金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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大河ドラマ「真田丸」#26

2017-10-21 18:46:58 | 大河ドラマ「真田丸」
大河ドラマ「真田丸」#26

朝鮮出兵のため、秀吉の命で
真田の父子は九州の名護屋へ。
京では秀次が関白となる。

秀吉は名護屋で仮装大会を企画。
昌幸は瓜売りの練習に励むものの、
秀吉とのネタかぶりに焦り……
とギャグ回と思わせて、
またもや秀吉のために
真田が我慢をしなければならない悲しい回であった。
昌幸パパがこうやって自ら退いたのが、
平和な時代の政治的な駆け引きでは
輝けない人なのだということを
感じさせてつらい。
そして、明らかに昌幸よりも下手なのに
優勝してしまう秀吉。
みんながヨイショして、誰も彼を止められないし、
本人もそれに薄々気づいている……と
斜陽を感じさせる演出。

茶々が二人目の子を懐妊し、
生まれたわが子の死に安心する秀次……と
豊臣家内部の闇も濃厚に。

今回は昌幸パパのはしゃぎっぷりと悲哀もよかったが、
何よりも家康の腹に目が釘づけ!
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大河ドラマ「真田丸」#25

2017-10-21 17:42:02 | 大河ドラマ「真田丸」
大河ドラマ「真田丸」#25

信繁が小田原城に入った折、
倉で見つけた鉛に入っていた刻印は
利休のものだった。
利休が北条相手にも武器を売っていたことが発覚し、
そのうえ、大徳寺にあった利休の像が問題となり、
利休は蟄居ののち切腹を申し付けられる。
秀吉の子・鶴松が病に倒れ、利休の呪いと噂が流れる中、
鶴松は息を引き取り、豊臣家の将来に影を落とす。

利休の像を作ろうと発案したのも、
サイズ違いで作っちゃった像を大徳寺にと発案したのも
茶々だということが後から発覚。
さすがは不幸を呼び込む女、ファム・ファタル。
本気で近くにいてほしくない女だ……。

「鶴松さまのために水垢離するぜ、付き合え!」
と言ってやってきた加藤清正と福島正則に
「断る」と一言で返した三成。
後から水垢離に合流した三成に、清正が感動してるの、
脳筋そのものでおかしい。
「水垢離に効き目はないから、もっと効果的な方法を……」
というより、
「(無意味なことを)頑張ってます!」
という姿を見せる方に価値を置いてしまうタイプだな。
体育会系あるある。

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大河ドラマ「真田丸」#24

2017-10-21 17:20:32 | 大河ドラマ「真田丸」
大河ドラマ「真田丸」#24

まさか氏政に泣かされる日が来ようとは……!

氏直を降伏させたものの、
自らは生きる気のない氏政を説得するべく、
家康・景勝・昌幸がやってくるシーン、
「どうだ? 昨日の敵は今日の友だぞ? 胸熱だろ?」
という制作側のドヤ顔が思い浮かぶようだが、
わかっていてもなお、ちょっとうるっときちゃった。

そして、直江が、主人がまた勝手に約束をするのではないかと
心配しているのにも、景勝がそれをわかっているのも
おもしろい。

歴史は勝者のもの、と言うけれども、
どうしても主人公は頂点に立った人物になりがちで、
負ける側の主人公は、負けたところで物語が終わることが
多い気がする。
負けて誰かの軍門に下らずを得なかった悔しさをいうものを
一時だけでなく割と長期的に描いているのは
今まで見たことがなかったので新鮮。
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