繰り返し…そんな気がする。

今朝の寒さはかなりのものだった。


朝起きて、いつもの通りストーブとホットカーペットのスイッチを入れて
なんとなく日が長くなったような気がするカーテン越しに
うっすらと明るさと寒さが交差する外の景色を感じ
思い切ってカーテンを開けて体内時計を目覚めさせる。
 

幽玄の磐梯山

そういう時、とても美しさを感じる夜明け前!
霧とまではいかないけど、うっすらと靄のかかったような景色に
浮かぶ磐梯山はとても幻想的で
早起きは三文の徳だよね、こんな景色が見れるなんて。


そんな幽玄な磐梯山も時間が経つにつれて
少しずつの朝日に影を作りながら
青く染まっていく空と白い磐梯山のコントラスト
ステキだなあ~~ってつぶやきが漏れる。


愚図ってなかなか支度しなかったチビスケを
保育園へ送った帰り道、遠く飯豊連峰もまた
神々しいほどの白さに夏でも消えない雪もまた深まってるんだろうな。

 
 
 
 
 

帰ってから家の周りをぐるっと見回す。
スナップエンドウの苗だとか春キャベツなどが
霜に朝日がきらきら光ってて
生き生き輝いてて
網目だけになった鬼灯にも霜がついている。
 
 
 
 
冬を越す植物って強いなあ!

昼間の磐梯山、くっきりと青い空に厚めの雪化粧の磐梯山で
いつも家の前のpochiko農園から見ることができる。
毎日毎日…時には雲に隠れていたり雨が降ったりとかで
見れない日もあるけど、晴れた日にはいつも穏やかな顔を見せてくれる。
 
 

夕方のモノトーンに変わっていく磐梯山


嫌な事があっても腹の立つことがあっても
悲しいこと悔しかったり…いろいろあっても
磐梯山を見ていると気持ちが落ち着くような気がして
毎日見る、四季おりおりの若葉色だったり濃い緑だったり
紅く燃える磐梯山と雪化粧の磐梯山とか
どっしりと構えていろんなネガティブな部分を消してくれる気がする。



 
明日も晴れそうだな…。
 
 
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新しい年によせて。

2023-01-03 00:46:10 | ひとりごと
 
年末雪が降らなくて良かった。
 
 
 
新年明けましておめでとうございます。
 

年末にもうひとつくらい話をUPしておきたかったのだけど
最近チビッコたちも夜遅くまで起きてることが多く
なかなかゆっくりとパソコンタイムも取れず
大掃除も半端なまんま、まあ見えるとこだけくらいはって感じで
なんとか年を越す事ができた。


とりあえずこづゆを作る。


里芋と人参と小さく切って煮崩れ防止に一度サッと下茹でをし
他には貝柱、きくらげ、シイタケ…これいずれも乾物のものを水で戻して
大きな鍋に下茹でした里芋と人参を入れ
そうそう、糸コンも食べやすい長さに切って入れなきゃ!
戻した貝柱とシイタケは薄く切って、戻した水と一緒に入れる。


いい出汁がでるんだよね。


きくらげは水を切って細かく裂いて…夜にそんなことをやっていると
よくばあちゃんが大きな里芋は売ったり他所にあげたりして
人にやるのは良いところをやるんだって
残った小さな里芋を、背中を丸めて剝いていたことを思い出す。


きっと年寄りってそういうもんなんだなって
懐かしさと一緒に自分もそれに近い年になった事を
ヒシヒシと感じずにはいられない。


IHヒーター用じゃない大きな鍋で
反射板の石油ストーブの上で、こづゆの具材を入れた
両手で持ってもかなりの重さだけど
味をつけてじっくりとコトコトと仕上げには
途中萎まないように、やっぱり水に戻しておいた豆麩の
水を切って入れるのだけど…チビッコたちが豆麩が好きだからって
たくさん入れるけど、みんなが嫌いな銀杏は入れない我が家のこづゆ。


一晩冷まして味をしみこませて、大晦日に浜通りに住む次女の所へも送った。
元旦の午前中には届くように、いつまでも会津の味を覚えていて欲しいと思いながら。


毎年そんな年末で、元旦が誕生日の私
お正月のご馳走の準備はお財布を渡した嫁様に任せて
今年前期高齢者となった。
 



かといって、特に年寄りになったって感じもなく
一昨年は足が痛くて、来年は農作業が出来るかなと危ぶまれたけど
去年、いつも行ってる整形外科の先生に
違う種類の痛め止めと、どうしても痛かったらと座薬の鎮痛剤
これで痛みが治まらなかったら注射をしましょうって事だったけど
意外とどれが効いたのか随分楽になった。


今は座薬は使わなくても良くなり、調子の良いときは
びっこを引かなくても歩ける…体が慣れたのか?
とにかくゆっくりと足に負担をかけないような
そんな歩き方が出来るようになったからかもしれない。


今年もpochiko農園頑張れそうだなって思う。


夫との老後は思い描いていたような老後とは違ってしまったけど
一週間に一回洗濯物の交換に行く
たまに職員の方にお願いしてスマホを渡して
夫の写真を撮ってもらったりしている。


あんなに激ヤセしていた夫も
最近では気持ちふっくらとしてきたような気がする。
環境に慣れるのはけっこう時間がかかるもののようだ。
おかげでその施設でちゃんとコロナのワクチンだってやってもらえてる。


形こそ違うけど、それもひとつの老後の形なんだろうなって
最近…ようやく思えるようになってきた。
時折よく夫と一緒にドライブしたことを思い出しながら。


新しい年はどんな年になるのか、欲は言わないけど
去年より少しだけでも良いことがあるといいなあ。
眉に皺を寄せずに笑う門には福来る!
笑うと免疫力が上がるんだってね!
 
毎年誕生日のプレゼントを送ってくださる浜友さんの
プレゼントの中に入っていたカード
とっても嬉しく心に沁みた。


思い悩んでも仕方ないことは時に身を任せて
決して焦らずマイペースでのんびりと今を楽しみながら
今自分のできることだけをやっていこうって
年末に出せずじまいだった年賀状を書きながら
そんなことを思った年の初めだった。


今年もよろしくお願いいたします。








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もう9月…あれから。

2022-09-04 00:59:02 | ひとりごと
秋野菜の準備に追われているうち、季節は秋へと
9月も何日か過ぎてしまった。
相変わらずに決まった曜日には夫の元へと
洗濯物の着替えを持って通っていたけど
もう何回目だろうか…ずいぶん通ったような気がしないでもない。


3月の末に、すっかり痩せてしまった夫と老健の門をくぐったのが
つい昨日に事のような…写真を撮ってLINEで娘に送った時には
ムンクの叫びのようだねって、確かになあ。


春から夏が過ぎて、もう初秋。


市内外れの市街地を見下ろすような
まるで摩天楼のような建物に
いったいどのくらいの人が生活しているのだろうか。
昼近くの帰り道に振り返ると、老健と同じ建物にある
あれは特養かな、椅子に座って食事されてる後姿が見える。
 

すっかり秋の空

夫ではないけど、夫の姿がかぶる。
あんなふうに食事しているのだろうか?
胃瘻にしてしまったから、ベッドでだろうか
それとも体を起こしてだろうか?
今度担当相談員の方に聞いてみようかなんて思いながら
家へと帰って来る。


ちょっと好きな景色を通る施設への道
いつも道路際に車を停めて市内を見渡す。
空はすっかり秋の空で、気付けば道端ススキ
暑くもなく寒くもなく、気持ち寂し気な秋の季節。
 
 
 
最初ムンクの叫びのようだった夫も
随分慣れてきたようで、月に一回くらいの割合で
面会できない夫の写真を、スマホを渡して撮ってもらう。
少しふっくらとした姿を見ると、なんだかホッとしたりする。


相談員さん曰く、手を振ると振り返してくださったりしますって
それでも何度か熱を出して、その都度点滴の処置をしていただいたり
いちいち病院へ行かなくても、ちょっとした事であれば
施設内で処置してもらえる。


このところの体調は安定しているようだけど
鼻の酸素のチューブは外せないらしく
それだけ肺機能が衰えてるって事なのだろうと
隠れてまでタバコがやめられなかった夫だった。
 
あの辺りが我が家かなあ…。

まだ一回しか受けていなかったコロナワクチンも
施設内で2回目を受ける事が出来た。
家にいたら、そういう事も出来なかっただろうなって思う。
今度3回目のワクチン接種券が届いたので
次行った時には持って行かなきゃ!


床屋さんもお願いすればやってもらえる。
先日、また髪の毛が伸びて来られたようだと
床屋さんをお願いして来た。


苦髪楽爪って言葉があるけど
夫は夫なりに何かしらのストレスとか感じているのかもしれない。
きっと、一人で畑をやって耕運機を使ったり
除草剤を振ったりって大変だなって思う時があるけど
寒くもなく暑くもない温度調整が完備され
職員さんが声をかけてくださったり
私に小言を言われるわけでもなく、いろんな人がたくさんいて
家にいるよりは良いんじゃないかって思うのは
本人にとってそうじゃないのかもしれない。
 
うねうねと新潟へ向かう高速道路
 

クズの花

いろんな思いが交錯する。


よく思うのはあんなにたくさんの人が生活されているのに
洗濯物の交換に事務所に行くのだけど、あんまり人に出会う事がない。
曜日の違いか、時間の違いか…そんなとこだろうけど
一回だけ入居者さんの家族の方と、少しだけお話が出来た。


その日は土砂降りの日で、夫の汚れ物を預かっての帰り
同じような年代の方で、思い切って声をかけてみた。
その方は二人の親族を看ていただいているようで
同居はしていないのだけど、私しかいないからって
二人のうちの一人は妹さんだって仰っていた。


いろんな人がいていろんな事情で入居されてる。
リモートで面会は出来るけど
帰りたいって言われたらと思うと
それも憚られてねえってため息ひとつ。
 
みんな大なり小なり同じような思いをしてるんだなあ。

私がスマホを渡してだと写真を撮って来てくれるって話したら
そういう事が出来るなんて知らなかった。
今度は写真撮ってきてもらいますって
嬉しそうに…夫よりも4か月くらい早く入居されたようで
お互い頑張りましょうって帰って来た。
 
 
ススキのある風景


相見互いっていうけど、お話できて良かったなと思った。


 
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