きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

ポーカーフェイス

2006-05-28 | ぶきっちょさんの家事一般
またテフロンのフライパンを買ってしまいました。偶然にも今まで使っていたのと同じものです。
鉄のフライパンも試してみたかったのですが・・今回はついつい慣れている方を買ってしまいました。(すみません)


その時の話。
一番安い500円のフライパンはこれともう一つありました。もう一つはIHヒーターでも使えると言うタイプのフライパンです。一瞬迷って、(でもまぁ、前のと同じでいいか~どうせうち、ガスコンロだし)と思ってこれを手に取ります。

ふと後ろを向くと、ワゴンの見切り品のフライパンを見繕っている爺さんが一人。どれどれと思って見てみると、爺さんは1000円のフライパンを見てます。
そのフライパンが深さがあって、使いやすそう。これだったら、揚げ物もできるわ!普通に買ったら1800円くらいするはず。

ほしいぃ~~!><と思ったけれど、よく考えたらこれで500円のこのフライパンが二個買えるんだった。揚げ物はそれ用の鍋を持ってるし、一度にたくさん揚げ物しないし、やっぱこれでいいや、と思って、1000円のフライパンを爺さんの目の前でワゴンにひょいと戻して、他のものをいろいろ見ながらレジに並んだのでした。

すると、私の次にさっきの爺さんがレジに並びに来たんですよ。(あれ?)と思って振り向くと、爺さんは私が選ばなかった方の500円のフライパンを手にしてるんです。
その時に限って、前の人の会計に時間が掛かって、私と爺さんは並びあったまま、同じ500円の違う種類のフライパン一つを各々手にしているのでした。

(あの爺さん、なんであっちのフライパンにしたんだろ?)
と、思い始めたら、何となくあっちのフライパンにすれば良かったという気持にズンズンなってきて、(そう言えばこのフライパンは寿命が2年あるかどうか、あっちだったら3年持つかも)とか、いろいろな思いが頭を駆け巡るのです。しかもその爺さんはそのスーパーのポイントカードも何気に出していたりしていたものだから(結構やり手?)、ますます私のフライパンの選択は誤っていたかしら?と不安になっていったのでした。

(やっぱ、フライパン取り替えようかな)と思いながら、でもここで取り替えたら、まんまと爺さんにいかにも影響されて真似してって感じだから、こう見えても主婦業10数ン年の私のプライドと言うものもあったりして、やっぱ、これでいいや~!と思った所でレジの順番に。

私はレジ袋は断って、フライパンにシールを貼ってもらい、レシートを持って持ち帰ろうとすると、後ろからあの爺さんの声が。
(???)と思って振り向くと、爺さんは自分が買おうとしているフライパンを指差して、「これはテフロン加工なのか?」どうかをレジの店員に訊いているのです。レジも若い姉さんなので困りながら、フライパンをひっくり返して説明書を読んだりしたらしいも、テフロンと言う言葉がなかったようで、「これは違うかもしれませんね」なんて事を言うと、爺さんはもう一つの方を買う!と言ってフライパンを店員に取替えさせたのでした。

私は自分の買ったフライパンを改めて見ると、そこには『こびりつかないお手入れ簡単なテフロンフライパン』と書いてあったのです。

爺さんも、フライパンを見比べて同じ事を考えていたのか・・・・と思ったら、今日はクスクスおかしくなってしまいました。^^;