私は夏休みの一日を利用して銀行に行く事にした。
普段の休みは日曜しかないので、こう言う特別で、おっとっときの時でもないと銀行窓口での手続きは一っつも取れない!と言う事を最初に強く書いておきたいと思う。
何の手続きを取るかと言うと、このたび我が家はひとり親家庭ではなくなり、児童扶養手当も終わり、したがってマル優も解除しなければいけないと思ったのである。
貰える物はキッチリ貰うが、もう権利が無くなったものに関しては正直に手続きをして、これからはわずかな貯金の中からも税金をキッチリ払って行こうと思ったのだ。
窓口に行くと、マル優でなくなるなら預金を一度解約して、定期を作り直してくれ(利率も今の利率に下がるけど)と言われたので、その通り正直に書類を書いた。
すると窓口のプロみたいなオバサンが後ろで何やらいろいろ調べ始めて若い窓口のネエちゃんに耳打ちをし、、「やっぱりマル優を解除するだけで、今の利率のまま預金は継続できます」と言われたので、またその通り書類を書いた。
そして、しばらくすると、若い窓口のネエちゃんが「やっぱり定期は解約して作り直すようです。スミマセン。」と言われたので、やっぱり新しい通帳で作ってもらう。キッチリ通帳の数字を確認して、これはkekeのこれからの学費にあてるのだ、と心して銀行を後にした。
「貯金をした!」と言うだけで、私はお金持ちの気分を味わうことにした。
いつも行かないような平日昼間のデパートに押し入り、目の保養にブランドものの洋服を鏡にあててみた。ちょっと若向きだな・・と思うが、隣では50代の女性も平気でこの店に入っている。
「いいなぁ、きっと旦那さんが稼いでいて、昼間からこんなリッチにブランド物の服を見れるのだ」と流し目で、彼女の服装をチェックした。・・・(が、ブランド物の服を知らない私が見ても何も分かるはずもない。)
へへん、私のカバンの中にある貯金通帳をおろせば、ここの服の1着や2着も買えるんだよん♪と思いながら、私は他の服も手に取って鏡に向って当ててみる。
が、決して買うことはない。
買おうと思えば買えるけど、買わないんだよん♪
kekeの学費にするんだよん♪
それから余裕があったらドライブ練習もしたいんだよん♪
高価な服なんてどうでもいいんだよん♪
と思いながら、店を後にする。
(kekeのお古のビーチサンダルと、かがったジーンズのせいか、店員から声を掛けられることもない。)
ハッハッハッハ!ざまーみろ!・・・・←それでも勝利のおたけび
そして家に帰ると、何故かさきほどの銀行から電話があり、
「どうしてマル優を解約したのか理由を聞かせてほしい」と言うので、「子供が18になってひとり親家庭じゃなくなったからだ。」と答えると、その(証明となる)必要書類を持ってきてくれ、と言う。
私は、はぁあ?と思い、「今日は特別で普段は日曜しか休みがないんです。また来いと言われても簡単に行けるもんじゃないですよ。」と答えると、「これから窓口も閉まってしまうけど、特別に来店できるようにします」と言うので、「来いと平気で言うけど、またそこに行くには交通費だって掛かるんですよ。だいたいこれからマル優にするんじゃなくて、解除して税金をちゃんと払いますって言うんだから、いいじゃないですか、理由は【普通に税金を払いたいから】で。」と言う。
すると、「お子さんはハタチになられたんですよね?」と言うので「ハタチじゃなくて18ですよ。」と言うと、「18で社会人になられて権利がなくなったんですね?」と言うので、「18だけど学生ですが。」と答える。
すると「学生ならまだマル優が使えるのではないか、生年月日を教えろ」みたいな事を言うので、何をコイツら馬鹿なこと言ってるんだ、と思いだんだん頭もヒートアップする。
「子供の個人情報を何に使うんですか。これは私個人の預金でしょう!」
すると、上の人間と相談すると言うので待っていると、「それではこのまま受理しますが、中央本部から必要書類がある旨の通知が来たら、郵送で送ってください」と言うので、ヘイヘイと思って電話を切る。
そして、借りてきたサザンのアルバムでも聴いていると、またしばらくして電話が鳴る。
ナンバーディスプレイはまたさっきの銀行である。
今度はなんだよ、と思って出ると、「お子さんは定期の更新の6月より前に18になられましたか?」と言うので、「そうですよ」と答えると、それなら6月からはマル優の適用がなくなるので、さっき渡した現金の利息のうち税金分を返してくれ、と言う。
「私は今からお金を返しにそちらに行くんですか。」
「先ほどおっしゃられてた交通費の件ですけど・・・」
「明日の6時ぐらいでよければ、自転車でそこを通りますからそれではダメですかね。今日はもう電動チャリの電池があんまりないんです。」
また彼女は上司に相談すると、それで良いということになったようだ。
昨日の見切りパンオヤジを思い出し、自分もひょっとしたら嫌がらせクレーマーかもしれないと胸に手を当ててみる。。。。。。
私が面白くないのは、ここの銀行が昔から、やたら待ち時間が長いのである。
つまり客1人に対する時間が長いのである。
待ち時間が長い割りに、キッチリしてないと言うか、分かってないと言うか。何度も何度もやり直して、帰ってきてからまた呼び戻される。これは上の人間がマル優制度と言うものに対して勉強不足だと言うほかない。
それから、一番面白くないのは、客相手なのに平日の昼間しかやっていないあの銀行ならではの常識。
(しかも振り込みは2時ぐらいで閉まっちまう、振込料もやったら高いし。)
それから、資金に行き詰れば税金から賄われて、社員も平気でいつでもどこでもボーナスをもらって当たり前というあのギョーカイの態度。
こっちは土曜すら休みではなく、ボーナスなんてもらってませんわ。
有休も残業手当もあるのは就業規則の中だけ。
倒産も経験済み、も一度そうなったら職安からやり直し。
この違い。それでいて、仕事がいい加減。
それが私をムクムク怒らせるのである。
何回も電話をしてきた、若いネェちゃんは「すみません、すみません」を連呼する。
アナタに怒っている訳ではないですよ、と私は言った。
(若いネエちゃんに何度も謝らせるけど、根本的に間違っていたのは耳打ちしてる上司の方だろが。)
そもそもお子さんの誕生日じゃなくて、ひとり親家庭の権利がなくなるのは年度末の3月なのだ。
それすら最後の最後まで彼らは分かっていない。
面倒くさいから、こっちも説明しないけど。
天下の銀行にお勤めの方々には、底辺で暮らす母子家庭のことなんざぁ、分かりはしないでしょうから。
普段の休みは日曜しかないので、こう言う特別で、おっとっときの時でもないと銀行窓口での手続きは一っつも取れない!と言う事を最初に強く書いておきたいと思う。
何の手続きを取るかと言うと、このたび我が家はひとり親家庭ではなくなり、児童扶養手当も終わり、したがってマル優も解除しなければいけないと思ったのである。
貰える物はキッチリ貰うが、もう権利が無くなったものに関しては正直に手続きをして、これからはわずかな貯金の中からも税金をキッチリ払って行こうと思ったのだ。
窓口に行くと、マル優でなくなるなら預金を一度解約して、定期を作り直してくれ(利率も今の利率に下がるけど)と言われたので、その通り正直に書類を書いた。
すると窓口のプロみたいなオバサンが後ろで何やらいろいろ調べ始めて若い窓口のネエちゃんに耳打ちをし、、「やっぱりマル優を解除するだけで、今の利率のまま預金は継続できます」と言われたので、またその通り書類を書いた。
そして、しばらくすると、若い窓口のネエちゃんが「やっぱり定期は解約して作り直すようです。スミマセン。」と言われたので、やっぱり新しい通帳で作ってもらう。キッチリ通帳の数字を確認して、これはkekeのこれからの学費にあてるのだ、と心して銀行を後にした。
「貯金をした!」と言うだけで、私はお金持ちの気分を味わうことにした。
いつも行かないような平日昼間のデパートに押し入り、目の保養にブランドものの洋服を鏡にあててみた。ちょっと若向きだな・・と思うが、隣では50代の女性も平気でこの店に入っている。
「いいなぁ、きっと旦那さんが稼いでいて、昼間からこんなリッチにブランド物の服を見れるのだ」と流し目で、彼女の服装をチェックした。・・・(が、ブランド物の服を知らない私が見ても何も分かるはずもない。)
へへん、私のカバンの中にある貯金通帳をおろせば、ここの服の1着や2着も買えるんだよん♪と思いながら、私は他の服も手に取って鏡に向って当ててみる。
が、決して買うことはない。
買おうと思えば買えるけど、買わないんだよん♪
kekeの学費にするんだよん♪
それから余裕があったらドライブ練習もしたいんだよん♪
高価な服なんてどうでもいいんだよん♪
と思いながら、店を後にする。
(kekeのお古のビーチサンダルと、かがったジーンズのせいか、店員から声を掛けられることもない。)
ハッハッハッハ!ざまーみろ!・・・・←それでも勝利のおたけび
そして家に帰ると、何故かさきほどの銀行から電話があり、
「どうしてマル優を解約したのか理由を聞かせてほしい」と言うので、「子供が18になってひとり親家庭じゃなくなったからだ。」と答えると、その(証明となる)必要書類を持ってきてくれ、と言う。
私は、はぁあ?と思い、「今日は特別で普段は日曜しか休みがないんです。また来いと言われても簡単に行けるもんじゃないですよ。」と答えると、「これから窓口も閉まってしまうけど、特別に来店できるようにします」と言うので、「来いと平気で言うけど、またそこに行くには交通費だって掛かるんですよ。だいたいこれからマル優にするんじゃなくて、解除して税金をちゃんと払いますって言うんだから、いいじゃないですか、理由は【普通に税金を払いたいから】で。」と言う。
すると、「お子さんはハタチになられたんですよね?」と言うので「ハタチじゃなくて18ですよ。」と言うと、「18で社会人になられて権利がなくなったんですね?」と言うので、「18だけど学生ですが。」と答える。
すると「学生ならまだマル優が使えるのではないか、生年月日を教えろ」みたいな事を言うので、何をコイツら馬鹿なこと言ってるんだ、と思いだんだん頭もヒートアップする。
「子供の個人情報を何に使うんですか。これは私個人の預金でしょう!」
すると、上の人間と相談すると言うので待っていると、「それではこのまま受理しますが、中央本部から必要書類がある旨の通知が来たら、郵送で送ってください」と言うので、ヘイヘイと思って電話を切る。
そして、借りてきたサザンのアルバムでも聴いていると、またしばらくして電話が鳴る。
ナンバーディスプレイはまたさっきの銀行である。
今度はなんだよ、と思って出ると、「お子さんは定期の更新の6月より前に18になられましたか?」と言うので、「そうですよ」と答えると、それなら6月からはマル優の適用がなくなるので、さっき渡した現金の利息のうち税金分を返してくれ、と言う。
「私は今からお金を返しにそちらに行くんですか。」
「先ほどおっしゃられてた交通費の件ですけど・・・」
「明日の6時ぐらいでよければ、自転車でそこを通りますからそれではダメですかね。今日はもう電動チャリの電池があんまりないんです。」
また彼女は上司に相談すると、それで良いということになったようだ。
昨日の見切りパンオヤジを思い出し、自分もひょっとしたら嫌がらせクレーマーかもしれないと胸に手を当ててみる。。。。。。
私が面白くないのは、ここの銀行が昔から、やたら待ち時間が長いのである。
つまり客1人に対する時間が長いのである。
待ち時間が長い割りに、キッチリしてないと言うか、分かってないと言うか。何度も何度もやり直して、帰ってきてからまた呼び戻される。これは上の人間がマル優制度と言うものに対して勉強不足だと言うほかない。
それから、一番面白くないのは、客相手なのに平日の昼間しかやっていないあの銀行ならではの常識。
(しかも振り込みは2時ぐらいで閉まっちまう、振込料もやったら高いし。)
それから、資金に行き詰れば税金から賄われて、社員も平気でいつでもどこでもボーナスをもらって当たり前というあのギョーカイの態度。
こっちは土曜すら休みではなく、ボーナスなんてもらってませんわ。
有休も残業手当もあるのは就業規則の中だけ。
倒産も経験済み、も一度そうなったら職安からやり直し。
この違い。それでいて、仕事がいい加減。
それが私をムクムク怒らせるのである。
何回も電話をしてきた、若いネェちゃんは「すみません、すみません」を連呼する。
アナタに怒っている訳ではないですよ、と私は言った。
(若いネエちゃんに何度も謝らせるけど、根本的に間違っていたのは耳打ちしてる上司の方だろが。)
そもそもお子さんの誕生日じゃなくて、ひとり親家庭の権利がなくなるのは年度末の3月なのだ。
それすら最後の最後まで彼らは分かっていない。
面倒くさいから、こっちも説明しないけど。
天下の銀行にお勤めの方々には、底辺で暮らす母子家庭のことなんざぁ、分かりはしないでしょうから。