きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

クレジットカードは要らない

2004-06-29 | 私の倹約術
これから長い夏休みを前に、kekeさんがビデオ屋さんの会員になりたいそうだ。どうやら、kekeさんが一人で会員手続に行ったものの、「生徒手帳だけではダメですよ」と言われたらしい。

そこで保険証を持って、私も一緒にビデオ屋に行く事にする。
そこで初めて知ったのだが、今ではビデオ屋の会員カードをスムーズに発行してくれるのは運転免許証だけらしい。
てっきり健康保険証でもすぐにカードを発行してくれるものかと思っていたら、健康保険証だけでは住所の確認ができないので、住所確認ができるもの(公共料金の領収書や住民票)が必要との事。

ビデオ屋さんの会員カードも2種類あって、一つはただの会員カード。もう一つはビザだかJCBだかついた借金もできる会員カードのようだ。
当然、普通の会員カードしか作るつもりは無いのだが、ここのパンフレットを見ると、あたかも「JCB付きのカードの方が年会費も掛らず、割り引きもついててお得ですよ」と言わんばかりである。
(実際にこちらがお得と言うような説明も受けた)

あぁ!強引に一緒に付いて来て良かった!!
私がついて来なかったら、この子はクレジットカードを作っているんじゃなかろうか。
(子供だけじゃ未成年だから無理だったのかな?)

しかし、世の中も油断ならないものだ。
まだこの子は中学生ですよ。
中学生がクレジットカードを平気で持ち歩けてしまう世の中って、変じゃないのかなぁ?
周りの大人って、もっとそう言う事に関して危機感を募らせた方がいいのではなかろうか。

もしも、私が子供に伝えられる事が一つだけあるとしたら、それは

「借金してまで買わなければならない物なんて、本当は何も無い」

と言う事だ。それは今の私の生活そのものだ。
お金が有る人は、その範囲内で生活すればいいし、(私のような)貧乏人は政府が最低限の生活は保障してくれるはずだから、借金なんぞこしらえず、最低限の生活をしていればいいのだ。

夢なんて要らない。今日の有り金でそれなりに食べる事は大切な事ではないだろうか。

もちろん、私のような考えの人ばかりでは無いのだろう。
世の中に借金が無くなったら、困ってしまう人も居るのだろう。

しかし子供相手に借金に対するリスクって、周りが教えるべきじゃないだろうか。
それを知ったうえで、大人になってから、考えて敢えて果敢にチャレンジするのが借金の在り方の様な気がする。

クレジットじゃなくて、これは借金だよ、借金。