あるお客から工事代が入る。
それをまず、銀行のつなぎ融資の返済に充てる。一度融資を返済してから、どうしてもお金が必要なんです、と言っても一度同じお金を借りる。そして別の銀行のつなぎ融資の返済をする。(そして返済した実績をつけて、翌日同じお金を借りて、今まで待ってもらっている業者さんに支払うのだ)
上司BRさんから「これ↑を全て一日で実行しよう」と言われた時には、さすがの私も(幾ら何でもこの計画は何処かに無理があるのでは・・・)と案じた。
しかし、今日はその当日だ。入金があれば即資金が移動できるように振込用紙は用意できている。
朝9時半、残高の確認をする。まだお客さんからはお金が入っていないようだ。
営業Aさんから電話が来た。「入金入った?」「いや、まだ無いみたいよ」「じゃ、これからお客さんに確認してみるよ」営業Aさんも気が気ではないようだ。
しばらくして、営業Aさんから電話が来る。
「お客さん、うちに今日支払う事をすっかり忘れてたみたいなんだよ。」
(え!!!早くもつまずいたのか・・・)と思いながら「じゃ!お金はいつですか!」と叫ぶと、「それで俺もどうしても今日じゃないと困るんです、としょうがないから言ったんだよ、そしたらもう一度請求書をFAXしてくれって。」
慌ててFAXを即効送る。
後は祈るような気持で、ちょくちょく残高確認である。
やっと昼過ぎに入金を確認できた。(お客様にも感謝である)
即効チャリで飛び出して、最初の銀行の返済に間に合うように資金を移す。会社にとんぼ帰りして「今、お金を振り込みました、もうすぐ確認できると思います、返済お願いします」と銀行担当者に告げる。
それから、1時間もしないうちにその担当者から連絡が入った。
「今、融資実行して、お金も指定通りに振り込み終わりましたから。」
ありがたい!こんなに早く返済→融資実行してくれたとは!!
もう既に次の銀行への振込用紙をあらかじめ渡したおいたのだ。
そーれ、次の銀行だ。またもや違う銀行に電話をする。
「これから資金が入りますから、それで返済をお願いします。」
どうにかできたではないか!
もちろん、無茶を承知で上司BRさんがあちこちの銀行に頼み込んでここまで根回しをしておいたのであった。
(これで、明日には全ての業者さんに支払いができる!)
そこに一本の電話が上司BRさんに入った。
またこちらは全く別の銀行さんからである。「約束の返済の資金が入っていませんが」・・。そうだ、今日はこの銀行にも返済をしなくてはならなかったのだ。二人とも忘れてはいなかったのだが、こっちの返済に充てるはずの別の工事代が遅れているのだ。(いや厳密には、遅れているのではなくて、私達が早く入るものと勝手に期待し過ぎているのだ、いつもの事だ)明日か明後日には早ければ入る事になっていたのだが。
上司BRさんは「まだ工事代が遅れているから、数日待ってくれないか」と言ったが、どうも話し振りではこの担当者は頷いてはいないようだ。
BRさんは電話を切ると「幾つかの業者さんへの支払いを延ばして、こちらを先に返済しよう」と言った。
またチャリで銀行へ走った。
(それにしても、『一日入金が遅れます』と言われて、どうにか了承してくれる業者さんは健康的だ。うちが朝、あのお客さんから『一日入金が遅れます』と言われたら、泡吹いてしまった、と言うことは、よその普通の会社はもっと資金的に楽なのだろうな、たぶん・・)
お金もうちの会社に入って途端に、キュルキュルこうして左から右へと動かされるのだ。さぞかし疲れることだろう。
私も、今日は疲れた。
それをまず、銀行のつなぎ融資の返済に充てる。一度融資を返済してから、どうしてもお金が必要なんです、と言っても一度同じお金を借りる。そして別の銀行のつなぎ融資の返済をする。(そして返済した実績をつけて、翌日同じお金を借りて、今まで待ってもらっている業者さんに支払うのだ)
上司BRさんから「これ↑を全て一日で実行しよう」と言われた時には、さすがの私も(幾ら何でもこの計画は何処かに無理があるのでは・・・)と案じた。
しかし、今日はその当日だ。入金があれば即資金が移動できるように振込用紙は用意できている。
朝9時半、残高の確認をする。まだお客さんからはお金が入っていないようだ。
営業Aさんから電話が来た。「入金入った?」「いや、まだ無いみたいよ」「じゃ、これからお客さんに確認してみるよ」営業Aさんも気が気ではないようだ。
しばらくして、営業Aさんから電話が来る。
「お客さん、うちに今日支払う事をすっかり忘れてたみたいなんだよ。」
(え!!!早くもつまずいたのか・・・)と思いながら「じゃ!お金はいつですか!」と叫ぶと、「それで俺もどうしても今日じゃないと困るんです、としょうがないから言ったんだよ、そしたらもう一度請求書をFAXしてくれって。」
慌ててFAXを即効送る。
後は祈るような気持で、ちょくちょく残高確認である。
やっと昼過ぎに入金を確認できた。(お客様にも感謝である)
即効チャリで飛び出して、最初の銀行の返済に間に合うように資金を移す。会社にとんぼ帰りして「今、お金を振り込みました、もうすぐ確認できると思います、返済お願いします」と銀行担当者に告げる。
それから、1時間もしないうちにその担当者から連絡が入った。
「今、融資実行して、お金も指定通りに振り込み終わりましたから。」
ありがたい!こんなに早く返済→融資実行してくれたとは!!
もう既に次の銀行への振込用紙をあらかじめ渡したおいたのだ。
そーれ、次の銀行だ。またもや違う銀行に電話をする。
「これから資金が入りますから、それで返済をお願いします。」
どうにかできたではないか!
もちろん、無茶を承知で上司BRさんがあちこちの銀行に頼み込んでここまで根回しをしておいたのであった。
(これで、明日には全ての業者さんに支払いができる!)
そこに一本の電話が上司BRさんに入った。
またこちらは全く別の銀行さんからである。「約束の返済の資金が入っていませんが」・・。そうだ、今日はこの銀行にも返済をしなくてはならなかったのだ。二人とも忘れてはいなかったのだが、こっちの返済に充てるはずの別の工事代が遅れているのだ。(いや厳密には、遅れているのではなくて、私達が早く入るものと勝手に期待し過ぎているのだ、いつもの事だ)明日か明後日には早ければ入る事になっていたのだが。
上司BRさんは「まだ工事代が遅れているから、数日待ってくれないか」と言ったが、どうも話し振りではこの担当者は頷いてはいないようだ。
BRさんは電話を切ると「幾つかの業者さんへの支払いを延ばして、こちらを先に返済しよう」と言った。
またチャリで銀行へ走った。
(それにしても、『一日入金が遅れます』と言われて、どうにか了承してくれる業者さんは健康的だ。うちが朝、あのお客さんから『一日入金が遅れます』と言われたら、泡吹いてしまった、と言うことは、よその普通の会社はもっと資金的に楽なのだろうな、たぶん・・)
お金もうちの会社に入って途端に、キュルキュルこうして左から右へと動かされるのだ。さぞかし疲れることだろう。
私も、今日は疲れた。