あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

私にもカリカリ梅漬けが漬けられた♪

2009-06-29 23:08:37 | 食べ物 レシピなど
どうも私ってヤツは、酸っぱいものが苦手で…特に梅漬け。
食べられないわけではないのだけど、好んで食べたいとは思わな代物だ。
それでも細かく刻んだりしてシラスとご飯に混ぜたおにぎりなんかは美味しいとは思うのだけど
まぁ 世の中に梅漬けなんてものがなくても、特には困らないなぁ~って感じ。

反面 夫はカリカリ梅漬けが好きで、特に夏には欠かせないでいる。

ばぁちゃんが倒れるまでは、毎年 切らした事がなく
確か一晩水につけたら、塩に漬けこんでウカリ(水分の事)が上がったら
シッカリと揉みだした赤紫蘇で漬けこむ…こんなだったような気がする。

途中カビが生えないように、塩が何パーセントだとか
焼酎とか酢を使うだとかあったのだけど…元気な頃によく聞いておけば良かった。
ばぁちゃんが倒れた次の年に、うろ覚えだけど漬けてみたカリカリ梅漬け。
だけど、それはとても食べられるものではなく…思いっきりしょっぱく
しかも、カリカリのままにはならなくて…結局廃棄処分とするしかなかった。

そこで次の年は夫が!
女ってさ~ 不浄のものだから上手く漬けられないんだと…知った様な事を言いつつ
今年は俺様が漬けてやるぞ!!とばかりに大口を叩いたは良いが
結局は私と似た様な結末で…フンだ! 何が不浄だと…笑わせないでよ!

ちなみに、表現しにくいのだが「女の子」があると梅が腐るといわれ
昔から「女の子」が「不浄」のものとされていたようだ。
まぁ 年を重ねて女の子を卒業された方は大丈夫なのかもしれないが…(~_~;)
地域によって、梅漬けは「男」の仕事になっているところもあるとか?

そんな事で、ばぁちゃんが倒れて以来、いつもカリカリ梅漬けは買っていた。
先日行った美里町のアヤメ祭りで売られている…懐かしい、ばぁちゃんのと同じ味。
高田梅って肉厚で美里町の特産物だし、でもけっこう高いんだよね~  


我が家の高田梅の木、植えて数年ものだけど…珍しく一キロくらいか収穫があった。

何にしようか…梅酒はばぁちゃんの倒れた年に作った年代物が
まだ冷蔵庫に眠ってるし…ってか、飲まれるんだろうか??
梅ジャムや梅の甘露煮なんてものも、どうも消費はかばかしくもなく…。

今年は思い切って、カリカリ梅漬けに再チャレンジをしてみる事にした。

夫の姉様に電話をして作り方の概要を聞くが、どうも各自の作り方があるようで
どれが良いのか決め手に欠けてて…そんな時に夫の姉様曰く
今はちゃんとカリカリ梅漬けの素って売ってるから
とりあえずそれで漬けてみたらどうかと…おお! そんなもんがあったとは!


さっそくスーパーで買って来た、カリカリ梅の素!


種を取って、食べやすい大きさにカットして、よぉ~く塩を擦り込む。


その後水洗いして水分をよく拭き取る。キッチンペーパーを使った。


容器はかさ張るので、チャック付き冷凍用のビニール袋に入れてカリカリ梅の素を入れる。


ちょっと心配だったので、我が家の赤紫蘇を揉んで足してみたけど
一晩でシッカリ梅漬け色に♪



そして小分けにして冷凍保存!

短期間で出来るし美味しいし、カリカリまんまだし…
冷凍保存出来る事は、アヤメ祭りで売られているお店の人に聞いた。
梅漬けは冷凍保存出来きて、自然解凍したら相変わらずのカリカリ梅漬けだから
一杯買っていがせ~~って言われていた…商売人だなぁ(笑)

まったく…目からウロコとはこの事で、いつも瓶詰でカビないようにと
冷蔵庫のお邪魔虫になる事もなく…さすが! 美里町の梅漬け屋さん!


という事で、今日の一枚 梅漬け色のタチアオイの花をUP♪



花言葉 豊かな実り 単純な愛 熱烈な恋 高貴…など。
またタチアオイは会津若松市の市花でもある。


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夫のオモチャ

2009-06-27 23:15:23 | 日々雑事
梅雨も明けないのに、毎日暑い日が続いている。
今日も昨日も33度くらいの真夏日に少々うんざりしている日を過ごして
農作業はしたくない…というか、涼しい所を求めて、猫の如くゴロゴロしている。



先日 息子が父の日にプレゼントしたものは、お酒好きの夫に相応しくお酒だった。
でも、前以て次女からもお酒のプレゼントが宅配便で届いていたので
息子曰く…どうもダブってしまったようだと、もうひとつプレゼントを用意した。
まぁ 貧乏人の息子だから、新たに買ってってわけにはいかずに
以前、自分の使っていたデジカメをプレゼントに当てた。

私のように写真撮りまくりのとは違って、そんなに使い古したわけでもなく
単に新しいデジカメを買ってしまったからのようで…。
まぁ ちゃっかりしてるといえば、そうなのだが
前々から一緒にツーリングへ行った時に約束していたらしい。

なんと言うか…夫は農機具などの使い方や、整備などはお手の物なのだが
どうも、携帯電話だとかパソコンだとか…そういうものは苦手らしく
携帯電話などは、今日残業で遅くなるから…くらいの通話しか使ってなく
もちろんメールと来たら、渋々で妙にバカ丁寧だったりする。

それでも先日から、夫の姉からメールが来て
誰に教わったのか、かなり絵文字もバンバン使っている(笑)
どうせなら姉弟のメル友なんて良いんじゃないの?って姉様に言ったら
覚え始めで面白いんだろうなぁ~ 次から次へとメールが来る。

それに合わせて夫も返信するのだけど、来たメールやら送るメールを
イチイチ見ろ、見ろ!!って、かなり煩い…(~_~;)
でも、やっぱり 嬉しかったりするんだろうなぁ。



そんな夫がデジカメを手にして、夜に使い方の説明を受けていたが
なかなか、一回じゃ覚えきれないようで…何度も何度も息子に聞いていた。
息子も面倒くさがらずに、何度も何度も同じ事を繰り返しながら
なかなか根気が良いというか…父親思いとでも言っておこうか(^^)v

さっそく孫太郎の写真を撮ってるけど、相手は子ザル!
チョコマカと一寸たりともジッとしていない。
動くな~~ 止まれ、あんまり近寄るな…の言葉に
思わず笑ってしまう…あはははは!!

息子に最初っから子供は無理だから、動かないものから撮った方が良いよって
自分の車だとかバイク、それに農業機械なんか撮れば良いのにね~
まぁ 子供の如く目を輝かしてはいたが…これ一回きりで
後はその辺にほっぽとく様な事がなければ良いんだけどね…夫に期待しよう!!


という事で、今日の一枚 この暑さに相応しくヒマワリの花をUP!


ひまわり全般の花言葉は、あこがれ・熱愛・あなたを見つめる・愛慕・光輝・敬慕・敬老の日・情熱・輝き



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今年もあやめ祭り…伊佐須美神社へと

2009-06-25 22:47:46 | プチドライブ・地域の事
お休みだった夫と孫太郎連れで、以前から行きたかったあやめ祭りへと行って来た。
毎年夫と行っているので、特に目新しいって事もないのだけど
まぁ 恒例って事で、今年は孫太郎もいる事だし。

朝からどんよりとした天気だったけど、歩きまわるにはこんな天気の方が良いのかも。
車にベビーカーを積み込んで、いざ美里町にある伊佐須美神社へと!

あやめ祭りは、この伊佐須美神社に隣接されて
年を追うごとに見物客も増えていってるようだ。

我が家から10分も走らない距離で、しかも平日!
今日は駐車するのは楽に違いないと思っていたのだが
甘かった…かなりの車で、停めるところを探すのに一苦労。

何とか入口よりも少し離れていたが、こういう時の為のベビーカー。
木陰を選びながら散歩がてらに、のんびりと…。


赤い鳥居をくぐって伊佐須美神社へと

まずは伊佐須美様にお参りかなぁ~と思ったが
以前神社の火事で、現在改築中の為中までは入れずじまいで
それでも出来上がりは、とんでもなく素晴らしい建物になるようで
完成予想図の看板に目を奪われてしまった!


天空にそびえ立つ神殿 御社殿造営姿図

さてさて、孫太郎のベビーカーは、あやめ会場へとコロコロコロ…と
途中の土産物店に目を奪われながらも立ち止まる事なく
孫太郎にしては、かなり不本意な事だったとは思うのだが(笑)







会場へ入って、鯉の餌を買って孫太郎にあげさせた。
体が折重なるように大きな口がバクバクと…こりゃ、子供じゃなくっても
かなり度肝を抜かれるに違いないと…隣の老夫婦は声をあげて喜んでいた。



去年来た時は、どこかの幼稚園児が来ていたが
今回は老人ホームの団体さんが、職員さんに車いすを押してもらいながら
てんでにあやめを見たり、鯉に餌をあげるところを見たり…。
思わずショートステイへ行っているばぁちゃんを思い起こさせた。

ばぁちゃんの施設も、たまに白鳳山公園や大川ダムの寄り道ドライブや
花見に行ったりとか…いろんなイベントがある。
きっと あやめ祭りなんかも見に来るのかもしれないな、と思うと
車椅子のご老人の姿が、ばぁちゃんと重なった…。





鯉に餌をあげてしまうと、今度は芝生の場所で子ザルを解き放した夫。
メチャクチャ喜んで走りまわる、その子ザルを捕まえようと
夫と子ザルの追いかけっこ…いや~汗かいた!と夫。
いつも買い物に子ザルを連れて行くと、こんな感じなんだよ、と私。


今さらながら、私の苦労が分かったようだ…(^^)v

ひとしきり、池の辺りだとか見てまわって、またもや子ザルはベビーカーへと
あやめ祭り会場の隅にある、クジャクを見に行く事にした。



♂と♀と…数羽のクジャクがたむろしていたが
暑さでダラケテいたのか、それとも見物客に慣れ切っているのか
羽を広げる事もなく、のんべんだらり~として緊張感は見受けられなかった。

ここで、ちょっと休憩と…入口近くのお店へ行って
頼んだソフトクリームはバニラと梅味!
何と言っても、ここ美里町は高田梅の有名なところだし
梅のソフトクリームは食べてみなきゃ~ね(^-^)


梅味ってよりも、赤いところから察すると、梅干し味の方が正しいかも…^^;

もちろん私が梅で夫がバニラ、孫太郎は両方って事で。
どうも梅ソフト…お味は小梅ちゃんって飴を彷彿とさせる。
それでも孫太郎は梅ソフトがお気に入りだったらしく
終いには私からソフトを取り上げる始末で…なかなかシブい好みのようだ。

そして帰りは、どこかで待望のお子様ランチをと予定していたのだが
途中に撃沈の孫太郎…しかたなく、お子様ランチは次回へと延期になる。


という事で、一番お気に入りだった白いあやめをUP♪



花菖蒲はアヤメ科の多年草で原産地は日本、淡紅、紅紫、桃、黄、紫、青、白などの花の色があり
ちなみに、湿地に自生することから、別名ドンドバナと呼ばれ「水の流れ」に由来されているようだ
花言葉 あなたを信じています。 優しい心、優美な心 忍耐、伝言…などなど。


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定着されちゃった日々

2009-06-23 23:28:02 | ひとりごと
すっかり 孫太郎べったりの生活が定着されちゃったようで
梅雨の時期に雨が降ったり、蒸し暑い晴れ間が見えたりの…この頃。

孫太郎が来たら何にも出来ないぞ!っと、ばぁちゃんのお世話と家事を済ましたら
敵が来る前にと、サヤエンドウやスナップエンドウだとか、終わったものは手繰って始末して
雑草と格闘してみたり、近所からいただいた私の好きなオダマキの種を蒔いてみたり。

あれもしたいこれもしたい…で!

孫太郎が来たら来たで、孫太郎を連れてスーパーへ買い物へ行く。
買い物症候群ではないが、けっこう買い足さなきゃならない物があったり
たまには心の栄養にと、自分用のスイーツなんかもね(^o^)b
ようやく待ちわびたお昼寝タイム…その頃はすっかり疲れ果てた私も
一緒にお昼寝タイム♪

早く娘や娘の旦那さんがお休みにならないかと
四時からの教育テレビ『お母さんと一緒』を心待ちにして…日々を凌いでいる。

疲れた疲れたって、愚痴を言いながら孫太郎を迎えに来るのだけど
私だっていっぱいいっぱいなんだ…感謝しろとは言わないが
当たり前だと思ってもらっちゃ…なぁ~~んて、私もここで愚痴^^;

いけないいけない、人間 疲れてる時とかお金がない時にケンカしやすいって。
娘にとっちゃ、愚痴を言える存在なんだと言い聞かせ
喉まで出かかった言葉をのみ込む。

…と、まぁ そんな日を過ごしている。

そんな中、心癒される時間が早朝のpochiko農園探索で
トマトやナスの出来具合だとか、今年蒔いた南京豆は…こんな塩梅で良いんだろうか。
カボチャの勢いは良いのだが、どうも小玉スイカとプリンスメロン。
これがイマイチで、育ち目が見えないでいる。
ちゃんと夏には生ってくれるんだろうなぁ~。


例のジャガイモは、どこが補植したところなのか分からないくらいに育った。


あの肥料袋栽培のサツマイモも意気揚々としている。
が、瀕死のサツマイモは、やっぱりダメだった。


後からのそのそとポチコが家来の如く、しゅう嬢は窓辺で司令官の如く。
ヒメは門番さんで番犬…あ、これは当り前かぁ(笑)

6月の雨の雫 紫陽花の雨 北鎌倉~…と思わず口ずさむ、省吾さまの紫陽花の雨。
北鎌倉どこか、会津の片田舎か…ちょっと自嘲しちゃって
そろそろ 我が家のアジサイも色づいて来たような…。


以前見切り品で買った鉢植えの紫陽花は、そのまま庭へと。
しっかりと花咲いてくれた♪




梅雨の合間にいろいろしなきゃなんない事が多過ぎて
気ばかりが急いもどうしようもなく、夕刻にまだ帰って来ない夫に業を煮やし
孫太郎をおぶって、ヒメの散歩へと…そんな時に見る夕方の磐梯山に
相変わらずにポケットにデジカメと、尻のポケットには携帯電話。

うっしゃ~~!! 明日もイッチョ頑張るか!!って反骨心が湧いてくる。


という事で、今日の一枚は…雨上がりの磐梯山をUP!




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わぁ~~~~~っ!! 冷蔵庫が!

2009-06-21 23:19:25 | 日々雑事
まったく、どうしちゃったんだろ。
確かに前日の夜までは、しっかり冷え冷えだったはずなんだけど
次の朝、冷蔵庫の扉を開けたら…微妙に生暖かいじゃないの。

うそ、マジで~ 品物詰め込み過ぎちゃったかな。
そう思って奥にある温度調節のダイヤルを中から強へと変えて
これで大丈夫…なはずなんだけど…たぶん。

だけど、どうも冷蔵庫の中が冷えた様子もなく
そういや、昨日ここ数日氷が出来るのがちょっと遅いかなぁ~とは思っていた。
ハテサテ、どうした事か、夫に見てもらうが…分かるはずもなく
これは痛い出費になるかと、思いっきり凹んでしまった。

それでも、どんなもんかとネットで検索。
『冷蔵庫 冷えない』で調べたところ、冷凍庫が冷えてるのであれば
その冷凍庫の冷気を冷蔵室に送るようになってるらしいので
そこんとこのパイプ? なんだか分からないけど
一度電源を切って、しばらく置いてみる…とかあったので
何とか直らないものかと悪あがきしてみた。

もしも それで直ったら儲けもんだし。
どうせダメだったとしても、やるだけやったと!納得もいく。
ダメか、直るか…まさに光と影の季節!



慌ててスーパーを何軒かハシゴして、もらって来た発砲スチロール。
そこへ食材を詰め込んで、ありったけの氷と保冷剤と一緒に入れて保管して
ところが、空になった冷蔵庫は、普段見えないところに目が行くもんで
わぁ~~ きったな~~い(~_~;)

今度は一生懸命に冷蔵庫の掃除まで始めてみたり!

約一日ほったらかしにして、再度電源を入れてみた。
ドキドキワクワク…、う~~ん だけどやっぱり冷蔵庫は生暖かいまんまで
はぁぁぁ、やっぱり買わなきゃダメみたい…お財布が痛い、瀕死状態!

他のものならいざ知らず、冷蔵庫が使えないのは不便なだけではなく
下手すると食中毒なんかも起こさないとも限らない。
ばぁちゃんのお粥のストックだとか、夫のお弁当用食材だとか
孫太郎のオヤツや、牛乳なんかすぐに飲めなくなってしまう。

仕方なく夕方、夫と二人で市内はずれにある大型電気店へと
でも、買う前に直らないか聞いてみたけど、10年選手の冷蔵庫じゃ無理でしょうと
諦めて買って来ました、おニューの冷蔵庫!!
しかも店員さんを虐め抜いた価格と、即日配達と…ごり押ししちゃった。


当日の夕方に届いた新しい冷蔵庫、さっそく発砲スチロールの箱から食材を移す。

気のせいか、冷え具合が古いのと比べると数段に違うような気がする。
そんな新しい冷蔵庫を前にして、新たなる決意。

① 食材は詰め込み過ぎない。
② 賞味期限の切れた食材や冷凍食品は処分する。
③ こまめに掃除をして奇麗に使う…果たしていつまで守れるかなぁ…^^;


という事で、今日の一枚…雨に濡れたアルストロメリアをUP♪



花言葉は「未来への憧れ」「エキゾチック」「機敏」「持続」「援助」「幸福な日々」


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ゆすらうめ記念日

2009-06-19 23:29:28 | 食べ物 レシピなど
今日6月19日は、何の日だかといえば
理化学研究所創設の日だとかベースボール記念日または元号の日だとか
朗読の日などがある中で、桜桃忌 太宰の日 太宰治生誕祭がある。

1948(昭和23)年、6月13日に自殺した作家・太宰治の遺体が発見された日だそうで
その日が太宰の誕生日でもあることから、6月19日は『桜桃忌』と呼ばれ
その名前は桜桃の時期であることと晩年の作品『桜桃』に因む…という事のようだ。

まぁ その桜桃とは関係があるような…ないような?



我が家のゆすらうめは、今年もたわわに実を付けている。
ゆすらうめは梅桃とか山桜桃梅とも言われて、桜桃繋がりという事で記事にしてみた。

今年もたくさん実がなり…意外にも我が家の孫太郎が好物で
あのルビー色した赤い実を、次から次へとパクパクと食べてくれる。
だが、種を出さずに食べてしまうので、ちょっと心配ではあるのだが
まさか、お腹の中で種から芽を出す事もあるまいと
枝を折って洗って手渡せば、美味しそうに頬張る姿は可愛いもんで
ちょっと見…おサルを思い起こさせる(笑)


とは言っても、孫太郎が食べたり、ザル一杯に摘んでも
ちょっとやそっとじゃ減り目はみえない、ゆすらうめの実。


毎年収穫をしては何にしようか…思案の種で
ゆすらうめ酒は誰も飲んでくれないし…っていうか梅酒でさえ
ばぁちゃんが倒れた時の年代物が今だ健在で冷蔵庫の邪魔になっている。

ではジャム…とはいえ、毎年友人が送ってくれる苺ジャムだとか
我が家のブルーベリーのジャムが余ってる状態で…。
去年はゆすらうめでジュースを作ってゼリーにした。



今年も変わり映えなくゼリーにしようと…ザル一杯のゆすらうめを
煮だしてザルに空けて、スプーンで実を潰して種だけを取り除いて
シッカリと潰した実も仕込んで作ってみた、ゆすらうめのゼリー。


甘味はカロリーゼロの物を使ったけど、単に赤いだけじゃ面白くないと 
冷蔵庫に邪魔になっていたコンデンスミルクをトロトロトロ~~!
そうして固めて出来上がったゆすらうめのゼリー。



不格好ななりにも丸く切って、上にチェリーセージの葉を飾ってみた。

果実まで混ぜ込んだので普通のゼリーとは、ちょっと触感がムースみたいで
…しまった!! コンデンスミルクよりは、生クリームを混ぜたら
より一層ムースって感じがしたに違いない!
あったのになぁ~ 生クリーム…いつも急に思い立って作るので
後悔先に立たず!ってとこかなぁ…。
でも お味は保証付き(^o^)b


という事で、今日の一枚はゆすらうめをUP♪


ふるさとの庭のどこかにゆすらうめ (池内たかし)


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新緑のこぶしラインから大内宿へと

2009-06-17 23:18:48 | プチドライブ・地域の事
先日思い立って大内宿へと出掛けて来た。
どうもストレスが溜まったようで、畑の草むしりをしても
買い物へ行って憂さ晴らしをしても…孫太郎とラーメンを食べに行っても
どんな事をしたって、いつの間にか澱のように溜まったストレスは拭いされるものではなく
何に対しても苛立ち腹が立ち…そんな自分にも嫌気がさしてしまっていた。

その日は梅雨の中休みのような日で、夜勤の夫は帰って来て
一杯…二杯の時もあるけど、飲んでご飯を食べて寝てしまうし
平日とあって息子は出勤とばぁちゃんはショートステイへと…孫太郎はお休みで
この日を逃したら、私はストレスに潰されてしまうと…かなり大袈裟だけど(笑)

どこに行こうか考えたが、山で歩きたくない気分だったので
今回は車で行けるとこで、遠くもなく近くもなく…だと、やっぱり大内宿かな。
そんな事を思いながら一路美里町から大内宿へと続く、こぶしラインコース。
そんな時のBGMはやっぱり省吾さま!


美里町からこぶしラインへ入ると、山道へと曲がりくねった道は続く。 
梅雨とは思えないほどの天気の良さに、遠く近く…山々の新緑さが目に沁みる。

 
途中戦死四十人墓を横目に栃沢ダム、そして戦死二十四人墓を過ぎて…
因みに白鳳山公園から戦死四十人墓を経て、会津戦没七士之墓
そして戦死二十四人墓から正法寺へと戊辰戦争の爪跡は、こんなところにも見られた。


栃沢ダム

車を停めて写真を撮ろうとしたら、すぐ後ろに蕗を採る人がいて
私も蕗を採りに来たと思ったらしいが、そうじゃないと分かると話しかけて来た。
どうも蕗採りにも競争相手がいるようで、これから大内宿へ行くと答えると
気を付けて行がんしょ~って…なかなか気の良いオッサンで…(笑)


こぶしラインから望む山々の緑も濃く…。


道路沿いに白い藤のような花を見つけた。

下野街道旧道の案内板を何箇所か見かける。

しばらく山間の道を走るが、平日とあり行き交う車もまばらで
じつに良いドライブ日和だった。

もうすぐ大内宿へ数キロのところにある大内ダムで小休止。
いつもの事だが、この景色見ずして大内宿を語るなかれ…というくらいに絶景に
湖面から吹き上げる風の心地よさに、今までのストレスは跡形もなく吹っ飛んでいたようだ。


行くたびに立ち寄る写真スポットで、そこから遠目に大内宿を望む事が出来る。


満々と水をたたえ波ひとつなく…まるで辺りの山々を写す鏡のように…。

この景色を見ていると、ちっぽけな事に腹を立てたり
自暴自棄だったり自己嫌悪だったりが、どうでもいい事のように思える。

そこから車で一気に大内宿へと…裏手にある駐車場は無料で空いている。
反して町営の駐車場は混み合ってるし駐車料金は取られるし…で
まぁ ここは穴場って事で!

そこには、昔懐かしい水車小屋のバス停留所があり
脇の道を下って木の橋を通ると、大内宿の裏手の方へと続く道がある。
途中から急な階段を息を切らしながら登り切ると
大内宿を見渡せる写真スポットへと行く事が出来る。






階段を登りきったところで、振り返ってみると…かなりの高さだ。


木漏れ日の中、三々五々に観光客の姿がチラホラと。



土産物満載のお店よりも、昔の風情を残した様なお店が好き。


じゅうねんのソフトクリーム、穀類独特のコクがあってメッチャ美味しかった♪

何度か行った大内宿だが、いつものごった返しの風景とは違って
こんな時に友人を案内したかったなぁ~。
すでに新緑というよりも深緑と言った方が似つかわしい風景に
時間にして1時間ちょいの開放感飛行を味わって来た。


という事で…やっぱり写真スポットからの大内宿でしょ♪




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ダメンズ…我が家のニャンコたち!!

2009-06-15 23:43:57 | ペット
まったく、我が家のポチしゅうコンビには、ほとほと呆れかえっている。
そもそも猫とは何ぞや!本来は愛玩動物いではなくて
ネズミを捕獲させる目的で飼われ始めたヤマネコの家畜化されたと言われているのさ。
フン! 地に落ちたもんだ…すっかり愛玩になり下がって!
そうさせてしまった私にも責任はあるのだが。


何とかと煙は高い所が好きって言うけど
まさになぁ~石一個分だし…しかも汚れまくってるし。


おかげで我が家の納屋にある保有米が被害に遭っているではないか!
一宿一飯の仁義を忘れちゃ…ならず者にも劣るというもの。
はぁぁ…コビスケがいた時はこんな事がなかったのに…。
っていうか、家の周りに来る雀の数さえ今と断然違っていた!
トウモロコシなんかカラスの被害になんて遭った事もなかった。

確かにコビは本能丸出しの猫で、家の周り2キロくらいはテリトリーだった。
ヒメの散歩で、とんでもない場所で出会ったりしてたし。
狩猟本能の塊のような猫で…今はポチしゅうコンビのような猫が多い中
キラリと光るものを持っていたような気がすると。

だから~ コビと同じようには出来ないだろうけど
せめて小屋の中に…特に米を保存しとくとこに出没するネズミくらいは
食べなくても良いから追い払ってはくれないか!
お願い!!


ほら! 粘着タイプのネズミ捕り。
今まで1匹か2匹くらいだったのが、先日なんて一挙に5匹…ってどうよ!


納屋に入るとさぁ、2階部分に何者かが潜んでいるのか?と思う時があるくらい
すっかり我が家の納屋はネズミたちの無法地帯となってしまったようだ。
そこでポチしゅうに代わって活躍しているのが、粘着タイプのネズミ捕りなのだが
以前はポチコがくっ付いてしまって大騒ぎだし…まったく、なんてこったい!!

ポチコは日がな一日のんびりと昼寝ばっかりだし
しかも私が畑に出ると邪魔ばっかしで、接近し過ぎで思わず尻尾なんか踏んずえようものなら
思いっきり怒るし…なら、近づくなよなぁ~~!!と言いたい。
納屋に入れたら、置いてある息子と夫のバイクにマーキングなんてする始末だし。


ポチコ~ そんなハウス跡のシートの下に潜ってんじゃないわよ!
えっ、なになに?って感じジャン!!


もっと酷いのがしゅう嬢で、作ってもらったカラーBOXの寝床そっちのけで
仏壇の前の座布団や2階の息子スペースにあるソファを占領してみたり
悪くはないんだけど、しゅう嬢普通の猫以上に毛が抜ける。
しかも白なので目立つ事このうえない。
網戸なんかも破っちゃって…この網戸新品なのに…シクシク(;_;)
そのうえ、今朝仏壇の座布団にゲロしちゃってるし!!


息子スペースのソファは、けっこう毛だらけになってるし!
急遽ビニールを被せて防御する事にした。



新品の網戸が…すでにこの有様で…ーー;



しゅう!! pochiko家のご先祖様を前に、何という事を!
ご先祖様ご先祖様、どうかしゅう嬢に罰を与えてやってくださいまし。。。
思わず願っちゃったけど、そういうのって神様の管轄だよなぁ(~_~;)


という事で、私に出番はないのぉ~ 暇だわ!ってヒメさま。


抜け毛が始まってボロさが微妙に広がりつつある。


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手紙 ~親愛なる子供たちへ~

2009-06-13 23:03:02 | 介護
以前テレビの『誰も知らない泣ける歌』で聴いた曲があまりにも良かったので
番組途中で市内にあるCDショップに電話をして聞いたところ
そのようなCDは入荷しておりませんと言われて
そのまま日々の忙しさに忘れてしまっていたが
再浮上したのは、先日朝の番組で紹介されてだった。

YouTubeで紹介したかったのだが、どうも上手く表示出来ずに
歌詞というか手紙の文面というか  こちら をどうぞ。

さっそく忘れないうちにとCDショップへ出掛けたが
以前はCDも置いてないくらいだったのが
今は、ショップの一角に泣ける歌コーナーが出来ていているほどだった。



私が聴きたかった、樋口了一さんの『手紙~親愛なる子供たちへ~』は
発信不明のポルトガル語で送られた一つの詩に、樋口了一さんが曲を付けたもので
彼の優しく心を揺さぶるような声と曲と内容と
本当に良いものは誰が聴いても共感するものがあるのだと思った。

人は生まれて赤ちゃんから大人になり年老いていく。
これは偉い人だろうが有名人であろうが、はたまたホームレスであろうが
すべて平等に与えられるもので、誰もがやがて来る老いという人生の通過点がある。

もしも、この先自分が老いて体の自由が効かなくなったり
または今までの事を忘れてしまったり、ひょっとして人格が破壊されるかもしれない。
そんな時、家族はどう対処したらいいのだろうか…。
その答えがこの一曲に集結しているように思えた。

老いていく者とそれを見守る家族と、親・子供の立場から綴られたこの歌は
自分が介護しているばぁちゃんと、この先老いていくだろう自分と
少しずつ人生の終着点へ向かって、少しでも幸せな生活を続けられますように。
そんな事を思わせるような…思わず胸が詰まるような詩の内容に
年を重ねていくのは罪悪ではないんだよって言っているのだと思った。

そして…自分が子供だった頃の両親だとか祖父母だとかの思い出。
また自分が子育てをしていた頃の子供に対する思い
そしてじいちゃんを送り、相変わらずに続くばぁちゃんの介護と
なんで私ばっかりがこんな思いをしなきゃならないのかと運命を呪った日々と
いろんな事が走馬灯のように浮かんでは消えていった。



CDと一緒に並べられていた本も買った。
ポルトガル語の源詩と写真集…そして楽譜からなるもので
特に写真集の、歌詞と共に乗せられた写真の何気ない生活の中で
光る日々の暮らしや風景、大人と子どもと…素晴らしい写真ばかりで
最後にはポルトガル語を和訳した、角 智織さんと樋口さんの対談も
かなり興味深いものだった。

人生とは…介護とは、親に対する思いと子に対する思いと
そして家族とは…改めて考えさせられた一曲だった。


という事で、今日の一枚は…やっぱり夕暮れの写真かなぁ~




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ツバメが巣立った日

2009-06-11 23:15:03 | 日々雑事
昔々、燕と雀は姉妹であった。あるとき親の死に目に際して
雀はなりふり構わず駆けつけたので間に合った。
しかし燕は紅をさしたりして着飾っていたので親の死に目に間に合わなかった。
以来、神様は親孝行の雀には五穀を食べて暮らせるようにしたが
燕には虫しか食べられないようにした。『雀孝行』から。

我が家に今年もツバメがやって来た。

去年、家の新築の為に、いつもツバメが巣を作る車庫を仮住まいとしたために
場所の取りっこに、仮住まいの車庫へどうしても巣を作らないと!とツバメ。
仮住まいの中に巣を作られたら、家具の上にフン害が…と追い払う私と
かなり辛辣な場所取りバトルが繰り広げられたので
もう、今年は来ないかもしれないなぁ…と思っていた。

ところが、先日車庫の前にツバメが!
まさかとは思ったが、ちゃんと車庫の中に壊さずに置いた巣に戻って来てくれた。
習性というか、本能というのか…私がツバメだったら来なかったかも。
しかもちゃんと巣の中へ入り込んでだし。


しっかり産卵もしていたようで、その後巣の下には卵の殻が
もうすぐ雛の顔が見られるかと思うとウキウキ気分になる。



数日後、巣の下には卵の殻が落ちていた。
雛が孵ったのか、まだ鳴き声は聞こえない。



ようやく鳴き声が聞け始めると、ちっちゃいクチバシが見え隠れ
俄然、ツバメの母さんも忙しさを増すようだ。



早く!早く~~!!と母さんツバメが近づいただけで顔中の大口を開けて餌の催促…
かなり凄まじいまのがある。



餌を運んできた、母さんツバメをも飲み込もそうな勢いで
生存競争もかなり激しそう…ここにも弱肉強食の世界があるのかもしれないと
精一杯自分を強調する者と控え目な者の体格の差はあるのだろうか。



そして良くしたもので、雛たちのフンは巣からお尻を出して
下に落とす事によって、巣の中は清潔に?かどうかは分からないが
フンで巣の容量が狭くなる事がない…いわゆる水洗トイレか(笑)。



だが、そこで被害甚大なのはヒメ様で、目の前にはフンの山。。


ほぉ~~ら、ツバメの赤ちゃんも随分大きくなったようだ。
いつもは隠れていた巣から、いつもこんなふうにして外の世界を見ているよ♪



さすがに育った雛の食欲と体格の大きさに、ツバメの母さんは押され気味で
そろそろ、巣立ちの時かもね。



ようやく巣立ちが出来たようで
最初の2~3日は車庫の中で飛ぶ練習をしていたようだが
いつの間にか巣は空っぽで、誰も戻っては来なくなってしまった。


あんなに仮住まいの車庫に入って来るとホウキで追いかけまわされ
車庫の前の電線に止まって隙あらばと恨みがましい目で見ていたツバメ。
そんな目に遭っても、今年も来てくれた事に感謝の気持ちと
なぜか、幸せの兆候かなぁ~なんて感じ入ったり
何よりも無事一羽の雛もかける事なく巣立って行った事が嬉しかった。

なんだか、一抹の寂しさを覚える…。

が、間もなく空いたツバメの巣に第二弾が到着!
ただ今 抱卵の真っ最中のようだ…(^^)v

という事で、今日の一枚は、一番可愛く撮れたツバメちゃんをUP♪


最初から巣立ちまで写真を撮り続けた。
今回何枚かの写真を選ぶのに苦労してしまった。


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