次は慧日寺資料館前の看板にもあった龍ヶ沢湧水へと…!
本当はそこまで行くつもりではなかったのだが、時間もまだ早かったし
天気も上々で、帰るには惜しいような…自然に呼ばれたとでも言うか…(笑)
また私の悪い虫が動き始まったようだ。
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空は碧くススキが風に揺らいでいる。
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さぁ ここから山へ向かってレッツラゴー(^o^)/
慧日寺の駐車場から、約一キロの所に龍ヶ沢湧水があると言う看板。
1キロくらいだったら、たいした時間ではないとさっそく車を走らせたのだが
車が行ける所は200メートルくらいで、あとは歩けと…。
車を停めてデジカメと携帯だけを持って、山道へと進んで行く。
なだらかな湿ったような道を、心地良い秋風とどこからか聞こえる小鳥の囀りと
獣道のような道の脇を流れていく渓流の音を聞きながら歩いた。
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木立と落ち葉の道をゆっくりと歩き始める。
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途中で見つけたブドウのような実は食べられるのだろうか。
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行く道を遮るように水が流れている。
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道の脇では渓流が…山女とか岩魚とかいるのだろうか?
が、途中道の中央辺りには水が流れて…長靴だったら良かったかなぁ~と後悔しきり。
それでも道の端をスニーカーが濡れないように注意深く歩く事にした。
ふと、足元を見れば、何やら獣の足跡を発見!
狐か狸か…いやいや、それよりも少し大きめな
まさか…熊じゃないよなぁ~ と、内心ビクビクものだったが
上の方から降りてきたゴールデンリトルバーと飼い主だった。
取りあえず熊じゃなくって良かった…^^;
道はしだいに登り坂となり、流れる水を避けながら歩くには少し息が切れる。
秋の日差しは、木立に遮られてるはずなのに汗が吹き出る。
それでもこういう疲労感は気持ちの良いものだ。
心を空っぽにして無心で歩く…かなりストレス解消に繋がる♪
そんな事を考えるともなく…ようやく目的の場所龍ヶ沢湧水へ着いた。
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丸太橋に似せた擬木とでも言うのだろうか…橋が架かっている。
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ここが龍ヶ沢湧き水の源流か…大きな岩の隙間のあちこちから水が湧き出ている。
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年代物の竹の筒から、途切れる事無く流れている名水。
傍には柄杓があって、湧き出る水が飲めるようになっている。
日本名水100選指定 磐梯西山麓湧水群「龍ヶ沢湧水」。
中でも龍ヶ沢湧水は代表的な湧水で、猫魔山系の火山活動に出来た。
大きな岩から湧き出る湧水は干ばつの時でも枯れることがないと言われ
江戸時代には会津藩の命により、大規模な雨乞いの儀式が行われた場所でもある。
戦前から戦後にかけて龍ヶ沢での雨乞いは龍のおとし子と五穀をあげ
僧侶が読経を行ったといわれている。 『磐梯町HPより抜粋』
そこで喉を潤し、しばしの休息を。
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その近辺を歩き回ったおかげで、ジーパンには雑草の種がビッシリ状態。
pochiko地方では、くっ付き虫の種が付いたのをバカがついたという(笑)
湧き出る水音を聞きながら自然を前に深呼吸をする。
こんこんと湧き出る水は、決して途切れる事なく人々の生活と喉を潤してきた。
昔から今へ、そして未来へと、いつまで流れ続けるのだろうか。
あれから数日後に、磐梯山では初冠雪となり市内では初霜が降りた。
今年の紅葉は、この慧日寺と龍ヶ沢で終わりかもしれない。
という事で、慧日寺方面から望んだ磐梯山をUP!
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