朝の磐梯山
どうやら梅雨明けをしたらしい今日の気温は…確か34度?くらいあったようだ。
どうりで暑いと思った…じりじりと容赦なく照り付ける日差しに
外へ出たのは歯医者が予約してあったからで、仕方がないと言えば仕方がないのだが
帰ってきてから畑に出るのは諦めた日でもあった。
夏を感じさせるヤブカンゾウの朱色は暑苦しい。
朝早く起きて、まだひんやりさを感じる時間
外はちょっと薄暗く、もう少し寝ても良い時間なのだけど
このひんやりさは捨てがたい…。
どんよりとした梅雨特有の蒸し暑さの中アガパンサスの花
ちびっ子たちの洗濯ものをたたんで一回目の洗濯機を回す。
その合間にと外に出て玄関先などに置いた鉢植えの花に水を撒いて
何度かパラパラっとしか降らない畑に、特に水分を要する作物に水やりをする。
今日も一日暑くなりそうだなあ…日差しが強くなって来て
それと反するようにひんやりさは生温さに代わり
湿度の多い梅雨特有の肌に汗が絡みつくようだ。
我が家の第二弾めのツバメ発育中。
庭先の草花に水やりをするために
家の脇を流れる川からジョーロに水を汲んで…と
何気に擬木の所に目をやると、今 まさに脱皮中のセミを見つけた。
殻の割れ目から見えるセミは薄緑色で、とても繊細な感じがして
上手くいけば脱皮が完成する瞬間が見れるかもしれないと
何度か家に出たり入ったりして観察していた。
ここから川の水を汲む。
おぉ、脱皮中のセミ発見!!
地面にはセミが出てきたと思われる穴が無数に…。
ちょうど、サクぼんが保育園へ行く時間帯まる子が眠くなる。
まる子をおぶって、ちょくちょく様子を見ていたが
まる子が寝てしまい、ちょっと遅めの朝食を済ませて
はて、セミの脱皮はどうしただろうか?
もうセミになっちゃってるかも…と、ルンルン気分であの場所へと!
……いない! あの脱皮中のセミがいない!
脱皮が終わって翅も乾いて飛び去ってしまった?とは考えにくい。
だってセミの抜け殻も見当たらないのだから。
じゃ、移動した…脱皮中のセミが? まずあり得ない。
っていうか、セミの脱皮は調べたところのよれば夜に行われ
朝方までには翅も乾いて飛び立ってしまうらしい。
とすれば、朝に見た脱皮中のセミは途中で力尽きたのか?
考えるとしたら…脱皮の最中に野鳥や猫などの天敵に襲われてしまったとか?
これが一番有力のような気がする。
とすると容疑者はノリスケが有力かも(◎_◎;)
それにしても長い間土の中にいて、ようやく日の目を見れたはずなのに
志し半ばで…なんだか不運なセミだなあ。
そしてこの日梅雨が明けて本格的な夏が始まった!