きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

二桁のゼッケン

2004-09-10 | 日記
そう言えば、巻き寿司を作った事がなかった。

スーパーでネギトロ巻きを買うと1人2パックも食べるから高くつく。家で巻けば安く上がるな~と思って、只のネギトロ1パックと見切り品のマグロの刺身を買って帰る。
まきすは前から100均で買っておいた。さぁ、挑戦。

ぐるぐる巻いている所にkekeさんが部活から帰ってきた。
「おぉ~今日はうちで巻いたネギトロ巻きだよ~」と言っても、反応がいまいちだった。だが、それにも気付かずネギトロ巻きをぐるぐる巻いていた。

やがて、kekeさんから、「これ縫って」と言う声がした。
(また~どこ破いたんだよぉ)と思って、にゅっと覗くとゼッケンであった。

「おぉ~~^o^、ゼッケン取れたんだ~」と喜ぶも反応がいまいちだった。
「20番以内に入らなかった・・」とkekeさんは言った。
この前の保護者会で、1年生の最近の成長ぶりが著しく、今ではピッチャーも1年生で1年生が何人も試合に出ている事を聞いていた。

「(仲のいい1年生の)O君にも抜かれた・・
「O君は小学校の時からうまかったからね~お父さんも上手だし・・・私は運動は苦手だからね~なかなか・・・1年生は何人20番以内に入った?」
「1,2,3・・・6人。」
「2年生だけで20人以上いるんだから、それじゃ真ン中辺に入ってるじゃん。良かったよ~今日はたまたまお寿司だし、お祝いしよう。^o^」

こんな慰め方があるのかなぁ~?と思いながら、この程度の言葉しか思いつかない母親であった。「この2ヶ月間、部活が終わってからも友達と練習した事は、いつかきっと役に立つ時が来るよ!」と我が子に言うのも、私のキャラクターだと余りにも白々しいお世辞になるような気がして、口から出なかった。

でも、頑張ってきた事、すごく良かったと思う。
(私もちっとは見習わないとなぁ~)


kekeさんは「このにぎり、経済的なにぎりだね」と食べながら言った。
「あら?ご飯の量多かった?」と言って、食べてみると本当にシャリの味しかしない。この半分位で握るんだったか~!ネギトロ巻きも最後の端っこが上手く切れないのでそのままかぶり付く。

次回に向けて、やたら課題の残る自家製寿司となった。
今度は穴子やツナを巻いてみよ~。