きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

子供と一緒に過せる日

2004-06-09 | 母子家庭だから思うこと
kekeさんの部屋にベッドを置こうという話が出ている。

前々からその要望は出ていたのだが、本棚をどかさないとベッドのスペースが取れない。私一人で本棚を動かすのは大き過ぎてちょっと無理。「本棚を一度空にして二人で動かさないと、ベッドが置けないよね」と言いつつ、だらだらした親子はそのまま半年、1年と過してしまった。

もう親と一緒に布団まで並べるのは我慢ならない!という感じで、kekeさんは通販カタログを眺めていて言った。
「でも、ベッド注文していいのかな?」
「どうして?」
「だって、(僕が)この家に居るのは、あと4年だもん、もったいないよね?」

高校卒業したら、自立して一人で暮らすそうである。
「だったら、その後で私がベッドを使うからいいよ。」と言った。

  あと4年半ちょいか。
  高校卒業か。

何てあっと言う間なのだろう。
二人ぽっきりで生活して6年が過ぎた。残り二人で暮らす時間は、今まで二人で暮して時間より短いのである。

子供が小さい頃はこの時間がずっと続くのだと思ってた。
自分の時間が欲しい、とか、好きな服が買いたい、とか、そんな事ばかり考えていた。
早く子供が大きくなって自由になれたらな、と思っていた。

皮肉なもんだ。
そこそこ手が離れて、料理なんか始めちゃって「最近やっとゆとりが持てたな~」と思った頃には、もう子育ては終息に近づいているのである。
今になると、いろんな事が懐かしい。
一緒にお風呂に入った頃もあった。最初は別の布団に寝ていても、こっちの布団にゴロゴロすり寄ってきた頃もあった。
いろんな時代があった。

そんなことを思い出して、風呂に入りながらうるうるした。

さて、本棚はいつ空になって動かせるのかな?