きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

初めてのカエルコール

2004-09-29 | 日記
今日は部活の無い日だ。
急いで家に帰って来たのにkekeさんが居ない。その後買い物から帰ってきても、kekeさんが居ない。
「部活も無いのに、一体どこに行ったんだろう?」

7時になった。連絡一つも無くどこをほっつら歩いているんだろう!と思い、携帯にメールを打ってやろうとする。PCの電源を入れると同時に、電話が来た。kekeさんである。

「今、どこに居るの?」
「球場にいるから。メール見た?」
「まだ見てないよ、球場って?」
「神宮。」

・・・・え~~~~~!!じんぐうきゅうじょう??
誰と?どうして?チケットは?夕飯は?お金は?の中から、選んだ質問は、「一緒に居るのは誰?」「いつ帰って来るの?」と「誰か大人が居るの?」だった。

「山田君。」
「野球が終わってから。」(←そりゃそうだ)
「(大人は)居るよ。」とkekeさんは答えた。

山田君って初めて聞く名前だ、何つながりなんだろう?どういう縁で一緒にナイターを見る事になったんだろう?
「そうか、メールを読んでみるよ~^o^」と電話を切った。
そして、メールボックスを開けた。

そこには「今日プロ野球見に行くことになりました。」と書いてあるだけだった。

最近、このような場面が多々あるのだが。
ここでこっちも携帯を持っていたら、ここから「誰と行ったの?」とか、「夕飯は何食べたの?」とか、意思疎通のしようがあるのだが、こっちはPCだから、いちいち電源を入れ直すか、返事が来るまでPC前で待たねばならない。(返事来ない事も多いし)向うは向うで、メールが読まれているかどうかも電話しないと判らない。それでこのまま、しらけて面倒なまま終わる。

kekeさんが携帯を持つようになって「これでメール交換もできて便利よね~」と思ってみたけれど、携帯メールは受け手も携帯じゃないと、用を成さないような気がする。携帯メールはPCと違って長い文章が打ちにくいから、会話を重ねて初めて用を成すものだったのだ。
我が家に携帯がやってきて、半年。やっとこの事実に気がついた。

10時半になって、いよいよ「今どこに居るんだろう?」と思ったが、PCの電源を入れるのが面倒で、またその後来るか判らない返事を待つのも面倒で、(やっぱりいいや)と思った。電話はたぶん電車中マナーモードで繋がらないし(マナーモードだとメールも届いても判らないのだろうか?)、案外、肝心な時に不便だったりするものだ。

11時にやっと駅からカエルコールが掛かってきた。
心配ビームが届いたのだろうか?
初めてのカエルコールに感動した母であった。(もしかしてカエルコールって、今では死語?)