朝から良い天気だった。
高速バスに乗り一路仙台へと心はすでに、宮城グランディ21へ飛んでいた。
バスの中から外の景色を見れば、左手には磐梯山がクッキリと浮かんで
今日の楽しく過ごせるはずの、一日を暗示しているようであった。
耳元ではMP3プレイアー、今日 歌われるであろう曲が流れている。
バスは仙台駅へと着いた。
正直、仙台初体験の私にとって、初めて都会を見た“おのぼりさん”の心境で
とにかくキレイな駅で、その大きさにも度肝を抜かれた
たぶんに知らない人が見たら、あっぱ口(方言)開けた田舎者と思うのは無理からぬ事だ。
全容を写せなかった事が心残りだ…。
会場は仙台市からはずれた所にあったが
かなり大きくて、キレイな建物で、広さといったら口では言い表せないほどだ。
その大きい会場には、すでにかなりの人が集まっていて
万を超える人だろうか? 駐車場も満杯状態であった。
入り口には、トレードマークのSHOGOのロゴの入ったトレーラーがあり
記念撮影する人が後を断たなかった。
もちろん 私もその中の一人であった事は否めない。
その奥には、グッズを販売している場所があって黒山の人だかりだ。
連絡を取るまでもなく、友達と合流できた。
何故かと言えば…妙にテンションの高い一団を見れば
必ずや、その場所には彼女らがいる事は先刻承知のpochikoさんなのである(笑)
見れば彼女らは、お揃いのTシャツ!
なんでだ…? グッズ売り場で購入したTシャツをすでに着用。
pochikoさんも早く着替えて!!という言葉に
慌ててトイレで着替えてしまった、ノリノリな私。
けっこう ミーハーな自分発見で焦ってしまった…。
内容は、ツアーも始まったばかなりな事だし
これからコンサートに参加する人のためには
期待感を損なう事があるので、ここは秘密にしておこう。
ただ 言える事は52歳と言う年齢を感じさせないという事だった。
相変わらずにスリムで、普段 鍛えてると言うだけあって
引き締まった体、動きも精力的にステージを狭しと
2階席や端っこのファンにもサービスをしていたほどだ。
私の席はステージから、双眼鏡を使わなくても表情が分かるくらいの所であり
しかも センターステージに移った時には
まるっきり目の前でさらにテンションが上がった。
ライトの光り加減では、サングラスの中の表情さえ分かるくらいの距離で
初めてのことで舞い上がってしまった…。
しかし 省吾とバックバンドの彼らは本当に楽しそうに演奏する。
音楽が…演奏が…心から好きなのだと思った。
光りと影 戦争と平和 涙と微笑み
戦争で親を失った子供たちや傷ついた子供たち。
身内を失った年老いた老人の流す涙 抱擁と別れ 悲しみと喜び
一輪の名もなき花 人は皆 幸せに生きる権利がある。
戦争に残されたものは、人々の悲しみだけ…。
そんな簡単な事でさえ分からずに、世界のあちこちでは戦争がある。
生きる事 愛 幸せ すべての人が皆 平和であるように…。
そんな事を謳う浜田省吾のコンサートであった。
To be continued...