きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

ゴミはゴミ箱に捨てまSHOW~

2004-06-16 | 日記
横断歩道の信号待ちをしていたら、目の前を一片の紙切れがヒラヒラ流れた。

「なんだなんだ?」と思って1~2m離れた隣を見ると、高校生男子2人が自転車に乗りながら、信号待ちにキャラメルを食べていて、その紙切れを横に捨てていたのだ。それがたまたま私の目の前をヒラヒラ舞っていたのだ。

「なんじゃ~この光景は~」と思って、紙切れの捨て主をギヌロと睨みつけた。
あまりに眼力光線が鋭かったのか、その少年はスミマセンという感じで、ペコリと頭を下げた。
「判ればいいのだ!」と思ったのも束の間、その少年は、今度は逆の方向へキャラメルの紙を投げ捨てた。そして信号が変わると、自転車で行ってしまった。
彼は、私に紙が当たった事は悪いと思ったが、道路にゴミを捨てる事は悪いとは思っていなかったのである。

そう言えば昔、築30年のアパートに住んでいた頃の話だ。
そこの住人の自転車は、道路沿いに面した自転車置き場に置かねばならなかった。もちろん屋根など無い。
近くにコンビニがあり、住人の自転車がおあつらえ向きに通りに面して置かれていたから、どっかの誰かさんの食った後のゴミが、年中私らの自転車のカゴに入っていた。あれはかなり不愉快だった。

まだ知っている人の食べ残しなら処分できるが、どこの馬の骨とも判らない非常識な奴のゴミである。缶コーヒーに至っては、底の方に少し残っていて、垂れ流し状態の時すらあった。
あまりにむかついたので、その缶コーヒーをわざと門の目立つ所に見せしめに置いておいた事もある。(でも、おそらくやった本人は気づいてないだろう、くそ~)
それ以外に私が当時できた事は、「こういう事をする奴にはバチが当たりますように!」と祈る事だけだった。あれから数年、彼らに私からの祈りは届いたのだろうか。

ところで、うちの子供が5人で友達と歩いていて、そのうちの4人までが、先のようにキャラメルのゴミを外に飛ばしていたら、私は自分の子供に「kekeさんだけは、ちゃんとゴミを持って帰って捨てるんですよ」と教える事ができるだろうか。
私は正直、そのように教える自信が無い。
それほど、世の中は何かと怖くなった。「長い物には巻かれろ」とさりげなく伝えたい気持もある。それでは、親としてだらしないだろうか。