きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

飲めばウ○コの父

2006-05-16 | 父の記録と母の思い出
また最近妹から電話が来るようになった。

ちょっと目を離している隙に父が夕方、飲みに出歩くそうだ。
父は認知症や糖尿があって、医者から酒を止められている身。それでも「飲めないくらいなら死んだ方がマシ」と言うので、少量なら黙認している状態である。

「夕飯時に家で飲む分なら量も分かるからいいの。でも外だと誰も止める人は居ないでしょ?」
その通り、昨日はぐてんぐてんになって帰ってきたそうである。しかも、こう言う時は必ずパンツにウ○コが漏れているそうである。(食事中の方スミマセン)

「それで脱いでもらって片付けようとしたら、そのままソファーに座って、そこもウ○コがついちゃったんだよ!」
「そんなの洗いたくないよね・・」
「もう何も分からなくなっちゃって、そうなるんなら分かるよ?でも、自分で好き勝手に飲みに行って、コレでしょ?それも何処に行ってくるとも言わないで目を盗んで行くんだよ。。。今日はそれでも床はセーフだったけどね・・・。」

ウ○コの処理も、自分のお腹を傷めて産んだ子ならこそできるものであって、大の大人のウ○コの処理はかなりキツイ。いつだか父が布団から畳からウ○コを漏らしたあの光景を目にした時に愕然とした。呼吸を止めてやっとの思いでシーツをはがして、それは洗うこともできずに捨てた。

ここで私が父の元に行って小言を言うのは簡単であるが、言った所で聞こえないフリか、しょぼくれてその場の空気だけが気まずくなるも、父は翌日からまた同じ行動を繰り返すのは自明であるからにして、もはやそれは意味が無い。この行動を止めるには誰かが片時も離れず監視するか二度と金を持たせない、鎖にでも繋ぐ以外には無いと思われる。妹だって子供達の習い事、買い物、町内会の係りの仕事もある。じいさん一人を年中監視する訳にはいかない。

「それで二言目には『そんなに迷惑掛けるなら施設に入る』だよ?」(この”周りに迷惑を掛けるから”とカッコつけている辺りが腹が立つそうだ、だったら迷惑掛けないように酒を慎めと)
半ば諦め、酒で寿命を縮ませようが事故に遭ってあの世に行っても仕方ないと割り切るか。(たぶん父の一番の望みはコレ)
妹の事を考えると、「そんなに言うなら施設をそろそろ考えてみてもいいんじゃない?」と言いたいのだが、それはあまりに他人事、「できる所まで自分で面倒をみたい」と言ってた気持に水を差すような。

この状態でも介護1なのだから、これ以上進んだらどうなるんだろう。。。
今日はあとで実家に寄ってこよう。。。。


【写真】昨日ホットケーキを焼こうとしたら、黄身が二つの卵!
    ちょっと得した気分でしたよ。v^o^v