今年度より処方箋一般名加算という新点数が導入された。処方箋の投薬を商品名ではなく一般薬品名で記載すると数点もらえるものである。ところが昨日から開始されたこの制度であるが、実際は一般薬品名はすべての薬剤に存在するはずである。ところがこの加算の請求は厚生省が指定したマスター(台帳)の中に一般名が載っている薬品のみに限られるのである。昨日1日目が終わって気がついたが、この台帳の中に一般名が載っている薬剤はあまり多くはないのである。うちのクリニックで出す薬品にたまたま一般名が存在しないだけなのかもしれないが、とんだぬか喜びだった。特定商品名を処方箋にかかさせず安いジェネリック薬品を促進させようとするならもっと違うやり方があるだろうにと思うのだが。