大河ドラマ「真田丸」#40
ふいに信繁のもとに現れた、元宇喜多家家臣の明石。
驚いたことに片桐且元まで来ていた。
方広寺の鐘の件で徳川側に翻弄された片桐は、
大蔵卿局憎さに嘘をついてしまい、
それによって徳川との内通を疑われて
暗殺の危険性も出てきたため、大阪城を離れたのだった。
そして、取次役だった彼がいなくなったことを
徳川側は手切れだとみなし、
徳川と豊臣の戦が始まろうとしているのだという。
みんなにいびられて馬鹿にされ、追い出されたのに、
豊臣のために参陣してくれと信繁に頼みに来た片桐は
本当にいい人であるよ。
でも力のない善人は馬鹿にされるのよね……。
片桐をかばう体で「そんな度胸も知恵もない」と
本人の前で片桐をこき下ろした茶々が
いちばんひどいと思った。
家が危機に陥っていることを理解できていないから、
家臣のヘイトをためるとまずい、ということも
わからないんだな。
力にはなれないと助力を拒んだ信繁だが、
きりに発破をかけられて参陣を決意する。
今まであれこれやってきたけど、
何も成し遂げてない、ということがここで効いてきた。
何の役にも立っていない、何のために生きてきたのか?
というところから、
生きてきた意義をこれから作ろう、という
きれいな流れ。
信繁は、兄の捨てた「幸」の字と、
息子にくじでひかせた「村」の字を組み合わせ、
「幸村」と名乗ることにする。
きりは相変わらず、ずけずけとものを言い、
ずうずうしいのだが、以前ほどムカつかないのは
こちらが慣れたのか、彼女が成長して
分をわきまえてきたからなのか。
ふいに信繁のもとに現れた、元宇喜多家家臣の明石。
驚いたことに片桐且元まで来ていた。
方広寺の鐘の件で徳川側に翻弄された片桐は、
大蔵卿局憎さに嘘をついてしまい、
それによって徳川との内通を疑われて
暗殺の危険性も出てきたため、大阪城を離れたのだった。
そして、取次役だった彼がいなくなったことを
徳川側は手切れだとみなし、
徳川と豊臣の戦が始まろうとしているのだという。
みんなにいびられて馬鹿にされ、追い出されたのに、
豊臣のために参陣してくれと信繁に頼みに来た片桐は
本当にいい人であるよ。
でも力のない善人は馬鹿にされるのよね……。
片桐をかばう体で「そんな度胸も知恵もない」と
本人の前で片桐をこき下ろした茶々が
いちばんひどいと思った。
家が危機に陥っていることを理解できていないから、
家臣のヘイトをためるとまずい、ということも
わからないんだな。
力にはなれないと助力を拒んだ信繁だが、
きりに発破をかけられて参陣を決意する。
今まであれこれやってきたけど、
何も成し遂げてない、ということがここで効いてきた。
何の役にも立っていない、何のために生きてきたのか?
というところから、
生きてきた意義をこれから作ろう、という
きれいな流れ。
信繁は、兄の捨てた「幸」の字と、
息子にくじでひかせた「村」の字を組み合わせ、
「幸村」と名乗ることにする。
きりは相変わらず、ずけずけとものを言い、
ずうずうしいのだが、以前ほどムカつかないのは
こちらが慣れたのか、彼女が成長して
分をわきまえてきたからなのか。