金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

387-388:ゆうきまさみ『新九郎、奔る!(1)・(2)』

2021-09-28 23:20:56 | 21 本の感想
 ゆうきまさみ『新九郎、奔る!1・2』
★★★☆☆3.5

【Amazonの内容紹介】

戦国大名の先駆け、伊勢新九郎の物語!

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康……
かの有名な武将たちが活躍する時代の少し前、
戦乱の世のはじまりを生き抜き、切り開いた男がいた―――
その名を伊勢新九郎。
彼はいかにして戦国大名となったのか。
彼はそもそも何者だったのか。
知られざる伊勢新九郎の生涯を、
まったく新しい解釈で描く意欲作!
「戦国大名のはしり」とも言われる武将を描く、
話題騒然の本格歴史コミック、待望の第1集!!!!! 

********************************

期間限定無料で読む。
北条早雲の話。
ちゃんと最近の説に基づいて、
室町幕府の中枢にいた一族の出身としている。

歴史もので、
「気安く上位の者の名を呼ぶな~!!」
と思うことが非常に多いんだけども
(ひどいのだと帝の諱も呼ぶ)、
「作者が知らずに書いている」場合だけでなく、
「読者の負担を減らすためにあえてそうしている」場合も
あるかもしれないな……と思った。
というのも、この漫画で、「名称」の壁にぶちあたったから……。

カタカナ語を使ったりドライヤー出てきたりするんだけど、
ちゃんとわかっててわざとやっているな、という崩し方。
その証拠に、登場人物同士は、ちゃんと官名で呼び合っている。
そこに好感度大なのだけど、前提知識がないわたしは、
もう、誰が誰やら。
「備中守(さだふじ)殿」
「斯波左兵衛(よしかど)佐殿」
「兵庫助(さだむね)殿」
とルビとして名を入れ、読者に配慮してるんだけど、
その名も覚えられず、このルビのために官名も頭に入ってこない。
一周目は縁戚関係もわからないまま。
もう一回読み直して、ようやく把握できた。

わからないなりに魅力も感じる漫画なので
続きは気になる。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

377-386:最近読んだ漫画

2021-09-28 23:16:25 | 21 本の感想

もう少女漫画は楽しめないのかも……と
最近思っていたが、これは面白かった。
仲間を集めるための旅というファンタジーの王道で 
線の細い美形ばかりだなぁ(武闘派も含め細い)という点は
ひっかかるけれど、ギャグも面白い。
登場人物同士の関係もよし。



原作を毎回ワクワクして読んでいた、
小学生の頃のことを思い出した。
おもしろかったなあ。



かわいいなあ。
本編の1巻、情報の出し方が唐突で
「もっと丁寧にしてほしい」と思ったけれど 
これを描いた後だと、ああなるよな~と納得。



未成熟な女の子に言い寄る教師が気持ち悪い。
女子高生の時に読んでいたらときめいたかもしれないけど、
この歳になると、高校生がいかに幼いかもわかるので、
たとえコメディでも
「在学中に言い寄るなよ、ゴラァ!」
と思ってしまう。


『』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする