昨日は帰りが遅くなってしまった。
昼間はあんなにヒマだったのに、夕方になったらバタバタみんなが帰ってきて、秀クンにFAXを頼まれたり社長に図面を焼いてくれ(明日でもいいけど)とか言われて、「明日」は夏休みを取る予定だったので、仕方なく残って仕事をした。
そんなこんなで帰りも遅くなってしまい、スーパーの見切り商品をみつくろってご飯にしようと思って行った。
8時近かったので、惣菜系が半額になっているのでうれしかった。
お好み焼きとチャーハン、サラダと揚げ物をカゴに入れて、サーモンも半額だったので喜んでカゴに入れた。
すると、どこかで見たオジサンが店長に大声で文句をたれていた。
どこかで見たオヤジだと思ったら、4年前にここで見切りパン荒らしをしていた中年男性である。あれからも幾たびかこのスーパーで見かけているので、たぶんここの常連客だろう。
「この夏の暑い日にお宅はどうなってるんだ」みたいな言い方をしていた。それにしてもあんなに周りが振り返るほど大声で言わなくても、もう少し丁寧に静かに言えないものか。自分だって、見切りパンを指で押しながら買い物をしていたくせに。。。。
この男は周りの常連に気づかずに、ただ店長相手に文句を言っているつもりだろうが、こうして見ている者は見ているのである。「あーあ、パンを指で凹ませながら買っていたオヤジが今度はクレーマーになってるよ」とブログに書かれてしまうのである。
あのパンの買い方と言い、このクレームのつけ方と言い、奥さんは居ないであろう。
単身者の男の買い物と言う気がする。
(私も単身者の女の買い物を毎日しているのだが。)
他人に文句を言うクレーマーと言うのは、大抵、心に淋しい穴が開いているものだと思う。
他に考える事がないから、その事ばかりを考え、揚げ足を取り、上から目線を楽しんで(本人は真剣に怒っているつもりなのだろうが)いるのである。
そして、私が世間全てに文句を言いながら、戦いながら、kekeを養ってきた日々を思い出した。あれも社会に対して、会社に対して、男に対して、口には出せない隠れクレーマーだったかもしれない。
この前車で聞いてたラジオを思い出した。
母親ライオンは子供に狩りを教えて、ある日子供にテストを試みる。
そのテストに合格する(一人前の獲物が捕まえられる)時、母は子供と別れるのだと言う。
獣だったら、もうその時期になっている。
しかし人間社会では親が理由もなく子供から去ることもどうかと思われ、子供も1人立ちするにはいかんせん金が掛かるのである。
金さえあれば、とっくにkekeはここを離れて間違いなく一人で暮らしている。
そして私は昔ほど家にも子にも執着しておらず、来週はどこに旅するかを考えているのである。
もう遺伝子は去っていく母親ライオンのごとく、自分だけの場所にまっしぐらに突き進んでいる。
それをジャマするものは何もない。
カゴに幾つも入った半額商品を買って、家に帰った。
kekeに遅かったから半額がたくさんあったよ、と言って、ドカドカ並べた。
「買いすぎなんじゃ・・・」
その通りで食べきれなかった。
家にはご飯もあったし、チャーハンとサーモンは余計だった。
サラダは翌日、会社の冷蔵庫に入れて昼食に食べた。
半額だからと倍の分量買えば結局同じなのだと、この時気がついた。
私は見切りパンを指でたしかめながら、ドカドカ買い物かごに入れていたオヤジを思い出した。
てっきり大家族とか、その日に限って孫が遊びに来てるとか、想像していたけれど、あのオヤジは見切りパンを冷凍庫にまとめて入れて、毎日1個ずつ温めながら食べているのかもしれない。
彼ならそこまでするかもな、と私は思う。
私は1人になったら、そこまでするだろう。
そして金を浮かせて、自分の楽しみに没頭したい。
それが何なのかはまだ見つかっていない。
車は一つの候補である。
それからゲームなんてのも良いと思う。
カラオケも捨てたわけではない。
服をそろえるのも精神的にも良いように思う。
空を見る!
海を見る!
写真も一歩入り込めれば良いと思う。
1人ぼっちのクレーマーから逃れるためには、何かを探していくことだ。
探しているだけでもいい。
何かに向っていきたい。
昼間はあんなにヒマだったのに、夕方になったらバタバタみんなが帰ってきて、秀クンにFAXを頼まれたり社長に図面を焼いてくれ(明日でもいいけど)とか言われて、「明日」は夏休みを取る予定だったので、仕方なく残って仕事をした。
そんなこんなで帰りも遅くなってしまい、スーパーの見切り商品をみつくろってご飯にしようと思って行った。
8時近かったので、惣菜系が半額になっているのでうれしかった。
お好み焼きとチャーハン、サラダと揚げ物をカゴに入れて、サーモンも半額だったので喜んでカゴに入れた。
すると、どこかで見たオジサンが店長に大声で文句をたれていた。
どこかで見たオヤジだと思ったら、4年前にここで見切りパン荒らしをしていた中年男性である。あれからも幾たびかこのスーパーで見かけているので、たぶんここの常連客だろう。
「この夏の暑い日にお宅はどうなってるんだ」みたいな言い方をしていた。それにしてもあんなに周りが振り返るほど大声で言わなくても、もう少し丁寧に静かに言えないものか。自分だって、見切りパンを指で押しながら買い物をしていたくせに。。。。
この男は周りの常連に気づかずに、ただ店長相手に文句を言っているつもりだろうが、こうして見ている者は見ているのである。「あーあ、パンを指で凹ませながら買っていたオヤジが今度はクレーマーになってるよ」とブログに書かれてしまうのである。
あのパンの買い方と言い、このクレームのつけ方と言い、奥さんは居ないであろう。
単身者の男の買い物と言う気がする。
(私も単身者の女の買い物を毎日しているのだが。)
他人に文句を言うクレーマーと言うのは、大抵、心に淋しい穴が開いているものだと思う。
他に考える事がないから、その事ばかりを考え、揚げ足を取り、上から目線を楽しんで(本人は真剣に怒っているつもりなのだろうが)いるのである。
そして、私が世間全てに文句を言いながら、戦いながら、kekeを養ってきた日々を思い出した。あれも社会に対して、会社に対して、男に対して、口には出せない隠れクレーマーだったかもしれない。
この前車で聞いてたラジオを思い出した。
母親ライオンは子供に狩りを教えて、ある日子供にテストを試みる。
そのテストに合格する(一人前の獲物が捕まえられる)時、母は子供と別れるのだと言う。
獣だったら、もうその時期になっている。
しかし人間社会では親が理由もなく子供から去ることもどうかと思われ、子供も1人立ちするにはいかんせん金が掛かるのである。
金さえあれば、とっくにkekeはここを離れて間違いなく一人で暮らしている。
そして私は昔ほど家にも子にも執着しておらず、来週はどこに旅するかを考えているのである。
もう遺伝子は去っていく母親ライオンのごとく、自分だけの場所にまっしぐらに突き進んでいる。
それをジャマするものは何もない。
カゴに幾つも入った半額商品を買って、家に帰った。
kekeに遅かったから半額がたくさんあったよ、と言って、ドカドカ並べた。
「買いすぎなんじゃ・・・」
その通りで食べきれなかった。
家にはご飯もあったし、チャーハンとサーモンは余計だった。
サラダは翌日、会社の冷蔵庫に入れて昼食に食べた。
半額だからと倍の分量買えば結局同じなのだと、この時気がついた。
私は見切りパンを指でたしかめながら、ドカドカ買い物かごに入れていたオヤジを思い出した。
てっきり大家族とか、その日に限って孫が遊びに来てるとか、想像していたけれど、あのオヤジは見切りパンを冷凍庫にまとめて入れて、毎日1個ずつ温めながら食べているのかもしれない。
彼ならそこまでするかもな、と私は思う。
私は1人になったら、そこまでするだろう。
そして金を浮かせて、自分の楽しみに没頭したい。
それが何なのかはまだ見つかっていない。
車は一つの候補である。
それからゲームなんてのも良いと思う。
カラオケも捨てたわけではない。
服をそろえるのも精神的にも良いように思う。
空を見る!
海を見る!
写真も一歩入り込めれば良いと思う。
1人ぼっちのクレーマーから逃れるためには、何かを探していくことだ。
探しているだけでもいい。
何かに向っていきたい。