「努力は必ず報われるか?」という設問のアンケート調査があった。結果は「そうとも限らない:54.6%」に対して「報われる:45.5%」という回答が出たようである(Amebaブログネタ・クチコミつながり調べ、回答者数:2321人、2013年4月26日時点)。意外であったのは少なくとも半分近くの人がこの言葉、つまり「努力すれば必ず報われる」と信じているのである。多くの場合、不断の努力を積み重ねても、それが報われずに夢が叶うことはないのである。特に競争社会の中ではその努力しても報われない割合は極めて高率になる。今更この言葉の真偽を追求しても意味はないけれど、少なくとも努力は成功の必要条件ではあるが十分条件ではない。つまり努力しなければ成功はありえないが、その逆の「努力すれば必ず夢が叶う」などということは真にはならない。努力している人の中で成功する人はほんの一握りなのである。