そして、私はまた神経を抜いた歯の治療を始めたのですが・・・・。
(前回の通院はここに記述)
先生の話によると、神経を抜いた歯と言うのは二通りの治療法があるそうだ。
一つは元来のやり方。神経を抜いて薬を入れてフタをする。
これだと手作業になるので、奥歯の奥まで菌が取りきれないし治療途中でどうしても唾液が入ってしまって、唾液のバイキンが繁殖してしまい、今の私の膿を持っている二本の歯のようになってしまうらしい。(と言う解釈をしました、説明と違っているかもしれませんが。)
もう一つのやり方は、ワンランク上の方法だ。
治療途中で唾液が歯に入らないようにカバーをする。そして、ちゃんと細菌検査というものをして、細菌が完璧に入ってないことを確かめてからフタをするらしい。
「しかし、この治療は保険適用外なんですよ。」
「一本で幾ら掛かるんですか?」
細菌検査が終わるまでに1本に5回通院。一回に5000円掛かるそうです。(T_T)/~~~
他にも細菌検査のお金とか、その他歯型が云々・・・(もう聞いちゃいない)
「この膿の歯は、このまま放っておくとどの位の年数持つのでしょうか?」
「体調にもよりますが、これはいつ痛んでもおかしく無い歯です。あまり酷くなるといずれ抜くことになります。」
「・・・とりあえず、この歯はワンランク上でお願いします。」
先生は、私のネックになっているのは金銭だと分かると、5本全部この治療にすることはないとか、1本ずつ時間を掛けて費用をならして治療する方法もあるとか、いろいろ言ってくださったのですが、いずれにしても今の生活費からこの治療費を割くことはできないので、大切な貯金をおろさねばならず、そこまでして自分の歯を完璧にする必要があるのかどうか、口を開けながら延々と悩むのでありました。
そして、こんな時に限って(普段はいつ死んでしまってもいいと思ってるハズなのに)、80まで寿命があるとして、あと40年この歯と付き合うことになるんだなぁ~なんて思うのです。
さっそく治療が終わると、私は実家に突撃して、妹に相談したのだ。
「・・・・↑かくかくしかじか・・こう言うわけなの。だから、見積もって全部治すには15万くらい掛かると見たのよ。もし、これが自分だったらどうする?!」
「自分の歯で15万かぁ・・・・」
「そうなんだよね、これがkekeの歯だったら、貯金をはたいてもお願いするんだけどさ。でもまだ私も41。まだ死ぬまで40年くらいある訳でしょ~~」
「よく矯正で60万って聞いたけど、高いよね~歯って。」
「まだ矯正なら分かるよぉ~病気じゃないんだもん。私の場合はさぁ~治さないと、また膿を持ってそのうち痛くなって最悪抜くなんて言われるんだよ、なんでこれで保険が効かないのよ!」
妹はうーんうーんと考えて、
「でも、これ、友達の話だったら、絶対やった方がいいよ~って言うと思うんだよね。」
妹があまりに悩んでいるので、
「この前のじいちゃんの確定申告で戻ってきたお金、二人で山分けできないかね、イヒヒ」
と冗談で言うと、
「そうだ!あのお金使いなよ。」
「え!一人じゃ使えないよ~せめて二人で分けようよ~。」
「いいのいいの、私もじいさんも確定申告するつもりなかったんだから。お姉ちゃんが書類作ってくれたから戻ってきたんだもの。言ってみよう。」
まさか妹がこんな風に思ってくれるとは思いませんでした~(涙)
どうして姉がこんなに金亡者なのに、優しい妹なのでしょうか。
父がウンって言うかどうかは分からないけど、ワンランク上の治療を受けてみようかな。。。
私はこの時、この妹と家族(父や義理弟や姪)のためにも、これからできるだけの事をしなくては、と堅く心に誓ったのでした。(でも、実行はなかなか伴わない)
しかし・・・それより更なる深い悩みをこの時妹は抱えていたのです。
それは長くなるから、また次回に続く。
(前回の通院はここに記述)
先生の話によると、神経を抜いた歯と言うのは二通りの治療法があるそうだ。
一つは元来のやり方。神経を抜いて薬を入れてフタをする。
これだと手作業になるので、奥歯の奥まで菌が取りきれないし治療途中でどうしても唾液が入ってしまって、唾液のバイキンが繁殖してしまい、今の私の膿を持っている二本の歯のようになってしまうらしい。(と言う解釈をしました、説明と違っているかもしれませんが。)
もう一つのやり方は、ワンランク上の方法だ。
治療途中で唾液が歯に入らないようにカバーをする。そして、ちゃんと細菌検査というものをして、細菌が完璧に入ってないことを確かめてからフタをするらしい。
「しかし、この治療は保険適用外なんですよ。」
「一本で幾ら掛かるんですか?」
細菌検査が終わるまでに1本に5回通院。一回に5000円掛かるそうです。(T_T)/~~~
他にも細菌検査のお金とか、その他歯型が云々・・・(もう聞いちゃいない)
「この膿の歯は、このまま放っておくとどの位の年数持つのでしょうか?」
「体調にもよりますが、これはいつ痛んでもおかしく無い歯です。あまり酷くなるといずれ抜くことになります。」
「・・・とりあえず、この歯はワンランク上でお願いします。」
先生は、私のネックになっているのは金銭だと分かると、5本全部この治療にすることはないとか、1本ずつ時間を掛けて費用をならして治療する方法もあるとか、いろいろ言ってくださったのですが、いずれにしても今の生活費からこの治療費を割くことはできないので、大切な貯金をおろさねばならず、そこまでして自分の歯を完璧にする必要があるのかどうか、口を開けながら延々と悩むのでありました。
そして、こんな時に限って(普段はいつ死んでしまってもいいと思ってるハズなのに)、80まで寿命があるとして、あと40年この歯と付き合うことになるんだなぁ~なんて思うのです。
さっそく治療が終わると、私は実家に突撃して、妹に相談したのだ。
「・・・・↑かくかくしかじか・・こう言うわけなの。だから、見積もって全部治すには15万くらい掛かると見たのよ。もし、これが自分だったらどうする?!」
「自分の歯で15万かぁ・・・・」
「そうなんだよね、これがkekeの歯だったら、貯金をはたいてもお願いするんだけどさ。でもまだ私も41。まだ死ぬまで40年くらいある訳でしょ~~」
「よく矯正で60万って聞いたけど、高いよね~歯って。」
「まだ矯正なら分かるよぉ~病気じゃないんだもん。私の場合はさぁ~治さないと、また膿を持ってそのうち痛くなって最悪抜くなんて言われるんだよ、なんでこれで保険が効かないのよ!」
妹はうーんうーんと考えて、
「でも、これ、友達の話だったら、絶対やった方がいいよ~って言うと思うんだよね。」
妹があまりに悩んでいるので、
「この前のじいちゃんの確定申告で戻ってきたお金、二人で山分けできないかね、イヒヒ」
と冗談で言うと、
「そうだ!あのお金使いなよ。」
「え!一人じゃ使えないよ~せめて二人で分けようよ~。」
「いいのいいの、私もじいさんも確定申告するつもりなかったんだから。お姉ちゃんが書類作ってくれたから戻ってきたんだもの。言ってみよう。」
まさか妹がこんな風に思ってくれるとは思いませんでした~(涙)
どうして姉がこんなに金亡者なのに、優しい妹なのでしょうか。
父がウンって言うかどうかは分からないけど、ワンランク上の治療を受けてみようかな。。。
私はこの時、この妹と家族(父や義理弟や姪)のためにも、これからできるだけの事をしなくては、と堅く心に誓ったのでした。(でも、実行はなかなか伴わない)
しかし・・・それより更なる深い悩みをこの時妹は抱えていたのです。
それは長くなるから、また次回に続く。