きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

水槽の新しい魚たち

2013-09-13 | 今の会社
会社にある熱帯魚の水槽は、お盆休みからまた魚が減ってしまった。
2匹居たグラスキャットは1匹になって、5匹居たネオンテトラは1匹になってしまった。
それからちょっと大きい名の知らぬ魚が2~3匹居て、おとなしくモグモグエサを食べていた。

水槽の空気出しポンプみたいなのが壊れて先っぽがはずれてしまい、水の底に落ちている。
ZENさんに言うと「欠けた所にまたはめこめばいい」と言うので、そのたびに無理にはめこんで空気を送りだすようにしているのだが、しばらくすると水圧でやはりはずれてしまい、私はそれをトングで拾い上げてはポンプに差し込む、また気がつくとトングで拾い上げてはめこむ、また翌日もトングで・・・というようなことを、ほぼ毎日繰り返していた。

朝一番にライトをつけると、ご飯だご飯だと魚たちは寄って来るが、最近はまずトングが上から下がって来る。それをよけて、ポンプがはめこまれて、私がフーッと一息ついて手を洗ってからが初めてエサの時間なのだった。


数日前にやっとZENさんが魚を買ってくれた。
今までは暑さで車で運んでいるうちに死ぬだろうと言っていたのだ。

ネオンテトラは20匹ぐらい放たれ、あと底に沈んだエサを食べてくれるコリドラスも入った。
コリドラスは黒い模様と、赤い模様のがいる。


ネオンテトラで1匹だけ目立って大きいのが、今までここで生き残った1匹である。
比べると3倍ぐらい大きい。
まるでお母さんテトラのようだ。

最初こそテトラはエサが分からなかったのか遠慮していたが、最近は水面まで浮かんでくるようになった。
お母さんテトラの他、細い小さくて今にも消えてしまいそうなテトラ。
それからまあまあ元気に育ちそうな健康テトラ。

偶然に目の前に落ちてくるエサをパクッと食べる。

魚たちはケンカをしない。
時に1つの大きなかけらが落ちてきて、それを2匹で同時に食いつくこともある。
食べようとした瞬間、エサが流され、他の魚に食べられてしまうこともある。

そんな時でも恨むことも無く、すぐに忘れて次のエサを追いかける。
なんて、潔いのだろう。

おおかた、エサが食べるのが下手くそな魚はやせており、先に命が枯れてしまうのはそういう細い魚なのである。
よく見るとエサを食べるのに積極的だったり上手な魚の種類があり、さらに良く見ると同じ種類でも、下手な奴と上手な奴がいるのである。消極的なのと積極的なのがいるのである。
欲も執着もないので、人間のように争わない。
誰と比べることものなく、あるがままに自分の命を全うしていくのだ。


私は久保田早紀の「ねがい」と言う歌を思い出した。
ベストアルバムを借りて特に気に行った1曲である。

  あすを願い 信じるから
  鳥は飛び立ち 愛し合える
  ただのびやかに 生きて死んで
  悔いない いのちがほしい