診断書の類は保険診療にはならないため自費となる。したがってこちらで価格を自由に設定できる。大学病院では¥5000くらいであっただろうか? いずれにせよ大学病院で何通診断書や証明書を書いても自分の手元には一銭も入ってこない。さて自分のクリニックでは¥3000に設定している。これを高いととるか安いととるかは人それぞれであろう。自分は今後、自分が負わされるかもしれない社会的なリスクを考慮すれば、まさに破格の値段(出血大サービス)と考える。リスクと天秤にかけたら¥3000もらうよりも診断書を書かないことを選択したいくらいである。とはいえ、細かな治癒証明書も含めるとかなり多くの診断書というものを書かざるをえず、その都度「あぁトラブルになりませんように」と祈っているのだ。開業して4年半になろうとしている。開業してから診断書をめぐって小さなトラブルは3件あった。まあ大事にいたらなかったが、こちらとしては面倒くさいことこの上ない。まさに診断書・証明書なんて患者さんへのサービスでしかない。できれば書きたくはないのだが・・・。