きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

携帯、携帯

2009-08-05 | 息子keke
kekeと携帯ショップに行った。
最近の携帯の機種が高すぎて、驚きモモの木さんしょうの木である。

5万だか6万だか、それを2年かけて分割で払えと言う。

実際には払えとは言っていない。契約して基本料金パックを払っている間はその分の金額を割り引いてくれるらしい。
見たっつらは何事もなく、ただ携帯代を月々払えばいいように見える。
が、そこに落とし穴がある。

途中で解約したくても、その5万6万の機種料金は払って返さねばならないのである。
基本通話料を払わない時はその月々の機種料金の割引がきかない。
残りの月々の機種料金+解約手数料(1万程度)を考えると、解約するよりは2年間ぐらいなら使っちゃおうか、と言うことになる。
事実上、2年間解約しないのが前提なら、プリペイドと基本的には変わらない。

(ある携帯サービスの基本料金)約3,900×24か月=93,600
最初に93,600円を支払って、2年間のお約束携帯と考える。

これを高いと思うか、安いと思うか。

私は現実を知って、えぇ~~~・・・って感じになった。
車と同じで、どうしても仕事上携帯がなくてはならない人はいるだろう。
でも、老若男女誰しもが無くてはならないような代物なのだろうか。

たしかにないと不便なことはある。
例えば、人との待ち合わせ。
公衆電話がみつからなければ、連絡が取れない。
先方からは私には連絡できない。
相手に迷惑がかかる。

携帯メールをPCに送ってもらう。
たまに絵文字で単語を伝える場合がある。
そう言う絵文字メールが、私は実は読めない。
「PCで読むので、すみませんが絵文字は入れないでください。」
ハッキリそう言えない事情がある。
携帯を持ってない方が「おかしい人」だからである。

こうやって、小さく小さく、不便あるいは人に迷惑をかけているのは分かっているのだが、果たしてそのためだけに今の私が9万も払って2年間携帯を契約しなくてはならないのか。

私はkekeに持つな、と言うつもりはない。
そこん所を考えろ、と言いたいのだ。
それでも「コレコレこう言う理由で自分は必要です。それだけお金をかけるメリットがあります。」と言ってほしいのだ。

それが分からない。
携帯料金が家計を脅かすことは分かっている。
だから、ためらいもある。
私の「考えろ」と言う言葉が脅しの様に聞こえるらしい。
 
それでまたギャーギャー怒りだす。

「まぁいいか。本当に必要なければ機種だけ買い取って解約金を払えばいいんだからな。」と私は言った。
「そんな金があるなら、友達と同じ携帯がほしい。」とまた怒りだす。

そうじゃない。
そう言うことじゃない。

やっぱり分かってない。

大学だってそうだ。
そんなに金がないなら中退すると言う。

そうじゃない。金はある。
少ないながらも金はある。
だけど、よその人と同じ使い方をしていたら、我が家は破たんする。
それだけの価値があるかを稟議しなくてはいけない。
それはどこの企業だって組織だって同じことだ。
家庭だって同じことなんだ。
私はそれだけの金を掛ける意味があると思った。
どうしてそれが分からないのだ。

あれから、kekeとは口をきいていない。

私はこの家の主だ。
文句があるなら、ここを出て行くしかないだろう。

奮起もせず、文句ばかり言う。
それが腹立たしい。

そして、自分の車レンタルはどうなんだろう、とまた悩む。
子供と携帯でケンカしながら、これでいいのだろうか。