金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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大河ドラマ「真田丸」#42-43

2017-10-28 22:00:00 | 大河ドラマ「真田丸」
大河ドラマ「真田丸」#42-43

42話めにして初めて、主人公がまともに
活躍するところを見たかもしれん……。

父の策をベースにして、外へ打って出るという自らの策を
軍議にかける幸村だが、
豊臣方は何を言っても結論を「籠城」におさめようとし、
牢人衆たち4人も、賛成したのは毛利のみ。
「話が大きすぎて理解できないから、
 自分の理解できる方法が最善だと思い込もうとする」
って、あるよね……。
良し悪しの判断ができないの。

個別に語らううち、長宗我部と明石は、
真田の策に乗らないようにと事前に大野修理から言われていたことが
発覚する。
織田有楽斎は牢人衆を頼りにしているふりをしているが
その実まったく信用しておらず、
最初から意見を採用する気もないのだった。
幸村は軍議の場で皆と話し合い、強硬に反対していた後藤や
豊臣方から幸村を抑え込む役を任されていた木村の意見を
覆すことに成功。
大野修理も味方につけ、秀頼も幸村の策を採用した。

有楽斎は本当に腹立たしかったな。
おだてておだてて、実はまったく話を聞く気がないんだもん。
他人の時間と労力をなんだと思ってるんだ。

それぞれの望みを明かし、必ず勝とうと共通の目的もでき、
牢人衆の間に少年漫画のようなチーム感が出てきた

……となったところで、また落とすんだもんなー。

茶々の鶴の一声で、また「籠城」に逆戻り。
真田以外信用できないので、城にとどめて
目を光らせていなければならないというのだった。
頼りにしていると言いながら、
幸村の策を決して受け入れようとしない茶々。
徒労感半端ない。
よいアイディアがあっても、
それを活かせる環境にないって絶望的だな。

自分が被る不利益よりも
「源次郎の好きにさせてやりたい」
「あれは14年、この時を待っていたのだ」
と言って弟が気兼ねすることを心配する
信之は本当に善人だな。
弟の方は、兄にかかる迷惑のこと、
一切気にしてないのに……。
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大河ドラマ「真田丸」#41

2017-10-28 21:30:00 | 大河ドラマ「真田丸」
大河ドラマ「真田丸」#41

相手を持ち上げて持ち上げて、実はバカにしている
織田有楽斎は本当に腹立たしいじじいであるよ。
有楽斎も大蔵卿局も、幸村の武将としての器量を
不明としているのは結構冷静だと思うけど。

秀頼に対面した幸村は、城に集まってきた牢人の
後藤又兵衛と毛利勝永に絡まれる。
特別扱いの幸村が気に入らないというのだった。
豊臣サイドは幸村を総大将とする予定だったが
後藤又兵衛たちの強硬な反対に逢い、
幸村・後藤・毛利・長宗我部・明石の五人が
牢人の代表者となって合議で決めることになる。

体調の思わしくない信之は、息子ふたりを
参陣させることに。
幸村に呼ばれて彼のもとへ行こうとした作兵衛の
動きを察知した信之は、
刀を抜いて作兵衛を留めようとする。
手のしびれによって刀を取り落としたのを
温情だと勘違いされてしまったのは、
いつものコメディパートね。

三成と大谷がいた御文庫に入って感慨無量の幸村。
「書類まったくないし、使ってないなら
 棚を片付ければいいのに……」
と思ってしまった。
部屋がない部屋がないっていってるのに、
空間の無駄遣いだよ!!
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