これで安心だと楽観していたが、どうやら胃の形に異常が見られたようで
市から舞い込んだ一通のハガキ、胃がん検診再検査!
恐怖の胃カメラ…なんと言うか初体験な私。
この丸印の所に異常が見られた。
何回か胃カメラの検査をした事がある夫に
まず、涙とヨダレと鼻水は覚悟しておけ!と言われ内心ビビリまくっていた。
先週の水曜日に検査前の血液検査をして
胃カメラの詳しい検査内容を聞いてきたのだが
何と言っても未知の世界で…本当に大丈夫だろうか?と今日を迎えた。
今日からばぁちゃんはショートの予定を組んでいたので
送り出すと急いで支度をして病院へと向かった。
予約の時間10分前には病院へついて、待つ事数分がとてつもなく長く思えた。
胃カメラには口から入れるのと鼻から入れるタイプがあるようで
鼻から入れるのは管も少し細くて、とても楽だと聞いていたが
残念ながら、その病院は口から入れる方で、内心失敗感を感じていたのだが。
熱と血圧を測り、検査室へ入り用意されていたピンクの検査服に着替える。
そして胃の中の泡を抑える薬を飲んで、麻酔の薬を飲むのだが
ドロ~とした液体で喉の奥に溜めていてくださいね、10分ほどって言われたけど
飲み込まないでいるって思ったより難しい事なんだなぁ~と思った。
途中咳き込んで、それでも我慢をしていたら
テキパキとした感じの若い看護師さんだったが
辛かったら吐き出しても良いですよ、もう一度やり直せますからって…。
でも やり直しても同じ事なので我慢する事にした。
その間に胃の動きを止める注射を打たれて…いよいよ検査に入る。
夫に聞いていたので、どうにでもなれ~!!って感じで潔くまな板のトドとなった。
マウスピースを咥えてくださいと、咥えたマウスピースは口にテープで止められ
うわぁ~~入ってくるよ~~鉛筆なみの黒い管がぁ~~@@;
。。。うん? 思ったより辛くないぞ!
途中管が止まるので、その時に合図しますから息を止めて飲み込むようにしてくださいと。
合図と共にゴックン!!と2回ばかり…はい、胃の中に入りました♪
思ったより異物感もなくスルッと入った感じで、涙もヨダレも鼻水も出なかった。
モニターを見ると、まさしく私の胃の中がリアルに映し出されて
おぉ~~っ! まさにミクロの決死圏だ!
へえ~~ 胃に中ってこんなふうになってるんだ。
説明を受けながら、ここが幽門かぁ 大食いチャンピオンの白田君が
一杯食べていて幽門が開いたって言ってたけど…ここがそうか~と
変な事を思い出すくらい余裕だった。
昔なら自分の胃の中なんて見られる事はなかったのに
すごい事なんだ…医学の進歩は日進月歩か秒進分歩と言った方が良いのか
とにかく、めざましいものだと感心しながら自分の胃の中をシゲシゲと見ていた。
途中、これから空気を入れますからゲップを我慢してくださいね。と言われ
なにやら急に胃の中がお腹一杯な感じになって…これって思ったより苦しい。
それでも隅から隅をくまなく診てもらって、時間にして10分くらいだろうか…検査は終わった。
結果として胃がんや胃潰瘍の所見はなく、ちょっと慢性胃炎かなぁ~と
まぁ ご飯が美味しく空腹時に胃が痛むような事がなければ薬の必要もないでしょう。
ストレスもいけませんよ~と言われて、思わず夫と居る時間が多くて苛々する時があるんですけど
それも原因のひとつでしょうか?と聞いたら、冗談かと思ったのか
医師と看護師に吹き出されてしまった…いや、真面目な話だったんだけど。。。
それにしても、まぁまぁ異常ナシで良かった。
次回からはバリウムよりも最初から胃カメラの方が楽ですよ。と言われ
確かにバリウムよりは楽だったかもしれない…私の場合。
と、安心したところでポチコと夕暮れ